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ユービーアイソフトから発売中の「スプリンターセル ブラックリスト」(PC/PlayStation 3/Xbox 360/Wii U)は,主人公のサム・フィッシャーが強大なテロ組織に立ち向かうというアクションゲーム。ユービーアイソフトの看板シリーズの最新作であり,原題である「Tom Clancy's Splinter Cell: Blacklist」からも分かるように,トム・クランシーものの一作だ。それだけに,ゲームに登場する最新の武器やハイテクガジェットには,「本当にありそう」というリアリティがあり,ストーリーもまた国際情勢を反映した「本当にありそう」という重厚で緻密なものになっている。
2002年に登場した初代「スプリンターセル」以来,ストーリーだけでなくシステムやグラフィックスなどでも常に時代の最先端を進んできたシリーズだが,今回はその最新作をプレイムービーで紹介したい。ムービーは,PlayStation 3版で作成している。
アメリカ政府の秘密組織「サードエシュロン」のトップエージェントとして活躍してきたサム・フィッシャーだったが,いろいろあって組織と決別し,新たな人生を歩むことになった……というのが前作「スプリンターセル コンヴィクション」の物語。しかし,サムがそのまま,まったり日々を過ごしてしまうとゲームにならないので,今回もまた,世界を脅かすテロ組織との戦いに挑むのだ。
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ゲームの冒頭では,「エンジニア」というテロ組織がアメリカ合衆国の軍事基地を攻撃し,世界各地に派遣されているすべてのアメリカ軍を即時引き上げることを要求してくるのだ。事態を重く見た政府は,サムをリーダーとする新たな組織「フォースエシュロン」を設立。法に縛られない絶対的な自由を与えられたサムは世界を巡り,エンジニアの野望を食い止めることになる。
「この歳でまだ現場だよ」とボヤいたこともあるサムだが,ついにチームリーダーに出世した。さすが中年の星,と言いたいところだが,本作のサムは見かけも声もすっかり若返っており,女子にもててしまいそうだ。
ゲームは基本的に隠れて行動し,敵に見つかることなく任務を遂行していくことがメインだが,銃や攻撃的なガジェットも用意されているので,それらを使って派手に敵を始末していくことも可能。こうした自由度の高さが,シリーズにほぼ共通するポイントだ。
暗闇に潜み,敵の巡回ルートを把握してその間をすり抜けていくこともできるし,音を発するガジェット「スティッキーノイズメーカー」を投げ込んで敵を混乱させ,前作にもあった「マーク&エクスキュート」を活用して冷酷に撃ち倒すという方法も選べる。
姿の見えない“ゴースト”,冷酷無比に敵を葬る“パンサー”,そして,見つかることをためらわずに突き進む“アサルト”と,プレイする人によってさまざまなサムを堪能できるだろう。
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ちなみに,マーク&エクスキュートとは,マークをつけた最大3人の敵を一瞬にして倒せるシステムで,スローモーションで繰り出されるサムの射撃姿には男の筆者も一目で惚れてしまった。ゲージを溜めなければ発動できないとか,射程内に敵を収めていなければならないとかいった条件はあるものの,個人的にかなり好きなシステムだ。
そのため筆者のプレイスタイルは,もっぱら隠れながら進み,見つけた敵は物陰に引きずり込んで倒す。複数いればマーク&エクスキュートを使うというオーソドックスなものになっている。作成したムービーでもその様子を見ることができるので,ぜひカッコいいサムの姿をチェックしてほしい。
フォースエシュロンの拠点は大型航空機“パラディン”。この中でサイドミッションを仲間から請け負うこともできるし,Co-opを含むオンラインプレイへ,ゲームを中断することなくシームレスに移行することも可能だ。これにより,好きなときに好きなミッションがプレイでき,ストレスなくゲームを楽しめる。いかにもスプリンターセルらしい,洗練された仕掛けだといえそうだ。
カスタマイズ要素も豊富で,性能の高い銃を購入したり,武器にアタッチメントを装着して射程を伸ばしたり,射撃音を抑えたりできる。任務遂行に便利なガジェットも多数用意されているので,あれこれ試してみたくなり,リプレイアビリティも高い。
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ステルスアクションと聞くと,ちょっとハードルが高い印象を受けるかもしれないが,前作同様に非常に遊びやすい作りになっていて,美麗なグラフィックスに加えて敵を倒すときの演出がやたらと気持ちよく,没入度は高い。できることが多いため,最初は戸惑うかもしれないが,プレイを重ねるにつれ,あなたもきっとサムの虜になるはずだ。



































