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「フライデー・ザ・13th:ザ・ゲーム 日本語版」に登場する8作品の殺人鬼“ジェイソン”を一挙紹介
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印刷2018/08/02 12:00

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「フライデー・ザ・13th:ザ・ゲーム 日本語版」に登場する8作品の殺人鬼“ジェイソン”を一挙紹介

画像集 No.009のサムネイル画像 / 「フライデー・ザ・13th:ザ・ゲーム 日本語版」に登場する8作品の殺人鬼“ジェイソン”を一挙紹介
 映画「13日の金曜日」を原作とした非対称対戦アクション「フライデー・ザ・13th:ザ・ゲーム」のPS4向け日本語版が七福神より本日(2018年8月2日)発売された。
 アメリカの開発スタジオIllFonicが手掛ける本作だが,その内容は殺人鬼監視員(カウンセラー)7人による非対称の対戦アクションだ。対戦と言ってはいるが,基本的に攻撃するのは殺人鬼側だけで,キャンプ場でサマーキャンプを楽しむはずだった若者を次々と襲っていく。監視員側は執拗に追いかけてくる殺人鬼から逃げ回り,キャンプ場から脱出することが目的だ。
 どういったゲームなのかは,2017年夏に掲載したPC版のプレイレポートを見てもらえば分かると思う。

画像集 No.010のサムネイル画像 / 「フライデー・ザ・13th:ザ・ゲーム 日本語版」に登場する8作品の殺人鬼“ジェイソン”を一挙紹介

「フライデー・ザ・サーティーンス:ザ・ゲーム日本語版」公式サイト


 本作最大の特徴は殺人鬼がすべて“ジェイソン”ということだろう。「13日の金曜日 Part2」「13日の金曜日 Part3」「13日の金曜日 完結編」「新・13日の金曜日」「13日の金曜日 Part6 ジェイソンは生きていた!」「13日の金曜日 Part7 新しい恐怖」「13日の金曜日 Part8 ジェイソンN.Y.へ」「13日の金曜日 ジェイソンの命日」の8作品からジェイソンが登場する。
 「新・13日の金曜日」を除き,ジェイソンは基本的に同一人物だが,登場作品ごとに異なる特徴を持っている。また見た目も原作に準拠しており,再現度は高い。
 というわけで,本稿では本作に登場する“ジェイソン”をゲーム内での特徴と共に紹介しよう。
 なお,記事中には映画「13日の金曜日」シリーズのネタバレが含まれている。


ジェイソンの共通点


 まずはゲーム内に登場するジェイソンの共通点からだ。
 殺人鬼ジェイソンは,作品ごとに異なった特徴を持っているが,本作における基本的な能力は同一だ。マップ内の指定した地点に瞬間移動する「モーフ」,カウンセラーの居場所を赤くハイライト表示する「感知」,短距離の高速移動「シフト」,自身の気配を消す「ストーキング」という4つの能力,投げナイフの2つのアイテムでカウンセラーを追いかける。
 各ジェイソンの特徴はこれらの能力,アイテム所持数,攻撃力と防御力の高さなどで表現されている。例えば「モーフ」が得意で再使用までの時間が短いが,「シフト」は不得意で再使用まで長い時間がかかる,といった具合だ。各ジェイソンの違いはそれぞれの項目で説明していく。


「13日の金曜日 Part2」
ジェイソンの殺戮は麻袋の覆面から始まる。


 ジェイソンの代名詞がついている「13日の金曜日」だが,実はその最初の作品でジェイソンは殺人鬼としては登場していない。1作めの殺人鬼はジェイソンの母親である“パメラ”だ。当のパメラが殺人鬼になったのは,ジェイソンにまつわる悲しい出来事がきっかけとなっている。
 そして2作め「13日の金曜日 Part2」で初めてジェイソンが殺人鬼として登場する。1作めで殺人鬼パメラが,監視員の少女に反撃されて死亡するところを目撃したジェイソンが,その復讐のために殺人鬼となったのだ。
 ジェイソンといえばホッケーマスクのイメージが強いと思うが,殺人鬼として初登場したPart2では麻袋を被っている。

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 ゲームで使用する武器はピックアックス(ツルハシ)。長所は「走ることができる」「トラップの初期所持数増加」「モーフの再使用時間の短縮」,短所は「シフトの再使用時間の増加」「低い防御力」「水中移動速度の低下」となっている。


「13日の金曜日 Part3」
ホッケーマスクを被ったお馴染みのジェイソン


 Part3のジェイソンだが,ここで初めて「ホッケーマスク」を装着した姿を披露する。おそらく「ジェイソン」と聞いて誰もが一番最初に思い浮かべる姿だろう。原作的な時系列でいうと,Part3はPart2の翌日の出来事だが,Part2のときと服装が異なる。「ジェイソン=ホッケーマスクとチェーンソー」というイメージの人も居るかもしれないが,「13日の金曜日」シリーズでジェイソンがチェーンソーを使って殺害したことはない。

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 ゲーム内で使用する武器はアックス(斧)。長所は「走ることができる」「武器が強い」「掴む力が強い」,短所は「スタンに対する抵抗力の低下」「感知の使用時間と範囲の低下」「ストーキングの再使用時間の増加」だ。ゲームでは最初から使えるジェイソンで,過不足のないバランスの良さが特徴だ。


「13日の金曜日 完結編」
死んだはずのジェイソンが蘇る


 ゲーム内では「パート4」と呼ばれる「13日の金曜日 完結編」のジェイソン。Part3の最後で頭部に斧が振り下ろされ,死亡したかと思われていたが,病院で蘇生し,さらなる殺戮を繰り広げていく。
 ホッケーマスクには斧が振り下ろされたときについた傷が残っており,模様もところどころ剥がれている。服装も基本的に同じように見えるが,汚れたのか,多少色合いが変わっている。
 時系列的にはPart3のさらに翌日の出来事で,クリスタルレイクの惨劇はわずか3日間の間に起きたということになる。なお,本作でゲームにも登場する“ジェイソンキラー”こと“トミー・ジャーヴィス”との死闘のすえ,ジェイソンは絶命した。

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 ゲーム内で使用する武器は「豚切り包丁」。長所は「走ることができる」「武器が強い」「ドアの破壊が早い」で,短所は「水中での速度低下」「シフトの再使用時間の増加」「初期のトラップ所持数の減少」となっている。


「新・13日の金曜日」
ジェイソンが再び現れる?


 クリスタルレイクの惨劇から6年後,死んだはずのジェイソンによるものと思われる殺人事件が起きた。ホッケーマスクを被り,殺人を繰り返す事件で,ジェイソンがまたしても現れたのかと思われたが,その正体はジェイソンを模倣した偽物だった。ゲーム内で見比べてみると明らかに体格が違うため,「別人なんだな」と実感しやすい。またホッケーマスクは前作に登場したジェイソンのものとは細部が異なっており,違いが強調されている。
 厳密に言えば“ジェイソン”ではないが,この作品では“ジェイソン”が概念化され,次のキャラクターに引き継がれようとしている。結局,のちの作品ではジェイソン本人が復活したが,本作の偽ジェイソンも“ジェイソン”と考えていいのではないだろうか。

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 ゲーム内での使用武器は「鋏」(庭の手入れなどに使うあの大きいやつ)だ。長所は「走ることができる」「ナイフの所持数増加」「ストーキングの使用時間の増加」で,短所は「低い防御力」「スタンに対する抵抗力の低下」「掴む力が弱い」だ。
 化け物じみた怪力と打たれ強さを誇るジェイソン・ボーヒーズそのものではないため,力と打たれ強さが控えめな設定になっているのかもしれない。


「13日の金曜日 Part6 ジェイソンは生きていた!」
満を持してジェイソンが復活!


 埋葬されていたジェイソンだが,ジェイソンキラーのトミーがそのトラウマを払拭するため,掘り返して火葬をしようとした。そのとき,ジェイソンに雷が落ち,高圧電流のショックによってジェイソンが復活する。完結編と違い,完全に死亡し,埋葬までされていたジェイソンが蘇るというわけだ。
 これまでは辛うじて人間だったが,人知を超えた復活によって本格的に“化け物”となった。トレードマークのホッケーマスクは新しくなり,斧でつけられた傷はなくなっている。
 ホッケーの下に隠された素顔も別人と呼べるほど変化しているので,機会があれば見てほしい。ジェイソンの素顔はゲームでも条件を満たせば見られる。

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 ゲーム内での使用武器は「スピア」。これまでのジェイソンとは違う刺突武器だ。長所は「ナイフの初期所持数増加」「感知の使用時間と範囲の増加」「シフトの再使用時間の減少」,短所は「防御力が低い」「走れない」「モーフの再使用時間の増加」だ。
 「走れない」という短所は原作に準拠した設定となっており,復活した影響なのか,劇中でも走ることはなくなった。


「13日の金曜日 Part7 新しい恐怖」
封印されたはずのジェイソンがまた復活


 Part6のラストで鎖を巻きつけられ,クリスタルレイクの底へと沈められたジェイソン。Part7で超能力を持つ“ティナ”の力により,その封印が誤って解かれてしまう。Part7のジェイソンの容姿はさらに恐ろしいモノとなっているが,前作からの設定を引き継ぎ,首に鎖が巻かれ,ホッケーマスクも服もボロボロだ。

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 ゲーム内での使用武器は原作のジェイソンの得意武器ともいえる「マチェーテ」。長所は「感知の使用時間と範囲の増加」「水中での移動速度の増加」「攻撃力の増加」,短所は「走れない」「罠の所持数減少」「スタンに対する抵抗力の低下」だ。水に沈められていたからか,水中での行動が得意となっている。


「13日の金曜日 Part8 ジェイソンN.Y.へ」
再び封印を解かれたジェイソンが今度はニューヨークへ


 前作でティナと死闘を繰り広げたジェイソンだが,最終的にはクリスタルレイクの底にまた沈められ,封印状態となっていた。数年後,クリスタルレイクでカップルが船上デートをしていたところ,その船の錨が湖底の送電ケーブルを切断してしまう。その電気ショックでジェイソンの封印が解かれ,またしても惨劇が起きるのだった。
 Part6から徐々にその方向性が変わってきた「13日の金曜日」シリーズだが,8作めにしてジェイソンはついにニューヨークへと降り立つ。「星の王子さま」くらいのノリで,ニューヨークへ行くジェイソンだが,なぜ行ったのかは分からない。これまでクリスタルレイクに固執していたのだが,どういう心境の変化があったのだろうか。
 ホッケーマスクは船上デートでジェイソントークを繰り広げていたカップルから奪ったため,綺麗なものになった。

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 ゲーム内での使用武器は「ファイアーアックス」(消防斧)。長所は「水中での移動速度の増加」「ドアの破壊が早い」「ストーキングの使用時間の増加」,短所は「走れない」「感知の使用時間と範囲の低下」「掴む力が弱い」となっている。Part7とPart8は湖に沈められていた影響か水を得意としているようだ。


「13日の金曜日 ジェイソンの命日」
ついにジェイソンの秘密が明らかに


 ジェイソンN.Y.への後,版権がパラマウント映画からニュー・ライン・シネマに移り本作が制作された。ジェイソンに関する設定が大幅に加えられている。
 今作のジェイソンは完全に“不死身”の存在だ。肉体を木っ端微塵にされても,その心臓は動き続け,他人の肉体に一時的に乗り移ることで復活できる。なんというか,殺人鬼というよりは悪魔と言ったほうが正しいかもしれない。
 ただ,赤の他人の肉体では完全に復活できず,血族の肉体に乗り移る必要がある。そして,ジェイソンを仕留められるのも血族だけで,一族にまつわるすさまじく壮大な物語っぽくなった。
 ゲームに登場するジェイソンの姿は冒頭で木っ端微塵に吹き飛んだときの姿だ。シリーズ中で最も恐ろしい姿かもしれない。映画の中では他人に乗り移り,ジェイソンとしての力を発揮しているが,ゲームでは不可能だ(そもそも肉体が滅びていないので乗り移る必要がない)。

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 ゲーム内での使用武器は「バトルアクス」。長所は「シフトの再使用時間の減少」「スタンに対する抵抗力の増加」「ストーキングの効果時間の増加」,短所は「走れない」「ヒットポイントが少ない」「罠の所持数減少」だ。映画とゲームとのギャップが最も激しいジェイソンかも知れない。

 Part2からPart9までのジェイソンが登場する「フライデー・ザ・13th:ザ・ゲーム」。本日発売されたPS4向け日本語版は,ジェイソンから逃げ惑うカウンセラーのボイスなども日本語化されているので,吹き替え映画のような面持ちでプレイできそうだ。
 日本語版同士でしかマルチプレイできないとのことだが,海外版でリリースされているDLCや,アップデートなどは順次実装されていく予定だ。

「フライデー・ザ・サーティーンス:ザ・ゲーム日本語版」公式サイト

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    フライデー・ザ・13th:ザ・ゲーム 日本語版

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