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  • 発売日:2009/10/27
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「League of Legends」の国内リーグ戦,「LJ LEAGUE」が開幕。秋葉原e-sports SQUAREに国内の強豪4チームが集った開幕戦の模様をレポート
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印刷2014/02/14 15:54

イベント

「League of Legends」の国内リーグ戦,「LJ LEAGUE」が開幕。秋葉原e-sports SQUAREに国内の強豪4チームが集った開幕戦の模様をレポート

リーグ・オブ・レジェンド
 2014年2月9日,東京・秋葉原のe-sports SQUAREにて,Riot GamesのPCゲーム「League of Legends」(以下,LoL)のリーグ戦「League of Legends JAPAN LEAGUE Winter Season」の開幕戦が行われた。

 このリーグは,国内のさまざまな大会で優勝経験のあるDetonatioN FM,Ozone Rampage,Rascal Jesterという強豪3チームに加え,本大会の予選トーナメントで優勝を果たした沖縄の虎の計4チームが,日本最強の座と高額賞金を賭けて競い合うというもの。開幕戦では,4チームすべてが秋葉原に集い,白熱の試合を繰り広げた。本稿でその模様をレポートしていこう。

開催前日,10年に一度という大雪に見舞われたものの,会場には200名近くもの観戦者が詰めかけていた。女性率もかなり高く,普段格闘ゲームのイベントばかり覗いている筆者としてはちょっとびっくり
リーグ・オブ・レジェンド

「LEAGUE OF LEGENDS JAPAN LEAGUE」公式サイト


 参戦した4つのチームと,開幕戦に出場したメンバーは以下のとおりだ。

※選手名の後のカッコ内は,担当レーン,もしくはロール。野球やサッカーで言うところのポジションのようなもの。

●Ozone RampageWCG2013 LoL日本代表決定戦優勝)
  • Ozone RPG Aotaka選手(Top)
  • Ozone RPG tei選手(Jungle)
  • Ozone RPG Envy選手(Mid)
  • Ozone RPG Mmeron選手(ADC)
  • Ozone RPG Dejiwo選手(Support)

Ozone Rampageの面々。選手たちは試合中,実況や解説により敵チームの情報が入ってしまわないように,防音加工がなされたボックスの中に入ってプレイしていた
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●DetonatioN FM(tesports Presents LoLオンライントーナメント優勝)
  • Det FM Yutaproid選手(Top) ※オンラインでの参加
  • Det FM Anelace選手(Jungle)
  • Det FM Ceros選手(Mid)
  • Det FM Gorira13選手(ADC)
  • Det FM Maa選手(Support)

●Rascal Jester(Vプリカ Presents LoLオンライントーナメント優勝/JCG グランドチャンピオンシップ 2014優勝)
  • RJ Arfoad選手(Top)
  • RJ Rainbrain選手(Jungle)
  • RJ apaMEN選手(Mid)
  • RJ Rkp選手(ADC)
  • RJ Lillebelt選手(Support)

●沖縄の虎(League of Legends JAPAN LEAGUE CHALLENGER Tournament優勝)
  • Honekawasuziemon選手(Top)
  • Bakudanx選手(Jungle)
  • Yung選手(Mid)
  • R0J0選手(ADC)
  • RealGirlSupport選手(Support)

 このリーグは,上記4チームが毎週さまざまな組み合わせで試合を行い,その結果に応じて得られる勝ち点の合計によって優勝が争われる。この辺りはいわゆるプロスポーツを想像してもらえば分かりやすいと思うのだが,1試合につき必ず2ゲームを行い,1勝1敗の場合は引き分けとなる,いわゆるBest of 2――BO2形式を採用している点は少し特殊かもしれない。それでは,開幕戦として行われた3つの対戦カードを見ていこう。

休憩時間には,選手たちの紹介動画やインタビューが流されていた。それぞれかなり凝った作りになっていて,なんというかプロスポーツっぽい
リーグ・オブ・レジェンド リーグ・オブ・レジェンド

実況はeyes氏,解説はASKA氏が担当。昨今のゲームイベントの例に漏れず,本大会もニコニコ生放送Twitch.tvで配信が行われていたので,詳細な試合内容が気になる読者はアーカイブをチェックしよう
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●1試合目:Rascal Jester VS Ozone Rampage


 1ゲーム目はShyvana,Viという強力なInitiator(戦闘の口火を切る能力の高いチャンピオン)を選択したRascal Jesterに対し,Ozone Rampageは一瞬で敵の懐に飛び込める能力を持ったチャンピオンがLee Sinのみと,自分からは仕掛けにくい構成を選択。Ozone Rampage側としては,Supportのdejiwo選手操るLuluが,火力源であるZiggsやLucianを,如何にして守るかが焦点となりそうなチャンピオン選択となった。

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 お互いのJungler(レーンではなくJungleを主戦場とするチャンピオン)によるGank(Jungleなどから奇襲をかける定番戦術)がなかなか決まらない,静かな立ち上がりだったものの,約10分ほどが経過した辺りで動きが。apaMEN選手とRainbrain選手が自陣側のエンシェントゴーレム(ジャングル内にいる中立クリープの一種で,これを倒したチャンピオンは一定時間ボーナスを得られる)を狩りに行ったことを察知したOzone Rampageは,お返しと言わんばかりに,4人がかりでドラゴンを倒すことに成功。しかし,体力の低い状態でそのまま居残っていたEnvy選手が,マップを下ってきたapaMEN選手とRainbrain選手によりキルされ,ファーストブラッド(ゲーム中での初キル)を与えてしまう。
 ここから均衡が崩れ始め,Rascal Jesterは各レーンのタレット(砲台)を次々と破壊,さらに要所でキルを取ったapaMEN選手のKha'zixがどんどん育っていくという展開に。キルやタレット破壊ができていないOzone Rampage側は,獲得ゴールドの少なさから来る装備の差によって集団戦で十分な火力が出せず,Midのインナータレットで行われた集団戦に敗北するとともに,サレンダー(降参)を選択。1ゲーム目はRascal Jesterの勝利となった。

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 勝利して勢いに乗るRascal Jesterは,2ゲーム目もapaMEN選手がKha'zixを,Rainbrain選手がViをチョイス。対するOzone Rampageは,TopのAotaka選手がRenektonを,Jungleのtei選手が最近流行の兆しを見せているPantheonを選択するなど,1ゲーム目よりも序〜中盤戦で試合を動かしやすいチーム構成を取った。

写真では逆になっているが,Ozone RampageのAotaka選手はRenekton,MMeron選手はCaitlynを選択
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 その試合内容は,1試合目とは打って変わって激しいキルの奪い合いとなった。Rascal Jester側はBotレーンでキルを取ると,その獲得経験値差を活かし,先にLv.6になった瞬間に,強力なアルティメットスキル(以下,Ult)を使った攻勢に出るお手本のようなプレイでリードを広げていくも,Ozone Rampage側のタワーダイブ(タレット下にいる敵に攻撃を仕掛けること)に対し,無理な反撃を狙ったところから逆にキルを奪われてしまう。そこからはtei選手のPantheonが,Ultを使った素晴らしいGankでキルを重ねていき,Ozone Rampage側が若干優勢となる展開に。
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 しかし,Rascal JesterはVi&Leonaの持つ強力なCCスキル(足止めスキル)を活かしてEnvy選手のZiggsを一気に倒すと,それぞれが残り体力僅かな状態でOzone Rampageの面々を次々にキルしていく素晴らしい集団戦を見せ付け,エース(敵チーム全員をキルすること)ののちにバロンナッシャー(ジャングル内にいる中立クリープの一種で,これを倒したチャンピオンは一定時間ボーナスを得られる)を獲得して大逆転。Rascal Jesterはこの優勢を活かしてTopとMidのインナータレットに攻勢を仕掛け,最後はLillebelt選手のLeonaの放った完璧なUltによるInitiateが炸裂。Rkp選手とRainbrain選手が生き残ってのエースとなり,そのままネクサス(本拠地)を破壊してRascal Jesterが2連勝を果たした。

決着後は,Rascal JesterのRainbrain選手が登壇。「2ゲーム目は本当に厳しかった。常に優位を取られ続けるなか,逆転の策をみんなで相談しながらプレイして,なんとか理想的な動きができた」と試合の感想を語った


●2試合目:沖縄の虎 VS DetonatioN FM


 1ゲーム目は,Ziggs,Varusというポーク能力(地形を利用したけん制能力)に長けた構成を選ぶ沖縄の虎に対して,DetonatioN FMは敵集団を分散させるスキルを持つGragas,Lee Sen,Alistarといったテクニカルなチャンピオンで固める布陣となった。

写真では逆になっているが,沖縄の虎のRojo選手はZiggsを,Yung選手はVarusを選択
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 序盤からお互いにキルし合う派手な展開となったこの試合。DetonatioN FM側はキルをタレット破壊やドラゴンといったオブジェクト奪取に繋げられず,中盤から徐々に沖縄の虎が優位を確保してゆく。しかし,DetonatioN FMもCeros選手の操るGragasの見事なUltで敵集団を分断,各個撃破していく戦術がうまくハマり,一気に逆転を果たす。
 DetonatioN FMはその優位を活かし,4人でのバロンナッシャー狩りと同時に,テレポートを持つYutaproid選手がBotレーンをプッシュするという戦略を取ったものの,沖縄の虎の的確な集団戦により,Yutaproid選手のテレポートが間に合わず,沖縄の虎は誰一人倒れることなくエースとバロンナッシャーを獲得し,総獲得金額は再び逆転。そのままバロンBuff(バロンナッシャーを倒した際にチーム全員が受けられるボーナスで,一定時間各種ステータスが向上する)を活かした大攻勢へ。DetonatioN FMはタレットを守りつつ,沖縄の虎のバロンBuffが切れた瞬間に集団戦を仕掛けたものの,Yung選手のZiggsを瞬殺することに失敗。再度誰も倒れずにエースを獲得した沖縄の虎が,ネクサスを破壊して勝利をもぎ取った。

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 続く2ゲーム目では,DetonatioN FMはMidのCeros選手にとって「もっとも自信があるチャンピオン」と言われるZedを選択したほか,Jungleには相手に気取られることなく移動できるEvelynnを配置するなど,がらりと構成をチェンジ。1勝して波に乗る沖縄の虎は,1試合目とは打って変わって瞬間火力に優れたチャンピオンで固めるチーム構成となった。

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 序盤戦は,Midでは沖縄の虎のYung選手が優勢となるが,DetonatioN FMも負けじとBotで優位を築くといった,お互いに食らい付いていく展開に。中盤戦では,ドラゴンをめぐる戦いが焦点となったが,ここでDetonatioN FMのSupportであるMaa選手が,素晴らしいタイミングでThreshのUltを発動。沖縄の虎の面々の移動時間を稼ぐ頭脳プレイを見せ,ドラゴンをしっかり確保したのち,続く集団戦ではZedが大活躍してキルを多数もぎ取る。
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 これをきっかけに,レーンでは苦しい戦いを強いられていたCeros選手のZedが盛り返し,アサシンタイプのチャンピオンらしく,孤立した敵を続けてキル,そのままバロンナッシャーまで獲得する大立ち回りを見せる。劣勢の沖縄の虎は,TopやBotのミニオンを倒して少しずつ経験値を稼いでいくという戦略を取ったが,そこに狙いをすませたように現れるZedに次々とキルを与えてしまうことに。Ceros選手のZedはその後も勢いが止まらず,敵陣近辺での集団戦を制したDetonatioN FMが勝利。1勝1敗の引き分けに持ち込んだ。

決着後は,ドラゴンを巡る戦闘で素晴らしい活躍を見せたDetonatioN FMのMaa選手が登壇。「こちらが失敗したとき,Gorira13選手は建設的な意見を出してくれるが,元々ADCを担当していたYutaproid選手はすぐに怒るので,Gorira13選手とBotに行く方が楽です(笑)」とSupport担当ならでは苦労話を語り,観客の笑いを誘っていた


●3試合目:Rascal Jester VS 沖縄の虎


 この日最後の組み合わせとなる3試合は,すでに1勝を果たしているRascal Jesterと,1分けで繋いだ沖縄の虎が激突。Rascal Jester側はMidに非常に強いと目されているYasuoを置き,Yasuoとの組み合わせで強みを発揮できるXin Zhao,Namiを入れていく,Yasuo中心のチーム構成となった。対する沖縄の虎は,強力なInitiaterであるShyvana,Viに,味方の移動速度を向上するスキルを持つKarmaを組み合わせた,自分達から仕掛けやすい構成で対抗する。

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 Vi,そしてXin Zhaoと,どちらのチームも序盤から高い戦闘能力を発揮するJunglerを擁しており,どちらのGankがうまく決まるかが焦点となった。まずはRascal JesterのXin Zhaoが先んじてMidでキルを奪うものの,沖縄の虎のViも負けじとCeros選手操るYasuoをキル。ここからはBakudanx選手のViが勢い付き,さまざまな場面でどんどんキルを奪っていく展開に。逆にあまりキルに絡めなかったXin Zhaoは,獲得金額でViに大きく遅れを取ってしまったことから,その後の集団戦でほとんど活躍できないという苦しい展開となった。沖縄の虎はその差を活かして,各種タレットにプレッシャーを掛けてさらに優位を広げていき,最後は若干無理矢理な形で集団戦を開戦。Rascal Jester側も素早く反応して対応したものの,あまりにも育っていたViの前に4人がキルされてしまい,サレンダーを選択。沖縄の虎の勝利となった。

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 続く2ゲーム目では,1ゲーム目でRascal JesterがしてやられてしまったViを自ら選択。さらにSupportにはLeonaを据えるなど,Initiate能力に優れる構成となった。対する沖縄の虎は攻守に渡ってバランスの良いチームを編成。

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 序〜中盤戦は,Rascal JesterのJungler,Rainbrain選手のGank,そしてLillebelt選手のLeonaのUltが冴え渡り,ADCであるRkp選手にキルが集まっていくという展開に。また,TopでもArfoad選手のDr.Mundoが序盤の苦しい時間帯をなんとか耐えて逆転,そのままドラゴンを獲得するなどして,Rascal Jesterが大きく優位となる。
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 その後も要所でLeonaのUltによるInitiateが炸裂,差を広げていくRascal Jesterだったが,バロンナッシャーを巡る集団戦では,沖縄の虎のBakudanx選手操るWukongが不可視状態となるスキルを活かし,時間を稼ぎながらもギリギリ倒れずに逃げ切るという素晴らしいプレイスキルを披露したのに続き,体力残り僅かだったYung選手のKha'zixがRascal Jesterの面々を次々とキル。3人vs.5人という数的に不利な状況から,エース,そしてバロンナッシャーを獲得するという大逆転劇に,会場も大歓声に包まれる。これによって一気に成長したYung選手のKha'zixがその後も圧倒的な火力を叩き出し,タレットをめぐる集団戦を続けて制した沖縄の虎が2連勝を果たし,開幕戦の最終試合を笑顔で飾った。

試合終了後は,2試合目で素晴らしい逆転劇を見せたYung選手が登壇し,英語と日本語を織り交ぜて逆転の感激を語っていた

e-Sports SQUARE,及び本イベントを運営する三光パートナーズ株式会社代表取締役社長,鈴木文雄氏(写真左)に話を聞いたところ,このイベントはe-sports SQUARE AKIHABARAのコアコンテンツとして,同店の設立案と同時に企画がスタートしたという。とにかく選手をカッコ良く演出することに力を注いでいると言い,本イベントの実況を務めたeyes氏(写真右)と共に,「ここから世界に羽ばたくチームが生まれてくれれば」とも語っていた
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 日本ではまだまだ珍しい,LoLのオフラインイベントということで,立ち見が出るほどに大勢の観戦者が集まっていたこのイベント。今後の対戦カードはオンラインで行われ,3月30日に予定されているWinter Seasonの千秋楽では,再びオフラインでの試合がおこなわれるとのことである。もちろん,オンラインでの試合についても,配信は行われるそうなので,国内のLoLファンは,引き続き公式サイトをチェックしておこう。

 なお,「League of Legends JAPAN LEAGUE Winter Season」の優勝チームは,韓国で行われているトーナメント,「NiceGameTV League of Legends Battle」への出場権も獲得できる。ここで上位に入賞すれば,Riot Gamesが定期的に開催している公式世界選手権に参加できる可能性もあるとのことだ。
 昨年末に行われた公式世界選手権――“Season 3 World Championship”では,ストリーミング番組の述べ試聴者数がなんと3200万人に到達し,まさに世界規模の盛り上がりを見せているLoLだが,そもそも国内サービスが行われていないこともあり,これまで日本人選手は参加する手段がほとんどなかった。その可能性が少しでも開かれてきたことは,日本のLoLファンにとってなかなかに嬉しい話題といえるだろう。そんな輝かしい可能性を掴むのは果たしてどのチームなのか。日本のLoLファンは,今後の試合展開に期待しよう。

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