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「龍が如く6(仮称)」女性出演者の最終オーディションが開催。1000人以上の応募者から選ばれたキャバ嬢役5名が決定
公式ポータルサイト「龍が如く.com」
今回のオーディションは昨年12月に受付が始まり,プロ・アマ問わず1000人以上にもなる応募者の中から書類審査と面接を実施(関連記事)。その結果,ファイナリスト15名が決定した。
そして,最終オーディションでは3月18日から4月17日まで実施された「Web一般人気投票」の結果や,ステージ上での自己PRを元に,容姿や資質などが総合的に評価されて出演者5名が決定する。
ステージには最終選考まで残ったファイナリスト15名が登壇し,各々が準備してきた個性的な衣装で自己PRを行った。
熱のこもった最後のアピールを受けて,審査員が発表した合格者は赤井沙希さん,潮田ひかるさん,一条りおなさん,桜井えりなさん,SORAさんの5名だ。
冒頭で触れたとおり,合格者の5名はキャバ嬢役としてゲームに出演することになるが,惜しくも選に漏れた残る10名も何らかの形で出演するという。
また,男性を対象とした「龍が如く6 ホスト看板モデルオーディション」の実施も発表された。こちらは,ゲーム内に登場するホストクラブの看板に掲載される写真としての出演だ。応募期間は4月27日から5月22日までとなっており,詳細は公式サイトを参照してほしい。
オーディション終了後,名越氏と横山氏,そして合格者5名へのインタビューが行われたので,その模様もお伝えしよう。
■開発陣インタビュー
――今回のオーディションについて,率直な感想をお聞かせください。
名越稔洋氏(以下,名越氏):
1000通以上の応募書類に目を通してみると,龍が如くのファンに女性が増えたこと。その中でも綺麗な人が多く,この10年でいろいろなファンが増えたことを実感しました。
横山昌義氏(以下,横山氏):
東京と大阪で100名の面接に立ち会わせてもらい,「タイトルは知らないけど,オーディションなので出てみた」という人が少なくなったのは印象的でした。ほとんどの人が「龍が如く」に一度は触れていて,「龍が如くのキャバ嬢役」ということを理解して受けてくれていました。
――今回の選考基準を教えてください。
名越氏:
美しいというのはもちろんですが,ゲームのキャラクターなので,非凡な個性を持った人というのが基準になりました。非常に惜しかったのは,キャラクターが似ている方もいて,どちらを選ぶのかすごく迷ったこともありました。
また,今回は台湾の女性が合格されるなどインターナショナルな雰囲気が出てきているので,アジア地域へもアピールしていきたいですね。
横山氏:
ファイナリストに選ばれてからの1か月間,Web投票のために彼女達が地道にファンを増やしていく様子を見ていて,ありがたいと思うと同時に,応援してあげたいという気持ちが15名全員に出てきてしまい,選考は本当に頭を悩ませました。
――今後,音声の収録が行われますがアドバイスはありますか。
横山氏:
内容がバレそうなので詳しくは話せませんが(笑),音声はかなり録ります。いわゆるリアクションのワンショットボイスではなく,ちゃんとしゃべってもらうことになるので,5名とは長いお付き合いの中で,士気を高めてもらいたいですね。
――PS4専用タイトルとなったことで,キャバ嬢の表現はどうなりますか。
横山氏:
まずグラフィックスが向上するので,人と会っている感覚は今までとは格段に変わるでしょう。そのうえで生身の彼女達の魅力をどこまで表現できるか,作り手側には勝負だと考えています。
――「龍が如く6」の見どころをお聞かせください。
横山氏:
すでに体験版を遊んでいただいた方も多いと思いますが,あの内容を軸にゲームを作っています。もちろん,完成度は体験版の時点で50%前後ですので,そこからどう発展していくのかをイメージしてみてください。
同時にプレイスポットなどの今まであったものは進化し,今までになかったものもたくさん考えています。いずれ発表できるかと思いますので,もうしばらくお待ちください。
名越氏:
「そろそろ暑くなってきたな」というぐらいの時期には,数字や中身の発表ができると思います。そのすべてにおいて,驚いてもらえるインパクトもあります。
ゲームというものの質や格が上がっていくような作品を目指していて,その一つがビートたけしさんの出演だったりします。「ゲームにこんなことができるのか」と思える作品になりますので,ご期待ください。
■女性出演者インタビュー
赤井沙希さん:
とにかくよかったという気持ちで,昨夜までの寝不足がこれで解消されます。自分のキャバ嬢姿を早く見てみたいです。お酒は強いのですが,シャンパンが飲めないといった好みに偏りがあるので,攻略は面倒かもしれません(笑)。
あとはレスラーという職業を生かした,体を動かすような特技をゲームでもお見せしたいですね。
潮田ひかるさん:
すっごく嬉しいというのが,一番の気持ちです。ファンの人には,ずっと「ゲームの中で私をプレイしてね」と呼びかけていて,その夢が叶いました。私も赤井さんと同じく,お酒は好きだけど苦手なお酒もあるので,ゲームの中では頼まないでください(笑)。
一条りおなさん:
普段のお仕事と同じ姿でゲームに登場できて,それがずっと残るのが嬉しいです。ゲームの中では,お酒が飲めないことをアピールしたいです。高いシャンパンでは落とせないキャバ嬢ですね。この出演をきっかけに,指名が増えてくれることを実は目論んでいます(笑)。
桜井えりなさん:
途中まで「名前呼ばれないのかな」と落ち込んでいました。ファンの方や友達には「出演するなら買うよ」と応援してもらっていたので,本当に嬉しかったです。小悪魔っぽいキャラクターで出られたらいいなと思います。
SORAさん:
とにかく嬉しいとしか,言い表せない気持ちで一杯です。ストレートで嘘が嫌いな性格をそのまま出していくキャラクターとして,応援してくれた台湾の家族に早く見てほしいです。甘えたりするのはちょっと苦手なんですが,それを壊せるように演技も頑張ります!
公式ポータルサイト「龍が如く.com」
- 関連タイトル:
龍が如く6 命の詩。
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