「モンスターハンターポータブル 3rd」と信州渋温泉のコラボ企画再び。グレードアップしたイベントの取材レポート（第1部）を掲載

　2011年7月31日より8月27日まで，長野県下高井郡の信州渋温泉で，カプコンの「モンスターハンターポータブル 3rd」（以下，MHP 3rd）とのコラボイベント，「モンスターハンターポータブル 3rd×信州渋温泉〜ユクモノ気分で、狩り・釣り・祭りだ、ドンドコドーン！！〜」が開催中だ。

　このイベントは，2010年12月〜2011年1月に開催されたイベント「モンスターハンターポータブル 3rd×渋温泉 ユクモノ気分で狩り放題！」（レポート記事）が好評を博したことから，再び開催されることになったもの。開湯1300年の歴史を持つ渋温泉をユクモ村に見立て，温泉街を「モンハン」一色に染めるという，町ぐるみの大規模なイベントは，前回よりもグレードアップしている。

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・「モンスターハンターポータブル 3rd×信州渋温泉」のコラボは今回も“本気”。釣り大会やユクモ村と化した温泉街巡りのレポート（第2部）を掲載

「モンスターハンターポータブル 3rd×信州渋温泉〜ユクモノ気分で、狩り・釣り・祭りだ、ドンドコドーン！！〜」特設サイト

　なお，本イベント自体は無料で参加できるが，新ユクモパス（当日券2000円，税込）を購入することで，リアル集会浴場への入場や限定イベントへの参加が可能となるほか，温泉無料入湯引換券のプレゼント，コラボ店舗や屋台村での割引サービスといった特典が受けられる（※）。
　また，渋温泉ではハンタープラン，狩ップルプランといった宿泊プランを用意している。宿泊して温泉にもゆっくりつかりたい人は，渋温泉公式サイトの「こちら」のページを参考にしてほしい。

※ローソン店頭の「Loppi」もしくは「ローチケ.com」（Lコード：33633），または渋温泉屋台村横の特設引換所で購入可能

「モンスターハンターポータブル 3rd」公式サイト

「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G」公式サイト

旅を満喫するなら，渋温泉へのアクセスはモンハン特急がオススメ

　渋温泉へのアクセスは，電車であればJR長野駅から長野電鉄を利用して湯田中駅で下車し，そこからはバスやタクシーなどを利用する。JR長野駅からの所要時間は約1時間といったところだ。自動車の場合は，上信越道の信州中野インターで降りてから約15分で渋温泉に到着する。

　イベントを満喫するなら，現地までの移動にはモンハン特急の「ゆけむり」や「スノーモンキー」を利用したいところ。
　長野電鉄・長野駅では，ユクモ農場のBGMをはじめとするMHP 3rdの音楽が流れているほか，電車の発車時には「パープー」というクエスト出発の効果音，到着時にはクエストクリアの音楽が流れるというこだわりっぷりだ。気分が盛り上がること請け合いである。

長野電鉄・長野駅〜湯田中駅までの往復乗車券および渋温泉までの路線バスが利用できるオリジナルの記念乗車券（税込2800円）も，数量限定で販売されている。ローソン店頭の「Loppi」もしくは「ローチケ.com」で購入可能だ（Lコード：33655）

　今回乗車したスノーモンキー号は，「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G」のラッピングトレインとなっており，マイアイルーやプーギー，そして多数のオトモアイルーがデザインされている。
　フロギィ/ベリオ/アロイ/ユクモ/ガンキン/ボロス/ネブラ/アグナ装備のデフォルメされたオトモアイルー達は可愛らしく，個人的には，これを見るだけでもスノーモンキー号に乗る価値があるというものだ。

（写真右）湯田中駅には，オトモアイルーになりきって撮影できる立て看板がある

　なお，今回の取材ではゆけむり号の実物を見られなかったが，こちらにはスノーモンキー号とは違うオトモアイルーがデザインされているとのこと。
　ちなみに，スノーモンキー号は8月5日と18日，ゆけむり号は8月15日に運休となるのでご注意を。運行の詳細は，長野電鉄公式サイトの告知ページや「モンハン特急『スノーモンキー』『ゆけむり』時刻表」（PDFファイル）を参照してほしい。

　ところで取材の冒頭に，MHP 3rdと渋温泉のコラボ第2弾が実現した経緯が説明されたのでお伝えしよう。
　まずは，カプコン パブリシティ企画推進室 室長の萩原良輔氏が，また渋温泉を訪れられたことを嬉しく思っており，人の心があたたまるコラボを再び実現できたことを喜んでいると挨拶した。

　続いて，MHP 3rdのプロデューサーである辻本良三氏が登壇。前回の渋温泉とのコラボはファンから非常に好評で，もう一度やってほしいという声が数多く寄せられたことから，この夏に再びコラボをやりたいと提案したそうだ。また辻本氏は，渋温泉側に快く提案が受け入れてもらい，パワーアップした形で実現できたことに感謝の意を表した。
　なお，辻本氏自身，開催期間中に現地を訪れるのは初めてのことで，この機会に渋温泉に来ている人の笑顔を見ていきたいとコメントしていた。

　最後に，渋温泉組合長の竹節氏が挨拶。竹節氏は，MHP 3rdとのコラボ第2弾が実現できたことに感謝するとともに，この1か月，連日連夜町ぐるみで準備してきたので，訪れた人にはぜひ楽しんでいってもらいたいと述べていた。

屋台村では，オリジナルフードやリアル“こんがり肉”焼き，盆踊り大会などが楽しめる

　今回，すでにイベントが開始されたあとに取材することになったのは，ユクモノ盆踊り大会が開催される8月2日に照準を合わせたからだ。
　ユクモノ盆踊り大会は今後も開催される予定で，期日は8月14〜17日，25日，26日。開始時間は各日19：00となっている。

　ユクモノ盆踊り大会で踊るのは，MHP 3rdをやり込んでいる人ならムービーで見たことがあるだろう，ユクモ村のお祭りの盆踊りだ。
　イベントスタッフの話によれば，ムービーを見ても盆踊りの振り付けをすべて確認できるわけではないため，独自のアレンジを加えたとのこと。イベントを盛り上げるためにそこまでやるかという姿勢には，脱帽である。



　今回は，辻本氏と萩原氏が盆踊りの太鼓を叩くというサプライズが用意されていた。また盆踊りのあと，参加者に対し，赤城乳業のアイス「ガリガリ君」はちみつれもん味が配布された。いずれも，参加者にとって良い思い出になったことだろう（ガリガリ君は，今後開かれる盆踊りの参加者にもプレゼントされる）。



　なお，ユクモノ盆踊り大会の開催日以外にも，屋台村としての営業は行われている。
　ニャン泉岩（ユクモ村の村長の後ろにあるアレ）が飾られている屋台村には，さまざまなオリジナル料理/ドリンクが用意されているほか，虫捕り採集体験や，「リアル特注よろず焼き【小】」を用いてのこんがり肉焼き，お祭り初心者演習《わたあめつくり》，餅つき（※）などが楽しめる。また，各種お土産アイテムの販売も行われている（関連記事）。

※餅つき大会は，8月14〜17日，25〜27日の期間限定



　コラボメニューとお土産アイテムを，写真と合わせて下に掲載しよう（すべて税込み）。なお，1ゼニー（z）は1円相当で，新ユクモパス所持者限定の価格となる。

●屋台村のコラボメニュー

村長もカルチャーショック！アイルーのぽかぽカツ丼（850円/800z）	【暑さ無効】クーラーメン（800円/700z）	ユクモ村のおもてなし特産キノコ焼きそば（700円/600z）
ユクモロコシ（500円/450z）	ユクモ村のおもてなしソーセージ（300円/250z）	こんがり肉（900円/800z）
3連揚げ肉（300円/250z）	10連揚げ肉（950円/800z）	アイルーハチミツパンG（350円/300z）

ボコボコーラ（300円/250z）	ラッキーラッシー（300円/250z）
セレブリティー（350円/300z）	クーラードリンク（300円/250z）

●屋台村のコラボお土産アイテム

（左から）にごり酒 オトモ（900円/800z），大吟醸 雪中貯蔵酒 天鱗（2400円/2200z），AIROU BEER ケルシュ（850円/780z），MONSTER HUNTER BEER ゴールデンエール（850円/780z），ドリンク屋さんのユクモラムネ（300円/250z）

（左から）狩猟祈願 絵馬（300円/300z），ステッカー（400円/300z）

（左手前）ユクモ温泉の手ぬぐい（1050円/980z）　（左奥）ユクモ温泉のタオル（男性ハンター用）（1380円/1300z）　（右）ユクモ温泉のタオル（女性ハンター用）（1980円/1830z）

竜のフン［長細］（630円/600z）	ユクモ村土産 白い狩人（630円/600z）	アイルーさぶれ（525円/500z）
アオアシラもまっしぐら！ハチミツリンゴ（650円/580z）	旧九頭巡り湯のみ（950円/900z）	新九頭巡り湯のみ（950円/900z）
オリジナルTシャツ 赤柄（L）（1580円/1500z）	オリジナルTシャツ 黒柄（L）（1580円/1500z）	（左から）ユクモノゲタ（女性用）（2200円/2000z），ユクモノゲタ（男性用）（2200円/2000z）

温泉アイルーメラルー洗面器（980円/900z）

ユクモ村集会浴場 番台さんの扇子（980円/780z）

コラボ店舗で食べられるオリジナルフード

　屋台村のほか，「やりやそば」「徳味」「幸鮨」「からんころん」などの店舗でも，モンハンにちなんだ以下のオリジナル料理/ドリンクが販売されている。

やりやそば「ユクモノ渓流冷やしそば〜ユクモ温泉たまごをのせて〜」（850円/750z）	徳味「覇竜麺」（1050円/980z）
幸鮨「オトモの祭り寿司」（1100円/900z）	からんころん「ユクモ村のおもてなし汁」（800円/750z）

　とりあえず，今回の記事で紹介するのはここまで。温泉街巡りや釣りなどについてはあらためてレポートするので，お楽しみに。

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