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AMD,Ryzen最適化済み電源プラン設定「Ryzen Balanced」入りのチップセットドライバを公開
このドライバソフトウェアは,AMDがRyzen Balancedの設定ファイル単体を配信したときに,技術面の広報を担当するRobert Hallock(ロバート・ハロック)氏が登場を予告していたものだ。
Ryzen搭載PCに,このチップセットドライバを導入して,Ryzen Balancedを適用することで,電源プランの選択肢から「高パフォーマンス」を選んだときと同程度の性能が得られると,AMDは主張している。
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すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。
→Windows 10/8.x/7用AMD Chipset Drivers 17.10(※Ryzen Balancedは,64bit版Windows 10のみ対応)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
すべてのゲームで,常に高パフォーマンス設定と同等以上のフレームレートを実現できるわけではないことを,AMDも認めてはいる。しかしAMDによれば,Windows 10の標準設定である「バランス」と比べても,Ryzen Balancedの有効化により,1920×1080ドット〜2560×1440ドットの解像度条件においておおむね6〜7%のゲーム性能向上を図れるとのことなので,有用なのはまずもって確かなようだ。
ドライバのアップデート作業は自己責任となるので,その点はくれぐれも注意してほしいが,Ryzenユーザーには導入の検討をお勧めしたい。
●AMD Chipset Drivers 17.10における新要素
- 64bit版Windows 10用の電源プラン「Ryzen Balanced」を同梱
AMDの当該blogポスト(英語)
- 関連タイトル:
Ryzen(Zen,Zen+)
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