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「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた
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印刷2020/10/02 18:00

インタビュー

「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた

 Pearl Abyss JP(以下,パールアビス)がサービス中のPC向けMMORPG「黒い砂漠」。本作では2020年3月25日に,ゲームオンから運営サービスの移管が発表されて多くのプレイヤーを驚かせたが,およそ一月後に移管は完了。5月8日には,ゲームオンから通してのサービス5周年を迎えた。

画像集#003のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた

 6月には韓国で行われた「黒い砂漠」のオンライン配信「ハイデル宴会AT HOME」が日本でも同時配信され,その後も新たな施策となるシーズンサーバーの導入や新エリア「グランディーハ&パプアクリニ」の実装,そして9月2日には新クラス「ハサシン」が実装されている。

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 韓国Pearl Abyssは,MMORPG「黒い砂漠」のオンライン配信「ハイデル宴会AT HOME」を2020年5月30日に行い,2020年下半期アップデートの情報を公開した。2020年下半期には,新規クラスの「ハサシン」や,雪の多い高山地帯の新エリアなどが登場予定だ。

[2020/06/01 16:58]

 「ハイデル宴会AT HOME」では,これらを含めた2020年下半期のアップデート計画が発表されているが,詳細がまだ謎に包まれているものも少なくない。今回,パールアビスの開発プロデューサーへのメールインタビューを通じて,運営移管の話からアップデートの具体的な内容まで,さまざまな話を聞いたので,お届けしよう。

画像集#001のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた


「黒い砂漠」の直営サービスをパールアビスが行うことにした理由とは


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。なぜ今回のタイミングで,ゲームオンからサービスを移管することになったのでしょうか。

今回のメールインタビューに回答してくれたのはパールアビスのCEO イ・ドンギョ氏と,「黒い砂漠」開発プロデューサーのチャン・ジェソク氏だ(写真はイ・ドンギョ氏)
画像集#017のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた
イ・ドンギョ氏(以下,イ氏):
 ゲームオンの安定的かつ良い運営により,「黒い砂漠」は日本市場に定着できたと思います。一方,パールアビスは韓国を始め台湾,香港,マカオ,トルコ,タイなどの東南アジア圏で独自にサービスを行いノウハウを積んでいます。そのうえで,このゲームを一番よく知っている私たちパールアビスが直営サービスを行えば,プレイヤーのフィードバックをもっと早く受け止めて,適用できると思ったんです。そこで両社の協議のもと,サービス移管を進めることになりました。
 これまでグローバルで直営サービスを進めながら得た知識と経験をもとに,サービス体系を持続的に補完してきており,日本地域のサービスにもこの経験を生かし,末永くプレイヤーの皆さんと一緒に歩んでいきたいと思っています。

4Gamer:
 移管時には引っ越しキャンペーンが実施されましたが,移管前,そして移管後のサービスについて,プレイヤーからどのような反応がありましたか。

チャン・ジェソク氏(以下,チャン氏):
 皆さんからは良い反応をいただけたと思います。サービス移管初期はラグ現象などの問題で大変ご不便をおかけしましたが,持続的な改善のための作業を行っており,適用可能なものは迅速に対処しています。

4Gamer:
 今後は,どのような方針で運営を行っていく予定でしょうか。また,ゲームオンでのサービスとの違いや,差別化の方針などがあれば教えてください。

イ氏:
 サービス6年目に突入するゲームだけに,サービス形態を大きく変えて混乱を引き起こすよりは,安定したアップデートと楽しさをお届けするため,皆さんの声に常に耳を傾けていきます。
 そのため,さまざまな公式放送コンテンツも用意しており,皆さんが意見をお互いに共有し,また声を出すことができるサポーターズのような制度を積極的に活用していく予定です。
 今は国家対抗戦の準備もしておりまして,これこそパールアビスの直営運営だからこそできることだと思います。こういった,冒険者が喜んで楽しめる運営イベントを充実させるのも1つも方針です。

4Gamer:
 GLAYとのスペシャルコラボMVで話題を呼んだ5周年の施策でしたが,どのような経緯でコラボが実現したのでしょうか。また,その反響はいかがでしたか。

画像集#002のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた

チャン氏:
 サービス移管に合わせて,プレイしたことのある冒険者様はもちろんのこと,新しくゲームに接する冒険者様のために1つの力強いメッセージをお伝えしたいと考えました。伝説的なアーティストであるGLAYの楽曲「またここであいましょう」には,私たちが冒険者の皆さんに届けたいそのメッセージがストレートに込められていたので,ぜひ一緒にコラボを進行したいという思いでたくさんの話を交わした末にコラボが成立しました。
 ありがたいことに,コラボミュージックビデオはYouTubeで1000万再生数を突破し,多くの方が関心を寄せ,多くの冒険者がゲームを訪れてくださいました。


4Gamer:
 韓国で実施された「ハイデル宴会 AT HOME」は日本でも配信されましたが,昨年も同じようなイベントが開催,配信された記憶があります。このようなイベントは,毎年恒例となっていくのでしょうか。

チャン氏:
 今回の「ハイデル宴会 AT HOME」は,特定の国だけでなく,全世界のプレイヤーに届けたいという思いで,各国の担当者が1つとなって実現できたものです。このような方式は我々も初めてだったため試行錯誤もありましたが,結果的に世界中のプレイヤーがリアルタイムで同じものを一緒に楽しむことができた意義深いイベントだったと思います。
 プレイヤーさんと,より近くでコミュニケーションできるオフラインイベントを進めるのは難しい状況ですが,今後も引き続き,多様なより良い方法で皆さんとの距離を縮めていきたいと考えております。

画像集#004のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた
画像集#005のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた
画像集#006のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた

4Gamer:
 ゲームオン運営時には,比較的頻繁にオフラインイベントが実施されていました。新型コロナの影響でしばらくは難しいと思いますが,運営移管後もそれを踏襲するようなオフラインイベントを日本でも開催できるのではないでしょうか。

イ氏:
 運営移管後,冒険者の皆さんにお会いするための計画を立てていましたが,新型コロナの拡散によってオフラインイベントの開催は難しい状況です。しかし,日本の冒険者の方々とコミュニケーションできるよう,オンラインイベントなどを検討したり,私どもGMがプレイヤーさんのレイド対象になったり,ゲームの瞬間を捉えるカメラマンとして活動したりするなど,一緒にゲームをプレイして,コミュニケーションを取るイベントをゲーム内で展開しています。
 早く状況が好転し,正式なオフラインイベントでご挨拶できる日を楽しみにしています。

4Gamer:
 6月にシーズンチャンネルの開設やサポーターズといった,これまでにない施策が実施されました。これらの意図と,プレイヤーからの反応や評判を教えてください。

イ氏:
 シーズンチャンネルは,新規プレイヤーに黒い砂漠の特徴となるコンテンツを直接体験してもらいつつ,努力しただけの成果を得られると同時に,既存のプレイヤーさんとレベルの近いシーズンキャラクターで遊べるので,共感も十分に得られるものとして制作しました。
 初めての試みでしたが,多くのプレイヤーさんが楽しんでくださり,ご関心を向けていただいたおかげで,より大きな可能性を見出すことができました。プレイヤーの皆さんの反応に合わせて,回を重ねるごとにより発展した姿を皆さんにお届けしたいと思います。

チャン氏:
 一方のサポーターズは,初心者が早くゲームに適応できるよう,教えることにやりがいと楽しさを感じるプレイヤーが,サポーターとして初心者をフォローできるものを準備しました。
 実際にサポーターズが実施されて以来,プレイヤーの皆さんがお互いに情報を共有し,内容について積極的に討論する姿が見られるようになりました。また他のプレイヤーを助ける活動をすることで,報酬まで受けとれることに大きな喜びを感じたプレイヤーの方々がいらっしゃったことで,私たちも大きな喜びを感じています。
 サポーターズに対して多くのプレイヤーの皆さんが大きな関心を持ち,積極的な活動で多くのフィードバックをくださいました。これに応えるため,私たちはより多くの冒険者がサポーターに助けられ,またサポーターが活動できるよう,まだ足りないところもありますが,より良い方向へと発展していく予定です。


「いばらの砦」はPvPもPvEも楽しめるハイブリッドなコンテンツ


4Gamer:
 新キャラクター「ハサシン」が発表されました()が,使用する武器を含めてどのようなタイプのキャラクターなのでしょうか。

※9月2日にハサシンが,9月16日にはハサシンの「伝承」と「覚醒」が実装された。

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チャン氏:
 ハサシンは,キャラクター操作に焦点を合わせたテクニカルなキャラクターです。三日月のように曲がった「砂曲刀」と一種の呪術道具である「禁戒」を利用し,瞬間的に接近して敵を打ち抜いたり,遠方から呪術で敵を苦しめたりします。
 いくつかの代表的なスキルを見ると,希望する地点にいつでも戻ってくる「不服の砂時計」,標的を空中から急襲する「落命の砂時計」「枯渇の襲撃」などが挙げられますが,このような固有スキルをうまく利用して自分だけの「領域」を作り,その中で戦闘を有利に進めていくことがポイントになります。
 キャラクター操作に興味を持っている方なら,従来の黒い砂漠のキャラクター以上に新しい経験ができると期待しています。

4Gamer:
 砂漠での活動に有利な特殊能力を持っているとのことですが,これらはキャラクター性を際立たせるものとして実装されているのでしょうか。また,こういった能力は今後実装予定のキャラクターや,すでに実装されているキャラクターに追加されることはあるのでしょうか。

チャン氏:
 ハサシンは「アールの戦士」で,大砂漠のバレンシア出身という基本コンセプトを持っています。その結果,他のキャラクターに比べて砂漠限定で移動速度が速く(納刀時のみ),戦闘での疾走時には持久力を消耗しないという特別な能力を与えました。こうした特殊能力は各キャラクターの全体バランスを考慮して設定しています。
 すでに,黒い砂漠には各キャラクターに目立つ能力――例えば,レンジャーは砂漠でなくても,砂漠を走るハサシンと同様,速く走ることができるなど――を持っており,新規キャラクターを制作する際も,コンセプトに合わせて常に考慮しています。

4Gamer:
 「ハイデル宴会 AT HOME」では覚醒や伝承をさらに拡張すると発表されていました。それは,どのような方向性で,そしてどのような形になるのでしょうか。

チャン氏:
 黒い砂漠は多くのプレイヤーが1つのワールドで一緒に楽しむMMORPGです。そのなかで慣れも大事ですが,長くプレイしてきたプレイヤーは常に新しい渇望を抱きくものです。そういった渇望を満たすために,覚醒や伝承も持続的に拡大・発展させていく予定です。それぞれに新しいスキルが追加され,既存のアクションと連携して新しいプレイになることも,ラバムスキルやスキル錬成の追加になる可能性もあります。
 また,覚醒や伝承を超えた「真覚醒」「真伝承」についてもプレイヤーの皆さんからの要望が多く,検討段階にあります。

4Gamer:
 スピンオフ作品である「シャドウアリーナ」には,錬金術師のゴルガスというキャラクターが実装されましたが,ゴルガスが「黒い砂漠」に実装される可能性はありますか。また,逆に今回発表されたハサシンが「シャドウアリーナ」に実装される可能性はあるのでしょうか。

イ氏:
 まだ計画はありませんが,パールアビスはあらゆる可能性を考えています。ハサシンも,トルコ地域のプレイヤーの皆さんのアイデアから始まり,度重なる研究を通じて結果的に世界中で通じる魅力的なキャラクターに仕上がったと思っています。シャドウアリーナのゴルガスは「黒い砂漠」をもとに作られたキャラクターですので,冒険者の皆さんが望むならそのキャラクターに挑戦しない理由はないと思います。

4Gamer:
 韓国ですでに実装されている「オーディリタ」について教えてください。

チャン氏:
 オーディリタは,カーマスリビアから追い出されたアヒブたちが繰り広げる凄絶な暗闘と秘密,そして不死の錬金術師カプラスの物語が語られる新しいエリアです。
 日本のプレイヤーにも馴染みのあるカーマスリビアと対照的な雰囲気になり,より新しい冒険が可能になるでしょう。新しいアイテムやコンテンツ,そして狩り場が拡張され,最高レベルの装備である「死した神の鎧」が入手できます。

画像集#010のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた
画像集#011のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた

4Gamer:
 「ハイデル宴会 AT HOME」で発表された「幻影戦場:いばらの砦」は,オーディリタが舞台とのことですが,これはどのようなコンテンツなのでしょうか。

チャン氏:
 「いばらの砦」は,PvEとPvPが融合したルールで,両チームが勝負を競う方式の新しい戦闘コンテンツです。ルールは,プレイヤーが「ガネル」か「ベディル」のどちらかの陣営に所属し,同等の条件の下でモンスターを討伐しつつ,最終ボスのセフェル・オウダーを先に討伐したチームが勝利となります。
 この過程で,ガネルとベディルが持つさまざまな装置を利用して,相手に妨害工作を仕掛けることができます。PvEが好きな方もPvPに関心が強い方も楽しめるコンテンツなので,皆さんからも多くのご期待を受けています。詳細については今後GMノートなどでお知らせする予定ですので,もうしばらくお待ちください!

画像集#012のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた
画像集#013のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた

4Gamer:
 オーディリタ以外の新エリアとして,ハサシンの故郷である「魔界地域」や,メディア地方の南側の高山地帯,さらに海を越えた先にあるハソ国など,いくつかのエリアの情報が公開されていますが,可能な範囲でそれぞれのエリアについて教えてください。

チャン氏:
 新規高山地帯の正式名称は 「終わりのない冬の山」です。関連コンテンツについて少しヒントをお伝えすると,黒い砂漠の19番目のキャラクターだったガーディアンの誕生と起源に関する新しい物語を聞くことができ,また「雪獣人」と呼ばれる巨大で恐ろしい生命体が皆さんの挑戦を待っています。
 他の地域については開発の真っ最中で,まだ言及はできませんが,皆さんに公開できる状態になった時に紹介します。


最強のPvPプレイヤーを決める「グローバル アルシャの闘技場」


4Gamer:
 「グローバル アルシャの闘技場」は,その名の通り世界中からプレイヤーを集めてのPvP大会を開催するといった感じなのでしょうか。

イ氏:
 「黒い砂漠」はアクションが非常に強化されたゲームで,熟練したプレイヤーほどキャラクター操作(スキルコンボと状況対処など)に大きな楽しみを感じることができます。アルシャの闘技場は,こういった熟練のプレイヤーのなかから最強のプレイヤーを決める一種のPvP大会で,国ごとに毎年開催して大きな反響を呼んでいます。
 グローバル アルシャの闘技場は,それをさらに拡大し国別で大会を開いて最強のプレイヤーを選出し,各国の最強プレイヤーを韓国に招いて試合を行うグローバル大会になります。本来はすでに進行しており,優勝者を韓国に招待して行う計画でしたが,現在は新型コロナ問題で困難な時期にあるため進行していません。現在の事態が沈静化したら,改めてまた進めたいと思っています。

4Gamer:
 馬レースの変更とともに,新たな馬の種類が追加されるとのことですが,これらの馬はフィールドで捕まえることができるタイプのものなのでしょうか。それとも,従来の馬とは違う方法で入手するタイプなのでしょうか。

チャン氏:
 まだ開発中なので変更する可能性もありますが,基本的に競走馬は既存の馬と違う方法で得られるようにしたいと思います。また,成長方式も従来の馬とは異なる形になると思います。

画像集#014のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた

4Gamer:
 変更を予定している新たな馬レースの大まかな仕様や方針を教えてください。

チャン氏:
 従来の馬レースも皆さんから面白かったという評価をいただきました。「黒い砂漠」は馬と馬上アクションが本当に多様で,馬を移動させて競うこと自体がすでに大きな魅力です。しかし,さまざまな付加状況で多くのプレイヤーが楽しめない部分もありました。
 新しいレースとなる「終末の月グランプリ」ではこのような状況を大きく改善し,新しい競走馬を管理する専用の厩舎を作り,いつでもレースに参加できるようにする予定です。
 競走馬は従来の馬とは違って風の力(持久力)のコントロールが重要です。風の力はコーナーなどを曲がる時に蹴り上げられ,全力疾走時に急激に消耗します。そのため,この風の力をうまく利用して攻略してこそ,他の冒険者との競走で勝利できます。これ以外の内容は,開発が完了したら冒険者の皆さんに直接ご紹介したいと思います。

4Gamer:
 新たな馬も,世代を重ねると幻想馬になるのでしょうか。

イ氏:
 競走馬が幻想馬になることはないです。時間がたくさん経った後に考慮するかもしれませんが,基本的に競走馬は種が異なります。既存の馬コンテンツを侵食することのないようにしていく予定です。


星座,指名手配など新コンテンツも続々登場


4Gamer:
 「指名手配」は,海洋上のPvPにのみ関わるシステムなのでしょうか。

チャン氏:
 指名手配は,まず海でのみ行うことを目標にしています。地上では砂漠地域でPvPを強制的に進行させると無法者になり,その無法者を追い払った時に監獄に入れるという似たようなシステムがすでに存在します。海はこれとは別に,新しいコンセプトと形を整える計画です。

4Gamer:
 指名手配されているプレイヤーがPvPモードをオフにしている場合は,どうなってしまうのでしょうか。

チャン氏:
 指名手配されると,PvPモードに関係なく攻撃されてしまうことがあります。

4Gamer:
 指名手配されたプレイヤーを倒すと,かかっていた懸賞金に比例した名誉点数が得られるとのことですが,名誉点数はプレイにどう影響するのでしょうか。

チャン氏:
 金銭的な補償が主になるとアビュージング()などの不正行為が発生する可能性があります。なので,直接的な報酬よりは,名誉ある報酬を用意するつもりです。黒い砂漠にはさまざまな称号がありますが,特別な称号になるかもしれませんし,またワールドのどこかにプレイヤーの名前が記されるといったことも考えています。

※ここでは友人と示し合わせたり,複数のアカウントを利用したりして点数を稼ぐなどの行為がそれに当たるだろう

4Gamer:
 では,星座についても教えてください。多少のボーナスが入るとのことですが,これはどういった内容でしょうか。

チャン氏:
 今の星座はNPCに会うと親密度の要求なしにすぐ会話が可能だったり,話の交流(親密度アップ)でボーナスを得るなど些細な機能です。新しい星座機能は,自分が選んだ星座によって若干のバフ効果を得られるようになります。星座は周期的に変化していくので,星座が移り変わるたびに演出的な要素を強化して,皆さんの感性を満たしたいと思っています。

画像集#015のサムネイル/「黒い砂漠」メールインタビュー。運営移管から今後のアップデートまでPearl Abyssの開発プロデューサーに聞いた


新エリア「オーディリタ」は10月7日に実装予定


4Gamer:
 今回発表されたコンテンツについて,それぞれ日本ではいつ頃実装される予定なのか,大まかなロードマップを教えてもらえればと思います。

チャン氏:
 まず,「ハサシン」が9月の頭にアップデートされました。続いて10月7日に多くの皆さんが待ち望んでいた新規エリア「オーディリタ」が実装される予定です。他のコンテンツの日程は,開発を終えてローカル作業が終わり次第,できるだけ早く日本ワールドに適用することを目標としています。楽しみにしてください。


4Gamer:
 最後に日本のプレイヤーに向けてメッセージをお願いします。

イ氏:
 何よりもプレイしてくださっている皆さんにいつも感謝しております。皆さんのおかげで,今の「黒い砂漠」があり,新たな出発とともにより遠い未来を夢見ることができるようになりました。これからも「黒い砂漠」が,皆さんと私達が一緒に見る夢になれたらと思います。
 日常の疲れを忘れて訪れることができる憩いの空間として,または日常の楽しさを倍増させてくれるより大きな冒険の空間として,これからも皆さんと長い時間を過ごしたいと思います。注いでくださる多くの関心と愛でより楽しい夢になるように努力を惜しみません。これからもよろしくお願いします。

「黒い砂漠」公式サイト

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