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「BLESS」の新コンテンツ「次元の迷宮」を先行プレイ。これは歯ごたえ十分のディフェンスコンテンツだ
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印刷2018/04/20 17:00

プレイレポート

「BLESS」の新コンテンツ「次元の迷宮」を先行プレイ。これは歯ごたえ十分のディフェンスコンテンツだ

 ゲームオンがサービス中のMMORPG「BLESS」で,新コンテンツ「次元の迷宮」が2018年4月25日に実装される。これに先駆けて,同社内にてメディア合同の体験会が行われた。本稿では,次元の迷宮を始め,アップデートで実装される新要素の内容を紹介しよう。

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ディフェンス型の新コンテンツ「次元の迷宮」


 新たに実装されるコンテンツ「次元の迷宮」について説明していこう。次元の迷宮は,インスタンスマップ内に設置された「封印の聖遺物」というオブジェクトを,次々と出現するモンスターから守り抜く,全20ラウンドのディフェンス型コンテンツで,最大3人で楽しめる

 入場方法はレベル45以上のキャラクターで,パーティを組んで(もしくはソロで)ホワイトデザートの北東の「黒き門」にあるゲートまで移動するか,自動マッチングでパーティを組んで入場するか,になる。
 3人でパーティを組んで入場したい場合は,黒き門のゲートから入場する必要があるので注意しよう。2人パーティの場合に自動マッチングを利用すると1人が選ばれ,3人パーティとなって入場できる。なお,入場制限は1週間に2回までで,火曜日にリセットされる。

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黒き門は拠点移動のワイバーンなどで直接入ることができない。3人でパーティを組んだ状態で挑戦する場合は,付近の基地や街から徒歩などで移動する必要がある
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今回のアップデートで,メニューウィンドウの「対人戦」に「ランキング」のタブが追加される。タブ内の「次元の迷宮」の参加ボタンを押せば,自動マッチングがスタートする

 ここで報酬についても紹介しよう。実は今回のアップデートで,新しい装備部位として「ブレスレット」用のスロットが追加される。次元の迷宮では,ここに装備できる新装備品が入手可能だ。なお,次元の迷宮では経験値やお金は手に入らない。

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 ブレスレットの入手方法は3つ。1つめは,次元の迷宮内で受けられるクエストをクリアすること。2つめは,10ラウンドめと20ラウンドめに出現するボスモンスター撃破時に,ランダムドロップするボックスから入手できる。3つめは,次元の迷宮のクリアタイムで競われるランキング報酬だ。上位10パーティにラインクインすると入場権リセット時に「次元の迷宮箱」がもらえ,何種類かあるブレスレットからランダムで1つが手に入る。

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クエストのクリアで得られる「アイアンブレスレット」は,最も低位のブレスレットだが,すべての能力がアップするなかなか嬉しい装備品だ。クエストは1度しか受けることができない
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ランキングはラウンド進行数と,そのクリア時間で評価される
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元の迷宮クリア時に得られる「挑戦ポイント」で,ブレスレットの強化素材「闘魂の魔石」が交換できる。交換NPCは,黒き門の次元の迷宮入り口の横にいる。ウィンドウ下の中央あたりの「51」が,現在持っている挑戦ポイントの数だ

 せっかくなので,アップデートで追加実装される「パーティー効果」についても説明しておこう。これは,パーティを組んでいる時に付加されるバフ効果で,戦闘,防御,能力上昇などの戦闘に関わるものだけでなく,製作や生活についてもバフが得られる。
 面白いのは,いくつかのバフはパーティを組んだ人数によってバフレベルが向上する点だ。選べるバフ効果は1つだけだが,戦闘だけでなく製作でもパーティを組むメリットがある。今後は製作台の前で,野良製作パーティを組む場面もありそうだ。

パーティメンバーの数だけでなく,特定の種族がいることで選べる効果もある。今回のテストプレイでは,ひとまず防御力がアップする「騎士団の壁」で挑んでみた
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次々と現れるモンスターから聖遺物を守れ! 赤い幽霊「報われぬ霊」には要注意


 次元の迷宮は全部で20ラウンド。前半の10ラウンドはダンジョンタイプのマップで,11ラウンドめからは地上フィールドタイプのマップで行われる。

次元の迷宮のマップ。下の三つ又槍のようなマップが前半のダンジョンタイプ。上が後半の地上フィールドタイプのマップだ
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 マップ上には「封印の聖遺物」と「補助聖遺物」というオブジェクトが設置されており,両方が破壊されるとゲーム終了となる。モンスターは補助聖遺物,封印の聖遺物の順番で狙ってくるので,まずは補助聖遺物を守ろう。

前半マップの補助聖遺物はマップ中央の円形部分,封印の聖遺物はマップ南の端に設置されている
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 聖遺物の付近には召喚書商人NPCがおり,彼らからオブジェクトを購入することができる。オブジェクトにはモンスターのヘイトを集める「プロボックタワー」や,攻撃を行う「フレイムガン」「弩砲」,オブジェクトに集まったモンスターに毒を付与する「ポイズンタワー」など,さまざまな種類がある。
 ただ,これらのオブジェクトを購入するには,ラウンドクリア時に得られる「次元の証」というポイントが必要となる。ラウンドクリア時に得られるポイントはあまり多くないので,どこまで温存するのか,パーティで誰が何を購入するのかなどを,あらかじめ相談しておいたほうがいいだろう。

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オブジェクトにはレベルが設定されていて,ラウンドが進むと高レベルのオブジェクトと交換できるようになる。もちろん,それに応じて必要な次元の証も増えていく
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マップの初期状態には,プロボックタワーなどいくつかのオブジェクトがあらかじめ設置されている。これらをうまく使いこなしていく必要がある
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購入したオブジェクトは,青白く光るフィールド上にのみ設置できる

 以上が次元の迷宮の概要だ。これらの内容についてのレクチャーを運営チームから受けて,4Gamer,ファミ通.com,OnlineGamerの3メディアで,次元の迷宮にチャレンジすることになった。
 当然だが次元の迷宮は初プレイ。いわゆる初見というやつだ。くじで使用するアカウントやクラスなどを選んだ結果,4Gamerがレンジャー(DPS),ファミ通.comがバーサーカー(DPS),OnlineGamerがパラディン(ヒーラー)という構成でプレイがスタートした。

前半マップの中央,補助聖遺物の近くにある「保護装置」を作動させると,次元の迷宮がスタートする。保護装置は誰でも作動させられる
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 前半のステージは,北の三つ又に分かれた通路の端からモンスターが出現する。序盤は1か所からしかモンスターが出現しないため,3人そろって対処すれば問題なくクリアできたるしかし,思いのほかモンスターの数が多く,結構忙しい。強力な範囲攻撃を持つクラスがいないと,ここですらクリアに手間取りそうな印象だ。

画面左の中央には,固有のパラメータが表示される。一番上は現在のラウンドと経過時間,その下の赤いゲージは聖遺物の耐久ゲージだ
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 ここで,右上のミニマップにモンスターの姿が一切映らないことに気が付いた。モンスターが出現したかどうかは,自分達の目で確かめるほかなく,また発見したら,それをパーティメンバーに伝える必要がある。
 今回は全員が同じ部屋でプレイするという環境だったので,モンスターと交戦中でも直接伝えられたが,少なくともコンテンツに慣れていない実装初期は,音声チャットを利用するなり,戦い方に何らかの工夫をこらす必要がありそうだ。

3メディアの取材陣は,初対面というわけではないが連携ができるほどでもない。モンスターが増えて3方向からバラバラに現れるようになると,とたんに動きが怪しくなってしまった
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 さらに,3ラウンドめ以降に「報われぬ霊」が出現し始めると,状況はより厳しくなる。モンスターは基本的に聖遺物を含むオブジェクトを狙ってくるのだが,攻撃や回復などを行ってヘイトを稼ぐことで,プレイヤーキャラクターに意識を向けさせることが可能だ。
 しかし報われぬ霊は,それらを一切無視して聖遺物に一直線に向かっていく。さらに困ったことに,ほかのモンスターよりも硬く,なかなか倒すことができない。1体でも見逃すと致命的で,抜けられた場合は誰かが追って倒す必要がある。そうすると,前線が手薄になり,戦力バランスの崩壊を誘発するやっかいなモンスターなのだ。この霊に翻弄されて,いとも簡単に補助聖遺物を破壊されてしまった。

前半のマップには,近接攻撃を仕掛けてくる「次元の偵察兵」と遠距離から炎を飛ばしてくる「次元のフレイムデーモン」,宙を飛ぶ「次元の注視者」「報われぬ幽霊」の4種が出現。次元のフレイムデーモンは,離れた場所からオブジェクトを破壊できるので,報われぬ幽霊ほどではないが,優先して倒したいモンスターだ
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この赤い幽霊のようなモンスターが,最も警戒が必要な報われぬ霊。報われぬ霊は,聖遺物に到達してしばらくすると自爆して一気にダメージを与える。いくらダメージを与えても,自爆されては意味がないので,発見次第速攻で倒したい
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 苦しい展開になってきたメディア陣の前に,5ラウンドめの終盤に「次元の迷宮門番」という中ボス的なモンスターが現れる。どうやら5ラウンドめと15ラウンドめに中ボス,10ラウンドめと20ラウンドめには大ボスが出現するらしい。
 そんなことは聞いておらず,大慌てで対処を始めたメディア陣。とはいえ,攻撃すれば足が止まってくれるので,報われぬ霊よりもよっぽど楽かもしれない。HPこそ多いものの,それほどの強敵ではなく1分ほどで撃破。この時点でもう少しモンスターが残っていたので,それを倒して何とか5ラウンドクリアとなった。
 ちなみに,次元の迷宮の入り口で受けられるクエストは,5ラウンドクリアで達成となるので,まずはここを目指すといいだろう。

中ボスの「次元の迷宮門番」は,攻撃すればこちらに向かってくる気楽(?)な相手だ。次元の迷宮門番を倒すと「次元の迷宮ポーション」をドロップ。このポーションは,次元の迷宮内でのみ効果のある消費アイテムで,使用するとバフがかかる
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 なんとか6ラウンドめまで進めたメディア陣だが,オブジェクトはすべて破壊されてしまった。そこで,封印の聖遺物の手前の通路でモンスターを迎え撃つことにしたが,多勢に無勢なうえ,報われぬ霊への対処が間に合わないことが重なり,ここで無念の防衛失敗となってしまった。

報われぬ霊は「ホントもう勘弁してくれ」と手加減をお願いしたくなるほど,やっかいな相手だ
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満を持して披露された運営チームの華麗なプレイ。その実力は?


 ブレスレットがもらえる条件である5ラウンドクリアを達成し,最低限の面目が立った(と思う)メディア陣一同。慣れないキャラクターでの初見プレイとしては,まずまずといったところではないだろうか。
 しかし,これを背後で見ていた運営チームは「まだまだだな」といった様子。ならば,その腕前を見せてもらおうじゃないかということで,BLESS 日本運営プロデューサーの箕川 学氏と,運営チーム/イベント・キャンペーン担当の中村直樹氏,QA/デバッグ担当の徳倉龍太氏によるデモプレイがスタートした。

手前から箕川氏,中村氏,徳倉氏
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 実装前のテストで触れている運営チームの3名は,流れるようなプレイでモンスターを撃破していく。箕川氏はレンジャーを操り,射程の長さを活かしてパーティから一歩下がりフィールドを見渡せる位置へ移動。モンスターを倒しながら,パーティのレーダー的な役割もこなす。中村氏は序盤,モンスターが出現するエリアのギリギリまで接近し,出現と同時に撃破するほど手慣れていた。

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モンスターが出現するエリアには,紫色の毒霧が充満しており,そこに踏み込むと一気にHPが削られてしまう。中村氏はその手前でモンスターを待ち,狩っていた。ただし,次元のフレイムデーモンは毒霧内から遠距離攻撃を仕掛けてくるので,少し下がって誘い出してから対処していた
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徳倉氏はポイズンタワーを設置し,その効果を披露。タワー付近にモンスターを集め,タワーを破壊されないようヘイトを稼げば,それだけでダメージが与えられる。ヒールのヘイトでモンスターを誘導しポイズンタワーで倒すという戦いもアリかもしれない

 4ラウンドめに補助聖遺物が破壊されてしまったが,とくに崩れることなくメディア陣が失敗した6ラウンドめをクリアする運営スタッフ。報われぬ霊に翻弄されてしまうのはメディア陣と同様だったが,ここでも大崩れすることはなく,サクサクとモンスターを倒して,前半戦である10ラウンドめをクリアした。

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 後半のマップは地上フィールド。山岳のような地形で補助聖遺物は中央の広場,封印の聖遺物は東の広場に設置されている。モンスターの出現ポイントは西端と中央広場の南側だ。

 西から東にかけて高低差のあるマップだが,基本的な内容は前半マップと変わらない。ただ,補助聖遺物のすぐ南からもモンスターが出現してくるので,全員で西側のモンスターを対処するというのはあまり良い手ではなさそうだ。補助聖遺物付近でモンスターを迎撃するというのが無難だろう。

マップ西から出現するモンスターは,山を登るようにして聖遺物に向かってくる。12ラウンドめまでは西からしか攻め込まれない,13ラウンドめからは補助聖遺物近くのゲートからもモンスターが出現。ここでも報われぬ霊がやっかいなモンスターとして現れる
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 ラウンドが進むにつれて,ラウンド内に出現するモンスターの数も増え,またモンスターのレベルも上がっていくため,運営スタッフも余裕が無くなってくる。
 だが,さすがというべきか,補助聖遺物を破壊されないようオブジェクトを有効に活用し,15ラウンドめに突入。巨大な中ボス「堕落したディメンションジャイアント」と対峙した。範囲攻撃も使ってくるディメンションジャイアントに苦戦しつつも撃破に成功した運営スタッフだったが,その戦いで補助聖遺物を壊されてしまう。

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 補助聖遺物が破壊されて防衛対象が変わり,前線をひとつ東に移すことになった。しかし,2つのゲートから現れるモンスターを1か所でせき止めることが可能な場所だったため戦いやすくなり,その後は順調に戦闘は進んでいく。
 しかし,キャラクターのレベルが45という入場下限のレベルだったためか,レベルが上がったモンスターの圧力に耐えきれず,19ラウンドめで全滅となってしまった。

多数のオブジェクトを設置して防衛。通常のモンスターにはこれで対処し,中ボスクラスのモンスターは出端を叩くという戦術を取っていた。しかし,レベル差と人数差を埋めるには,あと一歩足りなかったようだった
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 20ラウンドめには最終ボスが出現するとのことだが,残念ながらそれを見ることは叶わなかった。どんなボスが現れるのかは,プレイヤーの手で確かめてほしい。


 さて,BLESSの新しい遊びとなる次元の迷宮だが,なかなかに歯ごたえのある面白いコンテンツではないか,というのがプレイしてみた感想だ。ただ攻略するだけでなく,どのクラスでパーティを組むのかを考える楽しみ方もできる。
 参加できるレベルは,レベルキャップの45となるが,インスタンスダンジョンと異なり装備ポイントに制限がない。もちろん,完全クリアを狙うなら装備を整える必要があるだろう。HP回復ポーションなどを持ち込めるので,それを前提にパーティ編成を考えると面白いかもしれない。

 1つ気になるのは,プレイ時間が少し長いということだろうか。ラウンドとラウンドの合間に30秒ほどの準備時間があるが,それを除けばずっとプレイし続けることになる。
 運営スタッフのプレイを見た感じでは,順調に進めても,完全クリアまで約1時間ほど。その間,休憩時間がまったくないというのは大変かもしれない。1つ大きなミスをすると(今回のテストプレイでは,たいていの場合,報われぬ霊に前線を突破されてしまったこと)取り返すのが大変なので,一瞬も気が抜けないのだ。

 ともあれ,全体で見ると面白いディフェンスコンテンツに仕上がっている。1週間に2回しか入ることができないのは少し残念だが,新装備品である「ブレスレット」を入手するためにも,ぜひ次元の迷宮にチャレンジしてみよう。

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