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[CES 2015]ROCCAT,スマホとの連動を重視したメカニカルキーボード「Ryos Phobo」や,パーツを交換できるマウス「Nyth」など新製品を発表
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印刷2015/01/07 15:49

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[CES 2015]ROCCAT,スマホとの連動を重視したメカニカルキーボード「Ryos Phobo」や,パーツを交換できるマウス「Nyth」など新製品を発表

 2015年1月7日,ドイツのゲーマー向け周辺機器ブランドであるROCCATは,2015 International CESでキーボードやマウスの新ラインナップを発表した。

 今回のイチオシはメカニカルキーボード「Ryos」シリーズの新製品となる「Ryos Phobo」だ。Ryos Phoboの最大の特徴はスマートフォンとの連携機能で,スマートフォンのメーカーやサイズに関わらず,Bluetoothを介して接続し,Ryos Phoboのカスタムキーとしてスマートフォンを利用したり,スマートフォンの画面にステータスを表示させたりできるという。
 Ryos Phoboの基本仕様としては,「Cherry MX」キースイッチを採用すること,テンキーレスであること,そして2基のUSBポートを備えることがアナウンスされている。

画像集 No.001のサムネイル画像 / [CES 2015]ROCCAT,スマホとの連動を重視したメカニカルキーボード「Ryos Phobo」や,パーツを交換できるマウス「Nyth」など新製品を発表

 Ryos Phoboの発売時期は,2015年第3四半期となる予定。また,詳細は不明だが,Ryosシリーズの新モデルとして,Cherry MXスイッチとLEDを搭載した「Ryos MK FX」「Ryos TKL FX」も準備中とのことだ。

 もう1つ注目しておきたいのは,2015年第2四半期に世界市場で発売予定のマウス「Nyth」である。製品イメージを見れば分かるように,多数のサイドボタンを搭載するタイプのマウスで,MMOゲームに最適と謳われる。このサイドボタンは,パーツを交換することで位置調整が可能で,MOBAやFPSにも対応可能とあり,カスタマイズ性が重視されているようだ。
 面白いのは,3Dプリンタライブラリを活用したカスタマイズが可能とアピールされていること。おそらく,ユーザーが自分でボタンのパーツを作成できるのではないかと思われるが,詳細が気になるところである。

マウス上面に,「Tyon」同様の「Fin Switch」(背びれスイッチ)が搭載されているようだ
画像集 No.002のサムネイル画像 / [CES 2015]ROCCAT,スマホとの連動を重視したメカニカルキーボード「Ryos Phobo」や,パーツを交換できるマウス「Nyth」など新製品を発表

 ヘッドセット「Kave」シリーズのラインナップにも動きがある。ROCCATはアナログ接続のリアル5.1ch出力対応モデル「ROCCAT Kave XTD 5.1 Analog」を2015年第1四半期に発売する予定という。
 キーボードにマウス,ヘッドセットと,ROCCATは今年も精力的に新製品を市場投入してくることになりそうである。


#### 以下,リリースより ####

CES 2015 : ROCCAT “次世代対応”ゲーミングデバイスを公開!
RGB LED採用モデルやスマートフォン統合機能を実現したRyos シリーズ
ゲームジャンルにあわせてサイドボタンを交換できるNyth MMOマウス
“次世代対応”哲学が、2015年のROCCATラインナップの本流に


― 2015年1月7日 ROCCATハンブルグ/ラスベガス ― 高品質のゲーミングデバイスメーカーとして市場をリードするドイツ・ROCCATは、米ネバダ州ラスベガスで開催されるCES 2015において、コネクテッド・デバイス対応デバイスなどの新ラインナップを公開します。ゲーミングキーボードにスマートフォン接続用スロットを装備した「ROCCAT Phoboコンセプト」は、2012年に初公開されました。ROCCATは、このコンセプトに磨きをかけ、“次世代対応(Future Ready)”という弊社の哲学にそって、われわれの優秀なエンジニアが再設計をほどこした「Ryos Phobo」を発表できることを誇りに思います。

ROCCATの創業者兼CEOのRené Korteは、「われわれは強いビジョンとともにPhoboのコンセプトを打ち立てました」と説明。「われわれは、同コンセプトの機能とデザインを完璧なものにすべく、設計図を書き直すところまで立ち戻ることにしました」と、Ryos Phobo開発の背景を振り返ります。Ryos Phoboにはさまざまな変更が加えられましたが、“すばらしいゲーミングキーボードとスマートフォンのテクノロジを融合させることで、ソフトウェアを介してゲームに驚異的な馬力を注入する”という肝心のコンセプトはそのまま継承しています。Ryos Phoboでは、スマートフォンのメーカーやサイズにかかわらず、無線で「Ipuri」と接続したり、二つのBluetoothチャンネルを介して接続することができます。ゲーマーは、スマートフォンを好きな位置に置いて、カスタムキーとして使ったり、ステータスをチェックしたりと、自分に最適なゲームプレイ環境を作ることができます。キーにはCherry MXメカニカルスイッチを採用し、2つのUSBポートを備えるとともに、10キーを省いたコンパクトなデザインを実現しています。また、Ryos PhoboにはあたらしいSwarmドライバソフトウェアを統合しています。さらに、ROCCATでは、メカニカルキーボードのラインナップを拡充し、Cherry MXスイッチとRGB LEDを搭載した「Ryos MK FX」と「Ryos TKL FX」も公開する予定です。

René Korteは、「われわれは、Ryos Phoboを2015年第3四半期に投入できると考えています」とするとともに、「オリジナルの“Phoboコンセプト”を現実のものにできわれわれの偉大なアイディアが、日頃ご愛顧いただいているファンの方々の手に渡る日が近付いていることを、たいへんうれしく思います」と述べています。

ROCCATはまた、CES 2015において、画期的なモジュラー構造を採用し、グローブのようにフィットするMMOゲームに最適な「Nyth」ゲーミングマウスを発表します。同製品は、サイドパーツを交換し、ボタン位置を調整することで、MOBA(Multiplayer Online Battle Arena)からFPS(First-Person Shooter)まで、用途に応じて柔軟にレイアウトを変更することができます。また、「ボタンやサイドパーツに関しては、われわれの充実した3Dプリンタライブラリを活用していただくことで、Nythのユーザーは、Nyth以外のユーザーが現在体験したことがない新しい付加価値を得ることができます」、「Nythのユーザーは、一度自分だけのカスタマイズを現実のものにすることで、ほかの誰もがもっていない、まるで指紋のような自分だけのマウスを実現することができるので」と、Korteはアピールします。なお、Nythは、2015年第2四半期に市場投入できる見込みです。

さらに、ROCCATはCES 2015において、「Kave」ヘッドセットのラインナップを強化し、「ROCCAT Kave XTD 5.1 Analog」を追加し、ゲーマーに、より印象的で高品質のサウンド体験を提供します。「Kaveシリーズは、われわれにファンタスティックな体験をもたらしてくれました。そして、このKave XTD 5.1 Analogは、同シリーズを完璧なものへと押し上げてくれる存在です。ゼロノイズ技術の採用により、最高の没入感と、散漫性のないサウンド体験が可能です。従来のKaveシリーズのサウンド品質は最高のものだと自負していますが、Kave XTD 5.1 Analogでは、お客さまからのフィードバックやわれわれのサウンド・エンジニアによるチューニングによって、より優れた品質を実現。また、その重量も25%の削減することができました」とKorteは説明します。なお、Kave XTD 5.1 Analogは、2015年第1四半期に市場投入予定です。

「ROCCAT」公式サイト

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