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日本市場向けに“再開発”。PKの廃止や生産系の充実などを施したMMORPG「AILA Online」発表会レポート
YNK JAPANは本日(1月19日),同社オフィスにて,MMORPG「AILA Online」の発表会を開催した。このタイトルは,韓国SONOVが開発したMMORPG「N.E.O ONLINE」を,日本市場向けにローカライズしたもので,単なるチューニングに留まらず,“再開発”ともいえるほど手を加えているという。サービス開始までの予定は以下のとおり。
- 1〜2月:情報公開
- 2月15日(予定):生産体験会
- 2月19日(予定):PvP体験会
- 3月:テスト開始
- 4〜5月:サービス開始予定
YNK JAPAN 荻原氏 |
2004年に設立されて以来,いくつものオンラインゲームに携わってきたYNK JAPANのノウハウを生かし,「コミュニティツールの強化」「一方的なPKシステム廃止」「RMT業者及びBOTの排除強化」といった点を中心に,プレイヤーがストレスなく楽しめるようなゲームを目指しているという。
また具体的な運営については,YNK JAPANが手がけるほかのタイトル同様,カスタマーサポートへの問い合わせに対する原則翌日までの返答や,RMT業者やBOTといった不正発見の独自システム「BRET」の実装が発表された。
とはいえ腕力などのステータスが低い場合には,近接武器を使ってもそれなりのダメージしか出せなかったり,杖よりは剣の方が基本ダメージ量が多かったりといった制約があるようだ。またエモート時に,有名声優によるボイスがあてられるとのことだが,詳細は追って発表される。
本作で,もう一つの大きな特徴となるのが「カオスタイム」だ。これはプレイヤーがマップ上の特定のモンスターを倒すと,その地域の「カオスポイント」が蓄積していくというシステム。ポイントが一定値に達すると風景が暗転し,ボスクラスを含む強力なモンスターがマップ上を徘徊し始めるというもの。同時に適正レベルのマップ上にいるプレイヤーは,「グループ戦」に参加するかどうかを問われる。ここで参加を選ぶと,三つあるグループのいずれかにランダムで編入され,ほかのプレイヤー達と一緒に強力なモンスターと戦うことになるのだ。
そのほか称号システムやポストシステム,個人戦からパーティ戦まで多彩に取り揃えたPvP,インスタンスダンジョンといった昨今のMMORPGに用意されている機能は,一通り実装しているとのこと。面白いところでは,プレイヤーやモンスターの頭部を大きく表示する「SDモード」も実装される。
加えて,発表会場には,AILA Onlineのイメージキャラクターを務める女子総合格闘技団体「ジュエルス」の井上由美子選手が登場した。井上選手は,元有名大手国内ゲーム企業に勤務していた経験があり,当然ながらかなりのゲーム好き。今後は,格闘家であり,また一児の母でもあるという多忙な日々を送っている井上選手でも,AILA Onlineならバッチリ楽しめるというイメージを提供していくという。
ともあれ,AILA Onlineの詳細やプロモーションに関しては,順次明らかになっていく。4Gamerでも,情報を入手しだいお伝えしていくので,興味のある人はチェックをお忘れなく。
なお,4Gamerには本作のプロモーションムービーを掲載しているので,ゲームの雰囲気を確認しておこう。
YNK JAPAN 荻原氏(左)井上由美子選手(中央)YNK JAPAN 小川氏(右) |
- 関連タイトル:
AILA Online
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