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「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」第3回ロケテストレポート。待望の完全新キャラ「ベッドマン」のプレイフィールは?
GGXrdのロケテストは,これまで2013年8月と11月にも開催されてきたが,3回目の今回は,新たに「ザトー=ONE」「ベッドマン」が参戦し,計13人のキャラクターが使用可能となった。中でも「ベッドマン」は,シリーズ初登場となる完全な新キャラクターということで,気になっているファンも多いことだろう。
本稿では,東京・秋葉原の「セガ 秋葉原 1号館」でのロケテストの模様を,「ベッドマン」のプレイフィールとともにお届けしよう。
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「セガ 秋葉原 1号館」で行われている第3回ロケテストでは,8筐体4セットの対戦台と,1人用専用台1台の,計9筐体が設置されている。初日となった12月6日は,平日でありながら開店と同時に多数のファンが詰めかけていた。
さっそくだが,待望の新キャラクターである「ベッドマン」のプレイフィールをお伝えしていこう。その名のとおり(?),凶悪な改造を施された可動式ベッドで戦うキャラクターということで,とにかくそのフォルムが目を引くキャラクターだ。戦闘中も本人は眠り続けており,ベッドを変型させつつ攻撃を行うそのファイトスタイルや,「嫌いなもの:話が長い人」でありながら戦闘終了後には物凄く饒舌になるなど,そのケレン味も含めて,とても「ギルティギアらしい」キャラクターと言えるのではないだろうか。
ゲームプレイにおけるキャラクター特性としては,必殺技が“タスク”と“デジャブ”という2つで構成されているところが面白い。それぞれA〜Dの4種類があり,例えば“タスクA”と“デジャブA”でワンセットという仕組みだ。
ではその効果はというと,まずタスクを使うと,対応する攻撃(タスクAならブーメラン風の飛び道具)が出ると共に,その位置に特殊なマークが出現する。続いてデジャブを入力すると,今度は「マークを残した位置から」,分身したベッドマンによる必殺技が再び繰り出される。デジャブによって繰り出される攻撃は,元がなんであれ飛び道具扱いとなるため,これを盾に攻め込んだり,ばらまきながらけん制していくのが,ベッドマンの戦い方となるだろう。「どの位置にマークを設置するか」といった,いわゆる設置型ならではの工夫が楽しそうなキャラクターだ。
また,ダッシュ中は攻撃を繰り出せない代わりに,移動中に受けた相手の攻撃を無効化して瞬間移動する(いわゆる移動系の当て身技?)という特性を持っており,さらに空中でジャンプの軌道を変化させられるなど,特殊な移動が可能。とくにジャンプは,「ヴァンパイアハンター」のフォボスを思わせるような操作感覚で,先述のデジャブと組み合わせることで,戦術の幅がさらに広がりそうだ。
設置系のキャラクターということで,かなりテクニカルに思えるかもしれないが,必殺技がいずれも強力,かつコマンドも簡単なので,意外と扱いやすい。シリーズ初登場ということもあり,とくにこれまでシリーズを未プレイの人にとっては,チャレンジしやすいキャラクターかもしれない。
そのほか,第2回のロケテストから実装された新システム“ブリッツシールド”についても軽く触れておこう。ブリッツシールドはテンションゲージを25%消費することで,すべてのキャラクターが繰り出すことのできる,いわゆる“当て身技”のようなもの。コマンドは「HS+いずれかの攻撃ボタンを同時押し」または「+HS+いずれかの攻撃ボタン同時押し」で,ここに敵の攻撃がヒットすると,その攻撃を弾き返して,相手にスキを作り出す。
弾かれた側は一定時間無防備となり,反撃を受けてしまうのだが,この間は同じブリッツシールドを含めた一部アクションが使用可能なため,一定の駆け引きが発生する。「ソウルキャリバー」シリーズをプレイしたことのある人なら,同作のガードインパクトに近いものと言えば,伝わりやすいかもしれない。
ギルティギアシリーズには,ガードし続けると不利になるガードゲージシステム(本作ではR.I.S.C.レベル)があるため,これまでは攻める側が大幅に有利なバランスだったが,このブリッツシールドの搭載によって,攻守の入れ替えが起こりやすくなるはず。本作では攻める側にも,より慎重な立ち回り要求されることになりそうだ。
また今回のロケテストでは,ソルとカイのみではあるが,一撃必殺技の演出が実装されている。3Dモデリングのキャラクターがセルアニメのように滑らかに動くという,本作ならではのグラフィックスを存分に活かした,ド派手かつカッコ良い演出となっているので,ロケテストに参加するときは,ぜひ試して見てほしい。
上記以外にも,今回のバージョンには,これまでのロケテストを元にした,さまざまなブラッシュアップが加えられているそうなので,前回,前々回のロケテストを訪れた人にとっても,新しい発見があるはず。本作に期待するファンは,ぜひ最寄りのロケテスト会場を訪れてみてはいかがだろうか。
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