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「モンスト」のプログラミングを小学生が体験。ワークショップ「プログラミングチャレンジ with モンスターストライク」の模様をレポート
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印刷2016/06/27 14:11

イベント

「モンスト」のプログラミングを小学生が体験。ワークショップ「プログラミングチャレンジ with モンスターストライク」の模様をレポート

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「モンスト」のプログラミングを小学生が体験。ワークショップ「プログラミングチャレンジ with モンスターストライク」の模様をレポート
 2016年6月25日,ミクシィとCA Tech Kidsは,スマートフォンゲーム「モンスターストライク」(以下,モンスト。iOS / Android)とコラボレーションした小学生向けワークショップ「プログラミングチャレンジ with モンスターストライク」を,東京都内で開催した。
 これは,抽選で招待された小学校4年生から6年生までの計30名が,モンストの開発者ならびにプログラミングスクール「Tech Kids School」のスタッフによるサポートのもと,スマホゲームのプログラミングを体験するというイベントだ。本稿ではその模様をレポートしよう。

Tech Kids School公式サイト


ワークショップの司会進行を務めたTech Kids Schoolの校長・上野朝大氏(写真左)と,ミクシィ XFLAGスタジオのけちゃら氏(写真右)
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 参加した小学生達は,ソフトウェア統合開発環境「Xcode」を用いて,モンストのキャラクターを使ったオリジナルひっぱりハンティングゲームの制作に挑戦。最初は円形のキャラクターを動かすことから始まり,クリア画面やユーザーインタフェースの作成,画像の差し替えやサイズの変更など,段階的にゲームのプログラミングを学んでいった。

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今回のワークショップでは,参加者募集時に行われた投票にて上位になったモンストの人気モンスター30体を,自由に選んで使用できた
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希望者が,自分の作ったゲームをプレゼンテーションするコーナーも設けられた
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 ワークショップが進むと,出現する敵の数を増やしたり,BGMや背景を付けたり,味方モンスター同士が接触したとき,“友情ビーム”が出るようにしたりと,応用的な要素に挑戦する参加者も見られた。中には,あらかじめ用意されていた7つの応用要素すべてを時間内に実現した参加者もおり,プログラミングに対する意欲の高さをうかがわせた。

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ミクシィ XFLAGスタジオ クライアントエンジニアの角 龍徳氏
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 ワークショップでは,ミクシィ XFLAGスタジオでクライアントエンジニアを務める,ドラさんこと角 龍徳氏によるゲーム開発現場の紹介コーナーが設けられた。
 角氏は,元々家庭用ゲームの開発に携わってきた経歴を持ち,4か月ほど前にXFLAGスタジオに入ったと語る。転職のきっかけは,誰でも簡単に操作できて,かつそのレスポンスを直感的に得られるというモンストの特徴に,ゲームとしての大きな可能性を感じたことにあるそうだ。

画像集 No.014のサムネイル画像 / 「モンスト」のプログラミングを小学生が体験。ワークショップ「プログラミングチャレンジ with モンスターストライク」の模様をレポート
モンストの開発現場が分かる写真公開された
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 ゲーム開発現場の紹介コーナーでは,参加者からの質問に角氏が答える一幕もあった。いくつかピックアップして紹介しよう。
 「モンストの“友情コンボ”はどのように作っているのか?」という質問については,プランナーが立てた企画を元に,仕様や演出を決めていく過程が説明された。例えば,レーザーだったら何回ヒットするのか,効果持続時間はどれぐらいあるのか,色や画像はどうするかといった細かい部分を打ち合わせで決めていく。しかし1回作っただけでOKが出るケースはほとんどなく,実装されるものは,何度も調整を繰り返した結果とのことである。

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角氏はモンストの登場モンスターでは,「プリンセスサンタ・オルガ」がお気に入りだという
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XFLAGスタジオののだっち氏も,けちゃら氏や角氏とともに参加者をサポート
XFLAGスタジオのスタッフは,休憩時間にも参加者からの質問にも積極的に答えていた
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 「ゲームの開発者になるためには,義務教育の後でどういった進路を選べばいいのか?」という質問には,角氏自身のケースが紹介された。それによると,角氏は幼い頃より大のゲーム好きだったが,プログラミングの勉強を始めたのは大学に入ってからだと当時を振り返る。大学ではブロック崩しの開発からスタートし,最終的には3Dグラフィックスのゲームまで作ったそうだが,授業を受けただけで開発者になれるわけではないとコメントしていた。何よりも大事なのは普段の勉強をしっかりやることと,ゲーム開発に対して楽しさを見出せるかどうかだという。

 また,「科目のうち,算数(数学)が重要かどうか?」という質問には,必ずしも良い成績である必要はないが,知識として持っておき,必要に応じて自分で調べられるようにしておくことが大事だと答えていた。

ほかの参加者が作った作品をプレイする場も設けられた
画像集 No.020のサムネイル画像 / 「モンスト」のプログラミングを小学生が体験。ワークショップ「プログラミングチャレンジ with モンスターストライク」の模様をレポート
 今回のワークショップは,普段何気なく遊んでいるモンストが,どのように動いているのかを,プログラミングを通じて学べる場になった。参加した小学生達が皆,与えられた課題に興味を持ち,自発的に取り組んでいた姿が印象的だ。さらに,開発者達に会って話をする機会もあり,貴重な体験になったのではないだろうか。
 2016年4月には,文部科学省が小学校におけるプログラミング教育の必修化を検討するとの発表を行ったが,それを受けて今回のようなイベントが,今後実施される可能性が高まるかもしれない。現在は,Tech Kids Schoolのようなプログラミングスクールも多数開講されているので,ゲームに関わる仕事に関心のあるお子さんをお持ちの親御さんは,いろいろ情報をチェックしてみてはどうだろうか。

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