メトロイドヴァニア系ファンタジーアクション「Faeland」のクラウドファンディングキャンペーンが開始

　TaleGamesが5年にわたって開発を続けてきた2Dアクションゲーム「Faeland」のクラウドファンディングキャンペーンがKickstarterでスタートした。
　現時点ではPCとMac向けに2019年末のリリース予定となっており，PlayStation 4，Nintendo Switch，Xbox Oneへの移植がストレッチゴールとして用意されている。

先日開催されたGDC 2018に参加し，大きな注目を集めていたカルロス・ゴンザレス氏

　TaleGamesは，キューバ在住のカルロス・ゴンザレス（Carlos Gonzales）氏が中心になっており，Faelandの開発ではゴンザレス氏が2013年からプログラミング，デザイン，ピクセルアートを1人で担当してきた。
　同作は2016年頃から国外にも存在が知られるようになり，スクウェア・エニックスのインディーズ支援プログラム「Square-Enix Collective」に参加。ゴンザレス氏があまり詳しくないオーディオ面での強力なサポートを得て，一気にリリースへの道を歩み始めた。

　「Faeland」の舞台となるのは，強大な力を持つ王のもとで平和を謳歌してきたファンタジー世界。突如として出現したモンスターたちに自分の村を焼かれた若者・サムが，異変の原因を確かめようと旅に出るというストーリーになっている。

　どこか懐かしいドットグラフィックスを採用した，サイドスクロール型のアクションゲームである本作は，「メトロイド」や「悪魔城ドラキュラ」（キャッスルヴァニア）風の，欧米で「メトロイドヴァニア」と呼ばれるジャンルの作品だ。


　町から町への道中でモンスターとのバトルを繰り広げるだけでなく，自分の攻撃スタイルに合わせて武器を入手したり，新しいスキルを学んだり，パズルを解いたりと，RPG的な要素も取り入れられているようだ。

　Kickstarterでの出資プランは1ドルから2000ドルまでと幅広いが，10ドル以上なら，ベータ版と製品版が入手できるようなので，ムービーやスクリーンショットに興味を引かれた人は，バッカーになるのを考えてもいいのではないだろうか。

「Faeland」公式サイト