連載
噛みついて仲間を増やせ! iOS向け陣取りシミュレーションゲーム「バイターズ!」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1207回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,最大4人のマルチプレイが可能な陣取りシミュレーションゲーム「バイターズ!」(iOS / Android)を紹介する。
「バイターズ!」ダウンロードページ
本作では,ヘックス(六角形)で区切られたフィールドにキャラを配置していき,マップがキャラで埋め尽くされた時点でもっとも多くのキャラを配置している種族が勝利する。
ポイントは,自分のキャラを動かすことで“隣接した別種族”を自種族に変えられるほか,移動する前のマスに同種族のキャラを配置できることだ。ジャンプ(1マス飛ばして移動させること)も可能となっているが,この場合は移動する前のマスにキャラが配置されないので注意しよう。
また,同じキャラで5体の敵を自種族に変えると「ヒーロー」にグレードアップできる。ヒーローは「敵キャラに隣接されても変化しない」「通常よりも1マス多くジャンプできる」「ジャンプしても移動前のマスにキャラを配置できる」といった性質に加えて,種族ごとに特殊能力が備わっている。
種族ごとの特殊能力は,一定数の敵キャラを変化させることで使用できるようになる。頻繁に使うことができる能力ではないが,どの特殊能力も戦況を大きく変化させる可能性を秘めているので,使うタイミングはとても重要だ。
本作にはさまざまなマップが用意されており,特殊なギミックが設置されているマップもある。特殊能力が次のターンすぐに使えるようになる「チャージャー」や,取得したキャラをヒーローへ進化させる「黒い破片」,次の自分のターンまで敵に隣接されてもチェンジしない「シールド」など,その種類はさまざまだ。
最大で4種族が入り乱れ,強いプレイヤーを集中攻撃したり,中立を貫いて漁夫の利を狙ったりするなど,かなりハイレベルな頭脳戦が期待できる本作。操作も非常にシンプルで,覚えることもあまり多くないのは嬉しいポイントだ。将棋やチェスなど対戦型ボードゲームが好きな人は間違いなくハマる作品なので,気になった人はさっそく遊んでみてほしい。
著者紹介:飛鳥
おもにゲーム系で活動するフリーライター。基本的に気になったゲームは大体なんでもやる雑食系。好きなゲームジャンルは音楽シミュレーションゲームとアクションゲーム。アニメ,ゲーム,声優好きで美少女とイケメンがいれば生きていけると思っている。
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