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本イベントはストクロが発売された3月8日から,わずか1か月での開催となる「最速の公式大会」とのことで,事前にWebから応募した28名の出場選手と4名の招待選手(かずのこ選手,ヌキ選手,猫舌選手,こく兄選手)によって,「スタートダッシュ最強」の座をかけたバトルが繰り広げられた。
4Gamerではイベントの熱気を直に体験するべく,会場の秋葉原クラークスタジオにお邪魔させてもらったので,当日の様子をレポートしてしていこう。
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波乱に満ちた予選トーナメント。最速公式大会がいよいよ開幕
本イベントのルールは,32名を8つのブロックに分けて予選を行い,各ブロックの優勝者が決勝トーナメントに進めるという,オーソドックスなトーナメント形式だ。ただし,各試合は2試合先取の2セットマッチで行われ,本戦トーナメントでは,本イベントの運営を手がけるイベント団体GODSGARDENではお馴染みのトーナメントルール「ダブルエリミネーション+フォーチュンボックス方式」が採用された。細かいルールについては,GODSGARDEN公式サイト内の「特設ページ」で確認してほしいが,一発勝負で運に左右されやすい通常のトーナメントよりも,より納得のいく形で決着が付く方式と考えてもらえれば差し支えない。
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そしていよいよ開幕した予選トーナメント。ここからはいくつかの試合をピックアップして紹介していこう。なお各試合の内容については,当日行われたUstream配信のアーカイブから確認できる。本作のファンはそちらも合わせてチェックしてほしい。
Ustream中継の配信台で行われた第1戦は,今回の招待選手4名のうちの1人であるかずのこ選手(ケン&レイヴン)vs.noonhell選手(ザンギエフ&平八)の対戦。注目選手であるかずのこ選手が初戦から登場することもあって,会場全体が注目した一戦だ。
この試合はケンの空中竜巻旋風脚を中心に立ち回り,キャンセルチェンジからの空中コンボをレイヴンで華麗に決めたかずのこ選手が勝利。招待選手の実力を見せ付ける結果となった。
配信台の第3戦は,Gブロックのこく兄選手(オーガ&クマ)vs.STRIP FIGHTER選手(ポール&メガマン)の一戦。ストリートファイターIVシリーズでは,ダンのトッププレイヤーとして知られるSTRIP FIGHTER選手だが,本作ではPlayStation 3版のゲストキャラクターであるメガマンを操って,華麗な試合運びを見せる。
1セット目はメガマンのアイススラッシャーを軸にした立ち回りでSTRIP FIGHTER選手が勝利。2セット目はこく兄選手が,オーガのアナザーディメンションでアイススラッシャーに対応し1本を取り返すも,ポールにチェンジしたSTRIP FIGHTER選手が3セット目を取って勝利を収めた。
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そんな快進撃を続けるSTRIP FIGHTER選手の前に立ちふさがるのは,同じGブロックを勝ち上がって来たふり〜だ選手(ジュリ&ニーナ)。ふり〜だ選手は普段Xbox 360版をプレイしているとのことで,対メガマン戦は苦戦が予想されたのだが,そこは数々のゲームで実績を残してきたやり込み派だけあって,素速く対応。メガマンのアイススラッシャーにジュリの化殺視で対抗する。
STRIP FIGHTER選手はその後,ポールでふり〜だ選手を追い込むも,ニーナの爆発力のある連係の前に残念ながら敗北。Gブロックからはふり〜だ選手が決勝トーナメントへコマを進めることとなった。
![]() 双掌破のチャージキャンセルから,起き攻めで中下の択一攻撃を仕掛ける連係を多用していたふり〜だ選手。ヒット時の強制カウンターヒットから掌握に繋げるという,まさにやり込み派らしいテクニックだ |
![]() モニター台に注目が集まる中,Fブロックでは合宿選手がヌキ選手を撃破していた。同様にCブロックではチャック選手が猫舌選手を破り,かずのこ選手以外の招待選手は予選で敗北するという驚きの結果に |
出揃った8選手による決勝トーナメント。勝ち残るのは果たして?
さて激闘の予選トーナメントを勝ち抜き,決勝トーナメントにコマを進めたのは以下の8名となった。
- かずのこ選手(ケン&レイヴン)
- 茉莉選手(ジュリア&豪鬼)
- チャック選手(春麗&シャオユウ)
- アイスマン選手(リュウ&ガイル)
- brokkenG選手(バルログ&ロウ)
- 合宿選手(ファラン&シャオユウ)
- ふり〜だ選手(ジュリ&ニーナ)
- ふじい選手(ザンギエフ&ヒューゴー)
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本戦トーナメントでの注目カードは,まずFIRST STAGE第2回戦の茉莉選手vs.ふり〜だ選手の一戦だ。相手の前転起き上がりに対し,バックジャンプから左右の分かりにくいスカし下段を仕掛ける茉莉選手と,ジュリのラッシュからキャンセルチェンジを絡めたコンボで一気に体力を奪いに来るふり〜だ選手の戦いは,お互いが取っては取られてのシーソーゲームとなった。しかし最後は茉莉選手が,体力の減っていたふり〜だ選手のジュリにコンボを決め,勝利は茉莉選手の手に。まさにどちらが勝ってもおかしくない激戦で,今大会のベストバウトの一つとよべる戦いだった。
続くFIRST STAGE第3回戦は,超重量級タッグを操るふじい選手と,女性キャラクター2名を操るチャック選手の対戦。1セット目は,チャック選手の春麗が相手をまったく寄せ付けずに勝利し,やはり重量級は厳しいかと思わせたもの,2セット目はふじい選手が,ザンギエフのクイックダブルラリアットの持続を当てるというテクニック(による固め)を披露。そこからの高火力コンボで,ふじい選手がセット取り返した。
しかし3セット目は,立ち回りに優れた春麗が再びザンギエフを封殺する展開で,チャック選手の勝利となった。
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一度の敗退もなくWINNER'Sトーナメントを勝ち上がったのは,事前の評判どおりの強さを見せつけたかずのこ選手。一方LOSER'Sトーナメントでは,茉莉選手に敗北を喫したふじい選手が破竹の勢いで勝ちあがる。迎えたLOSER'S FINALでは,今回の台風の目となったbrokkenG選手との対決となり,ここでもベストバウトが生まれた。
持続の長いボディプレスを被せてbrokkenG選手のガードを崩し,さらに相手のキャンセルチェンジに対してすかさずファイナルアトミックバスターを決めるなど,会場を沸かせたふじい選手。しかし残念ながら最後まで攻めきることができず,最終的には高い集中力でザンギエフ&ヒューゴーをさばききったbrokkenG選手が,かずのこ選手への挑戦権を得る形となった。
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そしてついに始まったかずのこ選手とbrokkenG選手による決勝戦。1セット目はbrokkenG選手が,まずはリベンジとばかりにかずのこ選手を寄せ付けずバルログで勝利。続く2セット目は拮抗した展開が続いたが,かずのこ選手のケンが意地で取り返す。3セット目は,バルログの切り返しが弱い点を突いたレイヴンの立ち弱P固めを軸に戦術をシフトしたかずのこ選手が奪い,優勝にリーチをかける。
後がないbrokkenG選手は是が非でも巻き返しを図りたいところだったが,続く第2試合目もレイヴンの立ち弱P固めを打破できず,かずのこ選手が危なげなく1セット先取。いよいよ追い込まれたbrokkenG選手だが,2セット目後半に痛恨のコンボミス。流れを断ち切ることができず,かずのこ選手がケンの強昇龍拳で優勝を決めた。
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発売から1か月のタイミングで行われた本イベント。結果は,前評判どおりの強さを見せつけたかずのこ選手の優勝となった。予選から決勝まで1試合も落とすことなく,その強さを見せ付けたかずのこ選手には。会場全体から惜しみない拍手が贈られた。
またイベントの最後には,本作のアシスタントプロデューサーを務めるカプコンの綾野智章氏から,入賞者へ賞品が手渡された。綾野氏によれば,今後のアップデートを通じて,ストクロをより遊びやすいゲームにするべくチューニングしていくとのこと。追加カラーパックやコラボコスチュームの配信のみならず,ジェムユニットのID入力が可能になる大会支援機能,また公式ブログなどでも告知が行われている,現状の不具合を改善するパッチ配信も予定しているとのことだ。今後も進化を続けていくという「STREET FIGHTER X 鉄拳」から,まだまだ目が離せない。
![]() 優勝したかずのこ選手への賞品は,PlayStation Vita本体などを含むストクログッズ。今秋の発売が予定されているVita版「ストクロ」を遊べるように,という綾野氏の計らいだ |
![]() 今後の展望を語る綾野氏。オンライン対戦時の音飛び問題にも速やかに対応していくとのこと |
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