15世紀初頭の東欧ボヘミア地方という,なかなかマニアックな時代設定となっている本作は,クラウドファンディングによる開発資金募集キャンペーンを達成したことで開発がスタートしたタイトルだ。
中世を描いたゲームにありがちな魔法やドラゴンといったファンタジー要素を排除する一方で,採取した薬草を調合して解毒薬を作るなどのフィーチャー(関連記事)が盛り込まれており,とことんリアルな方向に凝りまくったタイトルとして開発が進められている。
![]() |
本作の主人公は,こうした市民戦争によって両親の命が奪われてしまった鍛冶職人だ。今回のデモは,故郷を捨てた主人公が,とある貴人に従軍する一兵卒となったところからスタートしている。これはメインキャンペーンの一部であり,ゲームが始まって間もないシーンというが,この後はそのまま戦士として身を立てようが,ドロップアウトして泥棒に身をやつそうが,はたまた吟遊詩人として気楽な生き方をしようが,プレイヤーの自由に任されているという。
本作の最も大きな特徴は,そのアクションにある。近々クラウドファンディングの出資者に向けてリリースされるプレα版で,幾つかのパターンを見せてもらったが,とことんリアルに寄って作られている本作は,「魔法もドラゴンもない」どころか,弓矢で狙いを定めるためのレティクルやアイアンサイトすら表示されない。
鍛錬を積むことによって呼吸が安定して狙いをつけやすくなったり,ハーブから作った薬品で集中力を高めることでズームが可能になったりといった要素はあるようだが,デモに出てくる駆け出し兵士の段階では,矢がどこに飛ぶのかほとんど分からない。
![]() |
![]() |
ただし剣を扱う場合には,スクリーン中央に5つの突起を持つ星型のマーカーが表示される。これはキャラクターが剣を振り下ろす方向を,マウスで指示するためのもので,上段からの振り下ろしと左右の袈裟切り,そして左右への薙ぎ払いの5パターンの攻撃が可能だった。しかし,トレイラーを見ても分かるように,ヘルメットを被ればのぞき穴を通して見ているような視界になってしまうし,ここでもリアルさは追求されている模様。防具のアップグレードが必ずしもプラスに働かないことも考えられる。
こうしたリアルに寄せたタイトルだと,「どこまでゲームで,どこまで歴史シミュレーションなのか」という切り分けがポイントとなってきそうだが,気になるタイトルではある。今後の情報にも期待しておこう。
![]() |
![]() |


















![画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / [E3 2015]中世ヨーロッパのリアルを追求したアクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」。魔法どころか弓矢の照準すらないバトルを体験してきた](/games/222/G022269/20150619074/TN/001.jpg)
![画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / [E3 2015]中世ヨーロッパのリアルを追求したアクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」。魔法どころか弓矢の照準すらないバトルを体験してきた](/games/222/G022269/20150619074/TN/004.jpg)
![画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / [E3 2015]中世ヨーロッパのリアルを追求したアクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」。魔法どころか弓矢の照準すらないバトルを体験してきた](/games/222/G022269/20150619074/TN/005.jpg)
![画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / [E3 2015]中世ヨーロッパのリアルを追求したアクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」。魔法どころか弓矢の照準すらないバトルを体験してきた](/games/222/G022269/20150619074/TN/002.jpg)
![画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / [E3 2015]中世ヨーロッパのリアルを追求したアクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」。魔法どころか弓矢の照準すらないバトルを体験してきた](/games/222/G022269/20150619074/TN/003.jpg)