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「3DMark」に「DXR対応レイトレーシングテスト」と「低スペックPC向けのDX12テスト」が追加予定
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印刷2018/09/25 12:55

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「3DMark」に「DXR対応レイトレーシングテスト」と「低スペックPC向けのDX12テスト」が追加予定

 フィンランド時間2018年9月20日,ULのベンチマーク部門であるUL Benchmarks(旧Futuremark)は,Microsoftのレイトレーシング用API「DirectX Raytracing」を用いて既存のリアルタイムレンダリング手法にリアルタイムレイトレーシングを加えた「Hybrid Rendering」のテスト「3DMark raytracing benchmark」と,エントリークラスのPCがターゲットとなる新しいDirectX 12(Direct3D 12)対応テスト「Night Raid」を「3DMark」に追加すると発表した。いずれも2018年第4四半期中に実装予定とのことだ。

3DMark raytracing benchmark
画像集 No.002のサムネイル画像 / 「3DMark」に「DXR対応レイトレーシングテスト」と「低スペックPC向けのDX12テスト」が追加予定

Night Raidのイメージ画像
画像集 No.004のサムネイル画像 / 「3DMark」に「DXR対応レイトレーシングテスト」と「低スペックPC向けのDX12テスト」が追加予定

 ULが公開した3DMark raytracing benchmarkのデモ動画を見ると,艶やかな表面を備えた宇宙船が,青い照明を備えたリングの中を通過して着地する様子が描かれている。宇宙船の表面には,リングの照明や周囲を飛ぶドローンの光などが映り込んでおり,いかにもレイトレーシング的な映像となるようだ。


 一方のNight Raidは,ノートPCやタブレット端末など,3D処理性能が低く,現行のDirectX 12対応テスト「Time Spy」では負荷が高くなりすぎるシステムへ向けたものだそうだ。ARMアーキテクチャのSoC(System-on-a-Chip)を採用したWindows 10搭載機(関連記事)のベンチマークにも利用できるという。

 現在のところ映像は未公開で,本稿の冒頭で紹介したイメージ画像1枚しか公開されていないのだが,どうやら主人公はTime Spyと同じ人物のようだ。舞台はSF的な都市だろうか。

 現在のところ正式なリリース日は明らかになっていないが,ULの一部となった旧Futuremarkが継続的かつ精力的にベンチマークの開発を行っていることが明らかになったのは重要なニュースと言えるだろう。続報に期待したい。

UL Benchmarks公式Webサイト(英語)

  • 関連タイトル:

    3DMark

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