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ハロー!Steam広場 第212回:安全圏外はサメ地獄。100人のダイバーが海中で死闘を繰り広げる“アクアロイヤル”ゲーム「Last Tide」
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印刷2018/09/14 12:00

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ハロー!Steam広場 第212回:安全圏外はサメ地獄。100人のダイバーが海中で死闘を繰り広げる“アクアロイヤル”ゲーム「Last Tide」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamで公開されている気になるタイトルを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,BOT対策のために配置されている強敵を倒して運営に怒られる上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第212回は,最大100人のダイバーが海中で死闘を繰り広げるバトルロイヤルゲーム「Last Tide」を紹介しよう。縦横無尽に動けるという海中ならではの戦略性や,第三の驚異となる“サメ”の存在が,ほかのバトルロイヤルゲームにはない独特の緊迫感をもたらす。

4Gamer公式キュレーター

※来週のハロー!Steam広場は,筆者取材のため休載となります。次回掲載は,9月28日となります。


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100人のダイバーが海中で死闘を繰り広げる“アクアロイヤル”ゲーム「Last Tide」


 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回はニュージーランドのDigital Confectionersが手がける「Last Tide」を紹介しよう。同社は,サメとダイバーに分かれて戦う非対称型対戦ゲーム「Depth」を作ったデベロッパーで,本作もまた,サメとダイバーに焦点を当てた作品になっている。

 Last Tideは,最大100人のダイバーが海中で死闘を繰り広げる,バトルロイヤルならぬ“アクアロイヤル”ゲームだ。縦横無尽に動けるという海中ならではの戦略性や,第三の驚異となる“サメ”の存在が,ほかのバトルロイヤルゲームにはない特徴となる。

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 このアクアロイヤルには4人チームで挑むことになるが,「マッチメイクの間にチームのメンバーを全員揃えます」のチェックを外すことで,1人でチャレンジすることも可能。その場合でもチームを相手に戦うことになるが,代わりに最終スコアが4倍になるというボーナスが付く。試合が始められるだけの人数が揃ったら,船に乗っていざ戦場へ出陣だ。

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 プレイヤーを乗せた船は,海域を横断するように進んでいく。ここで[E]キーを押すと,プレイヤーがポッドごと射出され,推進力がなくなるまで海中を猛スピードで移動できる。海中には,武器がたくさん落ちているホットスポットが点在しているので,そういった場所を目指してもいいし,ほかのプレイヤーを避けて人気(ひとけ)のないところを目指してもいい。目星を付けたら,地面なり壁なりにぶつかることでポットが壊れ,その場からスタートできる。

猛スピードで海中を駆け抜けるのがなかなか楽しい
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 ゲームの目的は,最後の1人ないしチームになるまで生き延びること。それは,いかに良い装備を調達できるかにかかっている。武器は,現代的な銃からスピアガンといった海中ならではのものまであり,アタッチメントを拾えばその場でカスタマイズも可能だ。個人的なお気に入りはグレネードの餌弾で,これを敵にあてるとサメがそのプレイヤーに襲い掛かるという無慈悲な武器だ。

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 海中というシチュエーションを活かした戦術も多彩で面白い。例えば,索敵しやすいよう海面ギリギリを泳いでみたり,敵に見つからないようアンコウのように砂底を這いつくばって移動してみたりと,空間を自由に使えるからこそいろいろな戦法が思い付く。
 プレイスタイル1つとっても,獲物を探すサメの如くアグレッシブに動き回るプレイヤーもいれば,獲物が近づいて来るのを待つカサゴのように岩場やサンゴの陰でじっとしているプレイヤーもいるなど,千差万別だ。その光景は,海における弱肉強食の世界そのものである。

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 戦場となる海域は「シャークシールド」と呼ばれるバリアで覆われており,その中にいる限りサメに襲われる心配はない。しかし,試合時間が経過するに連れてバリアの範囲は縮小していき,やがては東京ドームの半分もない広さになる。
 バリアの外に出てしまうとサメが襲いかかって来るようになる。サメの接近は心臓の高鳴りで分かるので,鼓動が聞こえ始めたら周囲をよく見渡そう。サメは,銃やナイフで撃退できるので,3〜4回の襲撃ならなんとかなるのだが,それ以上は弾も体力も持たない。

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 サメからの襲撃を逃れるため,プレイヤーは自ずとバリア内に集まる。そのため,どんなにうまく戦闘を回避してきたとしても,最後は必ず撃ち合いで決着を付けることになるわけだ。ゲームの流れ自体はほかのバトルロイヤルゲームと同じだが,海中というシチュエーションをはじめ,いろいろな新鮮味があるので,同ジャンルが好きな人であればプレイしてみる価値は十分にあるだろう。

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 アーリーアクセスで対戦ものとなると,プレイヤー人口が気になるかもしれないが,海を舞台にしたバトルロイヤルという今までにない設定と,「DEPTH」のデベロッパが手がける新作という話題性もあって,それなりに人もいる。
 また嬉しいことに,ゲーム内のテキストだけでなく,アップデート情報も日本語でしっかりとアナウンスされるので,ゲームバランスの変化などもしっかり把握できるのだ。海中でのバトルロイヤルに興味のある人は,ぜひ遊んでみてほしい。



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