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大画面でも使いやすい国産スマホのデザインと使い勝手をチェック。NTTドコモ2014冬モデルテストレポート(後編)
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印刷2014/10/02 00:00

テストレポート

大画面でも使いやすい国産スマホのデザインと使い勝手をチェック。NTTドコモ2014冬モデルテストレポート(後編)

発表会にてAQUOS ZETA SH-01Gを紹介する,NTTドコモ代表取締役社長の加藤 薫
arrows(旧称:ARROWS)
 NTTドコモが9月30日に発表した2014〜2015冬春モデル(以下,2014冬モデル)Androidスマートフォンのテストレポートをお届けする企画の後編では,国内メーカー2社の製品「ARROWS NX F-02G」と「AQUOS ZETA SH-01G」をチェックしてみたい。
 2014冬モデルのAndroidスマートフォンには「Disney Mobile on docomo SH-02G」という製品もあるのだが,これの中身はAQUOS ZETA SH-01Gであるので,今回は割愛している。

 なお,「Xperia Z3 SO-01G」と「Xperia Z3 Compact SO-02G」,および「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」「GALAXY Note Edge SC-01G」の4製品については,テストレポートの前編で扱っているので,そちらも参照してほしい。

Xperia Z3やGALAXY Note Edgeの実力をベンチマークで検証。NTTドコモ2014冬モデルテストレポート(前編)



ARROWS NX F-02G

ちょっとゴツめの男性向けデザインが魅力


 まずはARROWS NX F-02G(以下,ARROWS NX)から見ていこう。
 ARROWS NXでまず目を引くのは,その外観だ。従来のARROWSシリーズは中性的とでもいうか,男性女性のどちらにも合うデザインが多かった。しかしこのARROWS NXは,はっきりと「男性向けを意識」したデザインとなっているのだ。その外観は,洗練さよりもゴツさを感じさせるもので,ガジェットとしての魅力を優先した作りを感じさせる。とくに,四隅を落として角張った形状が,その印象を高めているように思う。

四隅を落としたうえで,エッジ部分に金属素材を使用することで,角を強調したデザインが特徴的だ。堅牢性重視のGALAXY S5 ACTIVEとは違うコンセプトの製品だが,似て見えるのが面白い。
arrows(旧称:ARROWS) arrows(旧称:ARROWS)

カラーバリエーションは,左からOrange,White,Blackの3色展開
arrows(旧称:ARROWS)
 とはいえ,ARROWS NXの外見は単なる見た目の奇抜さだけを追求したものではない。見た目から受ける印象よりも持ちやすいし,前編でレポートしたGALAXY S5 ACTIVEほどではないものの,堅牢性も高い設計だ。
 携帯するスマートフォンには,なんらかのジャケットやケースを装備して使うのが基本となっている筆者だが,ARROWS NXは「このまま使用してもいいな」と思えた。

角張った形状がよく分かる本体上側面(左)には,フルセグアンテナとキャップレス防水仕様のヘッドフォン端子がある。エッジは角が丸められていたので,手に突き刺さるような感覚はない。本体下側面(右)にはマイク孔があるだけ
arrows(旧称:ARROWS) arrows(旧称:ARROWS)

本体左側面(左)には,防水カバーの下にmicroSDカードスロットとSIMカードスロット,USB Micro-B端子が配置されている。中央は別売りのクレードル用接点だ。本体右側面(右)は左から,ストラップホールと[音量調節]ボタン,[電源/スリープ]ボタンが並ぶ
arrows(旧称:ARROWS) arrows(旧称:ARROWS)

 もう1つの大きな特徴が,5.2インチサイズで解像度1440×2560ドットという高精細のIPS液晶パネルの採用だ。前編でレポートしたGALAXY Note Edgeも,5.6インチサイズで同じ解像度の有機ELパネルを採用しているが,ARROWS NXのほうが一回り小さく,画素密度は570ppiに達している。写真や画像の表現,とくにグラデーションの美しさには一見の価値があるだろう。

 背面に装備された指紋センサーの存在も注目すべきポイントだ。指紋を登録しておけば,スリープ解除やパスワード入力などに活用できる。
 スマートフォンで指紋センサーといえば,iPhone 5sやiPhone 6の「Touch ID」を思い出す人も多いだろうが,携帯電話機での採用は,富士通のほうがはるかに先取りしており,ARROWSシリーズでは定番装備といっていい。ARROWS NXでは使い勝手を重視した改良が加えられており,認証時のレスポンスが向上しているそうだ。

arrows(旧称:ARROWS)
本体背面。レンズの下にある黒丸が指紋センサーで,片手で持ったときに自然に指先が触れる位置にある
arrows(旧称:ARROWS)
片手持ちでも画面の上をタッチしやすくする機能「スライドディスプレイ」を実行した様子。大画面に合わせた使い勝手向上の工夫が随所に見られる

 スペックも見てみよう。搭載するSoC(System-on-a-Chip)は,Qualcomm製の「Snapdragon 801 MSM8974AB」。これ自体は2014年夏モデルのハイエンドスマートフォンにも採用されていたもので,最新製品ではないものの性能的には決して見劣りしない。メインメモリ容量は3GBで,内蔵ストレージ容量は32GBと,こちらも特筆すべき点はない。

 Android版「3DMark」によるグラフィックス性能の計測結果は,前編でレポートしたGALAXY S5 ACTIVEやXperia Z3には及ばない程度。SoCの性能差がストレートに出たというところか。とはいえ今時(いまどき)のゲームをプレイするには十分な性能だろう。

arrows(旧称:ARROWS) arrows(旧称:ARROWS)
ARROWS NXにおけるIce Storm Extreme(左)とIce Storm Unlimited(右)のスコア(クリックすると詳細スコアを表示します)。Ice Storm Unlimitedのスコアはぎりぎり15000に届かなかった。CPU演算性能を見るPhysics testの結果が少し振るわなかったためだろうか

ぺしぺしIkinaの結果は「86」と実に優秀。取得ミスは飽和時に起きたくらいだ
arrows(旧称:ARROWS)
 連射測定アプリケーション「ぺしぺしIkina」による連打の応答性計測は,連打回数が93〜96になるように連打してスコアは「86」と,筆者がテストした2014冬モデルの中では最も優秀な結果となった。飽和のタイミングは12タップごとにごく短いものがある程度で,レスポンスは実に良好。連打を求められるゲームでもストレスは感じないと思われる。
 スペック面で2014年夏モデルと差がないのは気にかかるところだが,独特のデザインや細かい使い勝手の工夫を評価する人なら,買って損はしない製品といえるのではないだろうか。

●ARROWS NX F-02Gの主なスペック
メーカー:富士通モバイルコミュニケーションズ
  • OS:Android 4.4(KitKat)
  • ディスプレイパネル:5.2インチTFT液晶(IPS),解像度1440×2560ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 801 MSM8974AB」(クアッドコア,最大CPU動作クロック2.3GHz)
  • メインメモリ容量:3GB
  • ストレージ:内蔵(容量32GB)+microSDXC(最大128GB)
  • アウトカメラ:有効画素数約2070万画素
  • インカメラ:有効画素数約220万画素
  • バッテリー容量:3500mAh
  • 3G連続通話/LTE連続通話:未定/未定
  • 3G待受時間/LTE待受時間:未定/未定
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11a/g/n/ac
  • 本体サイズ:74(W)×145(D)×9.5(H)mm
  • 本体重量:約168g
  • 本体カラー:Black,White,Orange
  • 主な対応サービス&機能:spモード,spモードメール,GPS,dマーケット,VoLTE,ワンセグ,フルセグ,おサイフケータイ(NFC),WORLD WING,Bluetooth(Version.4.0),NOTTV,防水(IPX5,8),防塵(IP5X),ハイレゾ音楽再生


AQUOS ZETA SH-01G

5.5インチで3辺狭額縁仕様


AQUOS ZETAでカメラアプリを使用している状態。画面全体に映像を表示すると,3辺狭額縁デザインによって液晶パネルの大きさが引き立つ
arrows(旧称:ARROWS)
 最後にチェックするのは,シャープ製の「AQUOS ZETA SH-01G」(以下,AQUOS ZETA)だ。
 大画面スマートフォンの購入を検討する人なら,注目すべき製品である本製品1番の注目点は,5.5インチサイズで解像度1080×1920ドットのIGZO液晶パネルを引き立てる3辺狭額縁デザインにある。このデザインによって,5.5インチサイズという大きな液晶パネルを採用しているにも関わらず,本体のフットプリントは76(W)×141(D)mmに収まっている。5.2インチ液晶パネルを採用するARROWS NX(74×145mm)と,ほとんど変わらない程度というのがすごい。

本体前面(左)。上端の額縁が狭すぎるため,インカメラは下側に位置している。本体背面はほぼフラットな形状(右)。アウトカメラに光学式手ぶれ補正機構を採用しているため,少しだけレンズの周辺が盛り上がっている
arrows(旧称:ARROWS) arrows(旧称:ARROWS)

 外観上の特徴で触れておきたいのは,本体カラーによって背面に異なる加工が施されていることだ。AQUOS ZETAのカラーバリエーションはIndigo(インディゴ),White,Coral(コーラル),Cyan(シアン)の4色構成なのだが,Indigoはラバー調,Whiteはつるっとした光沢仕様,Cyanは細かな凹凸のあるドット調に,Coralはさらっとしたアルマイト加工風といった具合で,すべて背面の手触りが異なっている。好みの色と手触りがマッチしない場合はどうするのかと余計な心配をしたくなるが,試みとしては面白い。

arrows(旧称:ARROWS) arrows(旧称:ARROWS)
背面から見たカラーバリエーション。左からIndigo,White,Coral,Cyanの順。インディゴの背面(右)はラバー調になっており,握ったときのグリップ感が心地いい

真上から見ると,側面が“く”の字型になったヘキサグリップシェイプの形状がよく分かる。大画面でも持ちやすくする工夫だ
arrows(旧称:ARROWS)
 さて,液晶パネルが5.5インチサイズともなると,持ちやすさが気になる人もいるだろう。同じサイズの液晶パネルを採用する「iPhone 6 Plus」は,本体側面を丸くしたラウンドフォルムを採用して持ちやすさを確保していたが,AQUOS ZETAはそれとは異なり,両側面が“く”の字型をしたデザインを採用している。
 上側面や下側面から見ると横長の六角形にも見えるので,シャープではこのデザインを「ヘキサグリップシェイプ」と呼んでいた。この形状のおかげで持ちやすさを担保しながら,手に持つと幅が狭いように感じられるのだ。
 なお,AQUOS ZETAの側面には,側面下側を握るとスリープが解除される「グリップマジック」機能も採用されている。

本体上側面(左)には,防水カバーに覆われたmicroSDカードスロットとSIMカードスロット,キャップレス防水仕様のヘッドフォン端子がある
本体下側面(右)にあるのはマイク孔のみ
arrows(旧称:ARROWS) arrows(旧称:ARROWS)

本体左側面(左)には,キャップレス防水仕様のUSB Micro-B端子とストラップホールがある。写真で右側にあたる部分にはグリップマジック用センサーがあるはずなのだが,見た目では分からないようになっている。
本体右側面(右)には,[音量調節]ボタンと[電源/スリープ]ボタンが固まって配置されていた
arrows(旧称:ARROWS) arrows(旧称:ARROWS)

 もうひとつ,AQUOS ZETAとiPhone 6 Plusと比較してみると,重心配置の違いも顕著だった。iPhone 6 Plusは,センターより少し上に重心があるので,やや重く感じられるのだが,AQUOS ZETAの重心は本体の中央にあるため,iPhone 6 Plusよりは重さを感じにくい。本機を手に持ってみると,画面サイズという見た目よりも端末の形状や重心配置で,体感する重さは左右されるのが分かるだろう。
 ちなみに,iPhone 6 Plusの重量は172gだが,AQUOS ZETAの重量は現時点で未定とされている。

 スペックを簡単に記しておくと,搭載SoCはARROWS NXと同じSnapdragon 801 MSM8974ABで,最大CPUクロックは2.3GHz。メインメモリ容量は2GBで,内蔵ストレージ容量は32GBである。2014年夏モデルと代わり映えはしないのが,やや気になるところか。

片手持ちでも操作しやすくする機能「ワンハンドアシスト」を使用している様子。画面全体を縮小して片側に寄せるという機能で,表示サイズや位置は変更可能だ。片手操作を補助する機能はいろいろあるが,筆者にはこれが一番使いやすく思えた
arrows(旧称:ARROWS)
 AQUOS ZETAの発売時期は11月中旬とやや先であるため,まだ開発段階という試用機ではベンチマークテストを実施できなかった。ちなみに,過去のAQUOSシリーズの場合,3DMarkは同クラスのSoCを搭載する製品よりも下回ることが多く,一方でぺしぺしIkinaの連打計測は良好な結果が得られという傾向が多かったと記憶している。
 性能やレスポンスが気になる人は,試用機に触れられる機会が来たら自分の手で確かめてみることをお勧めしたい。

●AQUOS ZETA SH-01Gの主なスペック
  • メーカー:シャープ
  • OS:Android 4.4(KitKat)
  • ディスプレイパネル:5.5インチTFT液晶(IGZO),解像度1080×1920ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 801 MSM8974AB」(クアッドコア,最大CPU動作クロック2.3GHz)
  • メインメモリ容量:2GB
  • ストレージ:内蔵(容量32GB)+microSDXC(最大128GB)
  • アウトカメラ:有効画素数約1310万画素
  • インカメラ:有効画素数約210万画素
  • バッテリー容量:3300mAh
  • 3G連続通話/LTE連続通話:未定/未定
  • 3G待受時間/LTE待受時間:未定/未定
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11a/g/n/ac
  • 本体サイズ:76(W)×141(D)×8.9(H)mm
  • 本体重量:未定
  • 本体カラー:Indigo,White,Cyan,Coral
  • 主な対応サービス&機能:spモード,spモードメール,GPS,dマーケット,VoLTE,ワンセグ,フルセグ,おサイフケータイ(NFC),WORLD WING,Bluetooth(Version.4.0),NOTTV,防水(IPX5,7),ハイレゾ音楽再生

NTTドコモ 2014年冬モデル新製品 特設ページ


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