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街の住居に押し入って制圧もできる自由悪逆なアクションRPG「魔女と百騎兵」,新キャラクターや戦闘システムがどどんと公開に
・新キャラクター「犬と羊と人形と」
・アクション&コンボが熱そうな戦闘システム
・捕食と捕縛「敵は餌であり部下でもある」
・魔女制圧「街の建物は魔女のもの」
新キャラクター「犬と羊と人形と」
本作の舞台となるのは,“森の魔女”と“沼の魔女”が争うファンタジー世界。沼の魔女「メタリカ」の手下である主人公「百騎兵」は,彼女の命令を受けて森の魔女を倒すために(しぶしぶ)冒険へと繰り出すことになる。今回紹介する新キャラクターは,そんな百騎兵とメタリカを取り巻く人物(?)達なのだが,なんというか非常に個性的な面々が揃っているのが面白い。
異端審問官“ビスコ”
まずは,異端審問官“ビスコ”だ。彼女はとある魔女の呪いで身体の一部が犬化しており,周りから「犬姫」と陰口を叩かれ疎まれる存在となっている。そういうわけで,本来は魔女を断罪するのが使命なのだが,自身の呪いを解くために魔女の力を借りる決意をする。誠実でプライドが高い彼女は,自らの所属する教皇庁にも忠実だという。
星読みの羊飼い“ラナ・ニア・ルッキーニィ”
2人目は,星の動きから大きな運命の流れを予知する占星術「星読み」を得意とする“ラナ・ニア・ルッキーニィ”。ニア高原と呼ばれる場所に住む彼女は,素直で明るい羊飼いだというが,彼女自身も半妖ならぬ半羊といった見た目である。実は魔女に憧れており,いつか魔女になりたいと夢をみているらしい。
ヴァンダー・カマミール
最後の“ヴァンダー・カマミール”は通称ミールさんと呼ばれる喋る西洋人形だ。拠点に登場するという不思議なコレクションルーム「ヴァンダーカンマー」の管理をするのが主な仕事。チャームポイントは以前の持ち主が刺した脳天を貫く五寸クギなのだとか。
ちなみに,ミールさんのキャラクターボイスを声優の寺川愛美さんが演じることが,2011年12月28日に開催された秋葉原電気外祭りのステージで発表されている。
アクション&コンボが熱そうな戦闘システム
本作の主人公である百騎兵は,同時に5つの武器を装備でき,これらを瞬時に切り替えて連続でダメージを与えていく。これは「戦術換装」(タクティカル・コンバージョン)と呼ばれる本作の特徴的なシステムとなっている。
ただ,瞬時に切り替えるといってもプレイヤーはあらかじめ武器をセットしておくだけで,あとはボタンをテンポ良く押していけば武器を切り替えながら百騎兵が攻撃を行うという形式のようだ。
装備できる武器の種類は剣や斧,槍など10種類以上で,それぞれ射程や攻撃速度,攻撃の動作までに必要な時間などが異なる。さらに,武器を何段階目の攻撃で使用したかによっても,モーションや与える効果が変化するので,自分だけのコンボを見つけていく楽しみがあるという。ちなみに,同じ武器を5つ装備することもできるが,この場合は攻撃を続けていくと与えるダメージが減少していくので注意したい。
●武器の種類
サイズ(鎌)
広範囲に威力の高い攻撃を放つ。ただし,速度が遅いため素早い敵は苦手 ランス
直線的に威力の高い一撃を見舞うことができる。リーチは長いが,攻撃範囲は狭い アックス(斧)
動きだすのが遅く隙は大きいが,強烈な一撃を放つことのできる武器 マジックトーチ
魔法の武具。速度は遅いが,振ると魔法の効果が発動する優れもの
●コンボ例:マジックトーチ→斧→剣×3
迫ってくる敵に対して,まずは発動が遅く,連続攻撃が決まりにくいマジックトーチの攻撃をがんばって当てる。マジックトーチの効果で敵がスタンしたら,斧の強烈な攻撃をお見舞い! そこに畳み掛けるように剣の3連撃を叩き込む!
また,戦闘中に敵の攻撃をギリギリで避けられると「ミスティカル・ダッジ」と呼ばれる能力が発生し,一定時間の無敵と,スローモーションの効果を得られる。ミスティカル・ダッジはスキル扱いなので,成長させればスローモーションの持続時間を延長させることも可能だ。
さらに,敵を一撃で倒すと,倒したときに最も近くにいる敵に高速で移動し,次の攻撃へと移れる「エクストラ・チェイン」という要素もある。エクストラ・チェインは,一撃で倒し続ければ何度も続き,繋げるほどに攻撃力が上昇していくらしいので,テンポの良い戦闘にも期待ができそうである。
捕食と捕縛「敵は餌であり部下でもある」
百騎兵は,魔女の魔力を「ギガカロリー」という活力にして行動する。HPが減ってもギガカロリーを消費して自動的に回復するので基本的には無敵と,非常に優れた能力を持っているのだが,魔女から離れているとだんだんお腹が減っていくのだ。
ギガカロリーは,HPの回復のほか百騎兵のアクションに応じても減少する。そして,ギガカロリーが尽きてお腹がからっぽになった百騎兵は拠点へと強制的に送還され,それまでに手に入れたアイテムはすべてロストしてしまう。冒険するときには,常にギガカロリーの残量に注意しておきたい。
では,ギガカロリーが少なくなってきたら拠点へと戻らなくてはいけないのかというと,実はそういうわけでもない。お腹が減るなら食べればいい。百騎兵は,瀕死の敵を捕食することでもギガカロリーを補給できるのだ。
ちなみに,瀕死の敵を食べずに捕まえる(捕縛)することもできる。捕縛した敵は下っ端として酷使しても構わないそうだが,一体何に使えるかは今のところは不明。
百騎兵は巨大な敵も問題なく食らい尽くすが,死肉は食べない。また,敵の中には食べると“もたれる”ものもいるらしい |
万が一アイテムをロストしてしまっても,拠点の沼で釣りをすると回収できる可能性がある。釣りは一攫千金にも繋がるかなりおいしいシステムなのだという |
魔女制圧「街の建物は魔女のもの」
本作の世界には,いくつもの町や村があり,当然そこには無数の建物が存在する。そして,この建物のすべてが「魔女制圧」(ウィッチドミネーション)の対象となる。欲しい建物があったら襲撃,制圧して,マイホームにしたり,賃貸契約を結んだり,家宝を奪ったりといろいろな用途に利用できるという。
もちろん建物には住居人がいるので,制圧の際には戦いになる。自分の家を守るために必死になる彼らは下手な猛獣より手強く,侮ると大変なことになるらしい。ただ,多少格上の住居人が相手でも,制圧中に発生するボタン入力イベントを成功させれば,逆転のチャンスがあるとのこと。
このほか,各地の雑貨屋や武器屋のレベル上げや,イカサマ主体で遊べる賭博といった楽しみが用意されているとのこと。今後も新たな情報が公開され次第お伝えしていくので,お楽しみに。
「魔女と百騎兵」公式サイト
- 関連タイトル:
魔女と百騎兵
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