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[GDC 2015]「Unreal Engine 4」が無償化。完全な成功報酬モデルへ移行
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印刷2015/03/03 10:24

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[GDC 2015]「Unreal Engine 4」が無償化。完全な成功報酬モデルへ移行

Unreal Engine
 北米時間2015年3月2日,Epic Gamesは,同社の主力製品であるゲームエンジン「Unreal Engine 4」(以下,UE4)の利用を無償化すると発表した。同社の総帥,Tim Sweeney(ティム・スウィーニー)氏が公式Blogで語ったところによれば,UE4ベースのアプリケーションが販売され,四半期ごとの売り上げが3000ドルを超えた場合は,3000ドルを超えた部分の5%がロイヤルティ(royalty,使用料)となるビジネスモデルへ移行するという。


 Epic Gamesは,2014年のGame Developers Conference(以下,GDC)に合わせ,月額19ドルのサブスクリプション(subscription,購読料)モデルを導入し,中小のデベロッパによる支持を集めていた。あれから1年,GDC 2015開幕のタイミングに合わせて,無償化+成功報酬モデルへとさらに大きく舵を切ることとなったわけである。
 これは,UE4と同じようなサブスクリプションモデルを採用しているほかのゲームエンジンに対し,大きな差別化要素となるだろう。競合がどのような対応を迫られるのか,今後の業界動向にも注目したい。

 なお,Sweeney氏によれば,直近の月額課金を支払い済みの契約者に対しては返金を行う予定とのこと。また,これまでUE4のサブスクリプション契約を結んできた人には,Epic Gamesのマーケットプレイスで利用できる30ドル分のクレジットを提供するとのことだ。

Tim Sweeney氏によるUE4無償化関連のポスト(日本語版)

Tim Sweeney氏によるUE4無償化関連のポスト(英語)

GDC公式Webサイト

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※2015年3月3日16:15頃追記
 初出時,Epic Gamesの日本語blogにある表記「ゲームやアプリケーションを制作・販売された場合には、四半期ごとの総売上のうち3千ドルを超えた部分に対して5%のロイヤリティが発生します。」(原文ママ)を参考に,「UE4ベースのアプリケーションが販売された場合,四半期ごとの売り上げから3000ドルを超えた部分のうち5%がロイヤルティ(royalty,使用料)となる」と表記していました。しかし,英語の原文には,「四半期ごとの売り上げが3000ドルを超えた場合には総売上に対して5%のロイヤルティが発生する」(When you ship a game or application, you pay a 5% royalty on gross revenue after the first $3,000 per product, per quarter.)とありましたので,それを踏まえ,記事を更新しています。

※2016年7月21日11:30頃追記
 ロイヤルティの和訳に対して,エピック・ゲームス・ジャパンより「you pay a 5% royalty on gross revenue after the first $3,000 per product, per quarter.」の「after」は,時間的な表現ではなく,「3000ドルを超えた分に対しては」という表現であるという連絡が入ったため,記事を再びアップデートしました。


#### 以下,リリースより ####

Unreal Engine 4 フリーで提供開始

2015年3月2日、Epic GamesはUnreal Engine 4の使用をすべての人にフリーにします。今後のアップデートもすべてフリーです。Unreal Engine 4(UE4)を、だれにでもダウンロードして使っていただけるようにしました。ゲーム開発に限らず、映像・アニメーション、建築等のビジュアライズ、VR体験、教育など様々な用途で使うことができます。UE4を使って制作されたゲーム・アプリを発売した場合にのみ総売上の5%をロイヤリティという形でお支払いいただきますが、プロダクトごとの計算で四半期に3000ドルに達していないものからはいただきません。我々エピックの UE4 での基本思想はシンプルです。「あなたの成功はわたしたちの成功」

エンジンのテクノロジーはエピックが実際にゲーム開発に使用し、長年かけて培ってきたものです。UE4は柔軟にインディーゲームの少人数規模からプロの大規模開発にまで対応できるように設計されており、かつ主要なプラットフォーム全てに対応します。さらに、C++で書かれた全ソースコードもアクセス可能です。我々エピックは開発に必要なものをすべて提供したいと考えています。そうすることで開発者は自分の設定したゴールとスケジュールで自由にどんなものでも作り出すことができます。開発から販売までに必要なツールやアセットは UE4のエディタとマーケットプレイスで見つけることができますし、自分で作って他のユーザーとシェアすることもできます。

Epic Gamesの創始者でCEOのティム=スウィーニーはUE4公式ブログでこう述べています。

「2014年はじめ、私たちはUnreal Engine 4を誰にでも使えるように19ドルのサブスクリプションという形で一般公開に踏み切りました。全てのソースコードをオンラインにアップして、サインアップした誰にでもアクセスできるようにしました。前例のない試みなのでどう転ぶかは、天に任せました。

昨年の1年はエピックの社員にとっては目まぐるしい変化の多い1年でした。コミュニティは急速に拡大し巨大なものとなり、ユーザーの作品レベルはどんどん上がり、様々な種類の素晴らしい作品を見ることができました。GDCで展示する作品を応募した際は、100を超える応募をいただき、その中から8つに絞ることは非常に困難でした。どの作品も素晴らしく、展示する価値があるものでした。

アンリアルは確かなものと認識され始め、より多くの人に創造性を形にし未来を形作ることに参加してもらうべきだと気がつきました。そういった理由から、私たちは新規ユーザーにとっての最後の障害である月額費を取り除き、無償で利用可能にすることにしました。

エピックゲームズは会社として設立して25年になりますが、今日ほど大きな開発の機会を提供した事はありません。あなたがどういう開発者であろうと、エピックゲームズはあなたと主に、時にはテクノロジープロバイダーとして、また時にはUE4を使うゲーム開発仲間として存在し続けます。」

参照元ブログポスト:www.unrealengine.com/ja/blog/ue4-is-free

GDC 2015に参加されている方は、ぜひUnreal Engineブース#1024-Southにお立ち寄りください。ブースではUnreal Engine 4のゲームをプレイすることができます。Epic Games のメンバーと世界各地のコミュニティメンバーもおりますので、お話をしましょう。また、Epic GamesはオフィシャルのGDC talksを行います、またオープンシアターでスポンサーセッションも行います。
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    Unreal Engine

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