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今回の会場となったのは,アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスだ。北米/欧州サービス10周年という節目に合わせた開催となり,新クラス,新地域,成長支援,生活コンテンツ,海洋コンテンツ,PvP関連機能,グラフィックス対応まで,かなり広い範囲の発表が行われた。
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32番目の新クラス「エージェント」
まずは恒例の新クラスが発表された。
32番目の新クラスとなる「エージェント」は,既存クラス「デッドアイ」の弟にあたるキャラクターで,政府機関に所属する人物として登場する。戦闘では大口径のリボルバーをメインに,手榴弾や「ガニクスの魔弾」といった特殊な武装を使い分ける。
移動スキル「ブリンク」を使って一定範囲内の任意地点へ瞬時に移動できるなど,素早く敵との距離を詰め,的確に仕留めるような,暗殺者寄りのバトルスタイルが特徴になるという。
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姉の「デッドアイ」もリボルバー使いだったが,デッドアイはどちらかといえば荒野の早撃ちガンマンという印象だった。一方,エージェントはもう少しファンタジーに寄った設定になっている。
リボルバーからは爆発する弾丸を放ち,広範囲の敵を攻撃可能。そして魔弾がエージェントの攻撃に合わせて出現し,追撃を行う。銃器を扱うクラスでありながら,単純な遠距離攻撃役ではなく,瞬間移動や設置・追撃系の要素を組み合わせたテクニカルなクラスになりそうだ。
なお,デッドアイとは異なり,LV56以降の成長で「伝承」と「覚醒」を選べる,旧来のスタイルが採用される。今夏の実装時点では伝承が先行し,覚醒は冬に追加される見込みだ。
今後の新クラスについても,夏に伝承,冬に覚醒を実装するという年間スケジュールを基本にしていく方針が示された。
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エージェントは,宴会終了後にテストサーバー「黒い砂漠研究所」でプレイ可能となっており,PC版では7月30日にグローバル実装される予定だ。コンシューマ版への実装は8月6日が予定されている。
新地域「エダニアPart.II」と新たなアクセサリー
新たな冒険の舞台としては,「エダニアPart.II」が8月13日から順次実装される。
エダニアPart.IIには,アグリス,マクタナン,エリアン,アール,ハドゥムの各領域が登場し,個人狩場とパーティ狩場の両方が用意される。
9月17日にはメイン依頼とボス「ハドゥム」も追加される予定で,「黒い砂漠」における大きな旅路の一区切りとなる内容になるようだ。
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エダニアPart.IIの狩場は,かなり高い能力値を要求するコンテンツとして設計されている。必要能力値の目安は,最低でも表記攻撃力400,防御力470とされており,現行のエンドコンテンツに挑んでいるプレイヤー向けの位置付けとなる。
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ボス戦では,特定の行動パターンに対して「闇の精霊の怒り」を使ったスキルで対応すると,ボスの態勢を崩して有利に戦えるギミックも用意される。
新地域の登場に合わせて,装備もより強力なものが登場する。新たなアクセサリーとして「エクレタアクセサリー(仮)」(以下,エクレタ)と「アペイロンアクセサリー」(以下,アペイロン)が発表された。
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エクレタは,カラザドアクセサリーの上位にあたる装備で,真IXまたは真Xのカラザドを所持している場合に,エクレタへ交換できる。真IXカラザドは未強化のエクレタへ,真Xカラザドは真IVエクレタへ交換される形だ。
エクレタはカラザドと同様に取引不可の装備となるが,強化時にクロン石は使用できる。攻撃力だけでなく防御力も上昇するため,今後の高難度狩場を見据えた新たな成長目標になりそうだ。
強化には部位別の「因果の破片石(仮)」というアイテムが必要で,エダニアPart.II狩場で獲得できる。強化の難度はカラザドに近い水準を目指しているとのこと。
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一方のアペイロンは,エクレタと同等の能力を持ちながら,取引が可能なアクセサリーとして実装される。
エダニアPart.IIの狩場でコア材料を集めて製作し,未強化のアペイロンを素材にして段階的に強化していく方式になる。取引可能な装備として流通することで,プレイヤー間経済にも影響を与えそうだ。
エクレタとアペイロンのどちらを強化していくかも攻略ポイントの1つになるだろう。
そのほか,「漂う根源の水晶(仮)」と「強再錬石(仮)」といった装備アイテムも新規に追加される。これらをフル活用してPart.IIのボスと対峙することになる。
また,ゲーム内でのみ獲得できる特別衣装「滅神の武具(仮)」も発表された。これはラ・オルゼカのような位置付けの専用衣装で,エダニアPart.IIの各ボスを倒して手に入る素材を使って製作する。
また,エフェクト染料は既存の赤と紫に加えて,白,青緑,黄色が追加される予定だ。
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新規プレイヤーも「HYPERBOOST」で爆速パワーアップ
成長導線の刷新として,「黒い砂漠 HYPERBOOST」が発表された。
これは新規・復帰プレイヤーが,より短期間で現行コンテンツへ到達できるようにするための施策で,条件を満たすことで攻防730程度の装備を整えやすくなるという。
真Vブラックスター武器,君王武器の素材,真Vカラザドアクセサリー,太古防具など,現在の成長において重要な装備群への導線が大きく強化される。
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具体的には,初心者が黒い砂漠の成長を学ぶ学校コンテンツ「オルビア・アカデミー」や戦闘過程の報酬を通じて,真Vブラックスター武器の獲得機会が増えるほか,それらを利用した最上位装備「君王武器」の製作に必要な素材も支給される。
さらに,必要な材料を渡すことで真Vカラザドアクセサリー一式を獲得できるようになり,その後の強化を案内する専用冒険日誌も追加される。黒い祠の一部ボス討伐依頼を通じて,未強化の太古防具4種を獲得できるようになる点も大きい。
こういった施策によって,初心者でもかなり早い段階で現行コンテンツを体験できるようにする狙いだ。
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レベルシステムにも手が入る。
8月13日にレベル70,10月8日にレベル75が上限として設定され,75上限時点では,各種依頼やコンテンツから得られる経験値量も調整される。
狩りだけでなく,黒い祠,赤の戦場,拠点戦,占領戦など,さまざまなコンテンツをプレイすることでも経験値を獲得できるようになる。従来よりも現実的な時間で上限到達を目指せる設計になるようだ。
黒い砂漠はこれまで一定以上のキャラクターレベルに明確な意味を持たせていなかったが,LV70以上になることでPvEでの攻防ボーナスが適用されるようになるなど,レベルに価値を与えるアップデートになるようだ。
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生活コンテンツは利便性が向上
生活コンテンツでは,9月3日に大きな改修が予定されている。
生活服,生活道具,アクセサリー,遺物,錬金石などを含む全生活装備が家門共通の装備として扱われ,生活コンテンツごとに装備プリセットを登録できるようになる。採集,釣り,加工などに合わせて装備をあらかじめ設定しておけば,必要なタイミングでまとめて切り替えられるわけだ。
これまでは都度キャラクター間でやり取りしたり,装備し直したりが大変だったので,生活民には嬉しいアップデートと言える。
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錬金石の仕様も変更される。従来のようにオン・オフを切り替える形ではなくなり,装着していれば効果が適用されるパッシブ型に近い仕様になる。
ベルの心臓も,装着するだけで効果が発動する形へ変更される予定だ。
また,一部の機能性衣装は水晶として装着でき,生活活動中の外見をより自由に選べるようになる。ただし,迷彩服やシャークウェアなど,固有の役割を持つ衣装は対象外となる。
11月には,自家門キャラクターを活用する「家門派遣」システムが実装される。
これは,自家門内のキャラクターに採集,加工,釣りなどを任せられる機能で,プレイヤーが別のキャラクターを操作している間に副収入を得る仕組みだ。全キャラクターを無条件に派遣できるわけではなく,条件を満たすことで基本スロットが開放され,その後に拡張していく形になるという。
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海洋コンテンツでは,8月27日に新規海洋怪獣「リンバーク」が登場する。
リンバークは既存の海ワニの群生地に出現し,小型個体を従える大型モンスターとして実装される。
討伐では,海面に現れる黒い暗礁の中から力の源を見つけて破壊する必要があり,破壊後は小型個体をまとめて相手にできるようになる。報酬としては,新規船舶装備の材料や,海洋系素材が用意される。
同日には,最上位の黄色船舶装備も実装される。重帆船向けの「パラーシ(仮)」と,板屋船向けの「青雲(仮)」が用意され,とくにPvP関連能力が強化される。
製作には,10段階まで強化した青色等級の船舶装備と,リンバークから得られる新素材が必要になる。
強化ルールは一般装備に近いものとなり,失敗時に強化段階が下がる可能性がある一方,クロン石を使用すれば下落を防げる。
開発中のコンテンツとして,これまでもゲーム内に登場していた大型の鳥類である「ペリカ」を新規搭乗物として準備していることが発表された。
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PvPやギルドコンテンツも拡充
PvP関連では,10月15日に「PvP統合ランキング」が追加される。
拠点戦,占領戦,ギルドリーグ,赤の戦場,ソラレの闘技場などを対象に,クラスごとの勝率,平均与ダメージ,平均被ダメージ量といった統計を確認できるようになる。
データは毎日0時に更新され,週単位の全体統計も閲覧可能になるとのことだ。
また,8月6日には「マルニの戦闘分析機(仮)」が実装される。これは戦闘データを記録し,総ダメージ量やDPSを確認できる機能だ。開発側は,他プレイヤーと競争するための機能ではなく,装備やスキル構成を見直し,自分の成長を客観的に確認するためのツールとして使ってほしいとしている。
そのほか,ギルド活動に応じてポイントを獲得する「ギルド名声システム」も注目点だ。
ギルドメンバーの活動によってポイントが溜まり,それを利用して新たなコンテンツや恩恵が受けられるというもの。たとえば,アイテム獲得確率増加パッシブや,ギルドメンバーの集結スキルがもう一度打てる……といった形だ。
ギルド戦争の宣言では,ギルド名声を大きく消費することで,一方的にギルド戦争を宣言できるようにもなるなど,強制GvG要素も含んでいる。一方で,名声を使いすぎてマイナスになるとすべてのギルドから敵対的な存在とみなされ,名声を消費することなく戦争宣言が受けられる状態になるので注意が必要となる。
名声マイナス状態では,占領戦,薔薇戦争への参加,戦場の英雄としての参加ができないなどのデメリットもあるため,高い名声を維持するためにはギルドメンバーの継続的な活躍が必要になる。
ギルド関連では戦術共有に役立ちそうな機能として「ギルド戦略ルート設定(仮)」も追加予定だ。移動経路や戦術が,ギルドメンバーのマップ,ミニマップにも表示される。
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そのほか,自分に必要なコンテンツを登録して管理できる「コンテンツスケジュール表」,冒険日誌を一か所で確認できる機能,宝物図鑑,ギルド戦略ルート設定,妖精の外見とスキルを分けて選べる機能など,利便性向上を目的としたアップデートも多数予定されている。
また,グラフィックス面では,8月中にDirectX 12,DLSS,AMD FSR 3.1への対応が予定されている。PC版にはDLSSとFSR 3.1,コンシューマ版にはFSR 3.1を適用し,その後,9月中を目標にFSR 4.1への対応も進めるという。
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今回の2026ハイデル宴会は,新クラスや新地域といった分かりやすい大型コンテンツに加えて,成長導線の短縮,生活装備の整理,レベル上限の再設計,海洋・PvP・GPUによる超解像(アップスケール)グラフィックスオプションへの対応など,長期運営タイトルとしての基盤を見直す内容が目立つ発表となった。
新規・復帰プレイヤーを現行環境へ確実に引き上げつつ,既存プレイヤーにはエダニア Part.IIや新装備,新たな分析・ランキング機能を提示する,包括的なアップデート計画と言えそうだ。公式サイトでは装備強化が進む豪華なクーポンコードやログイン報酬も公開されているので,ぜひチェックしてみよう。




















































