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  • 発売日:2015/09/10
  • 価格:パッケージ版:5700円/ダウンロード版:4700円(ともに税別)
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[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能
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印刷2014/06/13 14:45

プレイレポート

[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能

 “マリオ”のコースを自由に制作できる。この,ファンなら一度は夢想したであろうツールの具現化となるのが,任天堂のE3 2014向けインターネットプレゼンテーション「Nintendo Digital Event」で発表されたWii U用ソフト「Mario Maker」(仮称)である。
 掲載した第一報の反響を見るに,やはり本作は大きな注目を集めているようだ。今回は,E3 2014会場の試遊台で実際に本作に触ってきたインプレッションをお届けしたい。

画像集#009のサムネイル/[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能


直感的かつ簡単な操作で自由にコースを編集

トライ&エラーを繰り返しやすい点もポイント


 Mario Maker(仮称)は,“2Dのマリオ”的なコースに,プレイヤーがブロックや土管,敵などを自由に配置してカスタムし,そこで実際に冒険までできてしまうタイトルだ。グラフィックスは「スーパーマリオブラザーズ」ベースと,「New スーパーマリオブラザーズ U」ベースのどちらかを選択できるようになっており,どちらを選んでも同じコースを使ってプレイできる。確認したところ,コースの編集中にグラフィックスを切り替えることも可能だった。

画像集#003のサムネイル/[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能 画像集#004のサムネイル/[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能

 コースの作成にあたって,プログラムなどといった複雑な操作をまったく必要としないのも,Mario Maker(仮称)の魅力だろう。
 本作では,Wii U GamePadのタッチスクリーンに編集中のコースが表示されるので,プレイヤーはタッチペンを使ってここにオブジェクトを配置していくだけだ。オブジェクト選びには,Wii U GamePad上部に表示されるアイコンを使うスタイルになっており,直感的にサクサクとコースが組み上がっていく感じが非常に楽しい。Wii U GamePadの機能を生かしたインタフェースであると言えるだろう。

画像集#010のサムネイル/[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能

 作成中のコースで好きな場所を選んで実際にマリオを走らせ,ギミックが機能するか,難度はどうか,といった点を即座に確認できるのも好印象だ。編集モードからプレイモードへは,コースの左下に表示されたアイコンをタッチするだけですぐに移行できる。プレイモードでマリオがミスして倒れてしまうとすぐに編集画面に戻るので,気になる点はすぐに修正できるのである。
 編集や作成を楽しむゲームを遊んでいて,だんだん操作が面倒になったという経験がある人もいるかもしれないが,その点において,Mario Maker(仮称)は実に配慮が行き届いている。誰でも気持ちよく,最後までコースを完成させられるはずだ。

画像集#007のサムネイル/[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能
画像集#008のサムネイル/[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能


欲望を解き放った“エグい”コースも作成可能


 ところで,コースを自由にカスタムしていいと言われると,「めちゃくちゃ難しい極悪コースを作ってやろう」などと思う人も少なくないのではないだろうかと思うが,Mario Maker(仮称)はそんなニーズも受け止めてくれるので安心してほしい。

 「シビアなジャンプ操作を要求する,心許ない足場」といった,いかにも“マリオ的な”難所だけでなく,「モリモリ敵が沸いてきて泣きそうになる複数の土管」「パックンフラワーを頭に乗せて“踏みつけ対策”を施したインチキクリボー」「ジャンプ台を活用して飛び回る,やたらとアグレッシブなパックンフラワー」「複数体が肩車の要領で積み重なってハンマーで弾幕を張るハンマーブロス」なども実現可能だった。つまり,かなり“エグい”コースを作ることもできるのだ。

 試遊台のバージョンでは,選択できるオブジェクトの種類が制限されていたのだが,これが製品版でさらに増えると考えると,妄想も膨らむというものだ(もっとも,かなり悪い顔をしての妄想ではあるが)。

画像集#005のサムネイル/[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能 画像集#006のサムネイル/[E3 2014]「Mario Maker」プレイレポート。普通のコースからエグいコースまで,直感的な操作で思いのままにデザイン可能

 気になるのは,「作ったコースをどのようにしてほかの人に遊んでもらうか」だろう。今回はそのあたりの情報を得られなかったが,作ったコースを誰かに渡して,プレイの様子を見たり,感想をもらえたりすれが,さらにコース作成に力が入りそうだ。続報を楽しみに待ちたい。

任天堂E3 2014特設サイト(国内)

4GamerのE3 2014特設ページ

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