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Ryzen 3000&PCIe 4.0対応の「X570」チップセット搭載ゲーマー向けマザーボードが各社から一斉に登場
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印刷2019/07/08 17:37

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Ryzen 3000&PCIe 4.0対応の「X570」チップセット搭載ゲーマー向けマザーボードが各社から一斉に登場

X570搭載マザーボードは,いずれもチップセットにも小型の空冷ファンを備えるのが基本だ。写真はASUSの「ROG Crosshair VII Hero(WI-FI)」
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 2019年7月7日,ASUSTeK Computer(以下,ASUS),GIGA-BYTE TECHNOLOGIES(以下,GIGABYTE),ASRock,MSIは,Socket AM4プラットフォーム対応の新型チップセット「AMD X570」(以下,X570)搭載マザーボードの発売が解禁になったことを受けて,同チップセット搭載製品を一斉に発表した。
 本稿では,リリースの到着順に各社のゲーマー向け製品をまとめて紹介しよう。


ASUS:Wi-Fi 6対応マザーボードを複数ラインナップ


 ASUSは,ゲーマー向け製品ブランド「Republic of Gamers」から4製品,エントリー市場向けブランドの「TUF Gaming」から2製品という計6製品のX570搭載ゲーマー向けマザーボードを発表した。6製品中5製品は発売中で,「TUF Gaming X570-Plus」のみ,7月12日発売となっている。
 ラインナップとメーカー想定売価は表1のとおり。

表1 ASUS製X570搭載ゲーマー向けマザーボードのラインナップ
製品名 フォームファクタ メーカー想定売価
ROG Crosshair VIII Formula ATX 税込6万5000円前後
ROG Crosshair VIII Hero(WI-FI) ATX 税込5万3000円前後
ROG Strix X570-E Gaming ATX 税込4万2000円前後
ROG Strix X570-F Gaming ATX 税込3万5500円前後
TUF Gaming X570-Plus(Wi-Fi) ATX 税込2万8000円前後
TUF Gaming X570-Plus ATX 税込2万4000円前後

ROG Crosshair VIII Formula。液冷および空冷対応のヒートシンクを備えた最上位モデル。Aquantia製の5Gbps対応LANコントローラを採用する有線LANポートや,Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応無線LAN機能を備える
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ROG Crosshair VIII Hero (WI-FI)。上位モデルから液冷対応を省略したようなハイエンドマザーボード。2つある有線LANポートの1つがRealtek製2.5Gbps対応だ。Wi-Fi 6にも対応する
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ROG Strix X570-E Gaming(左)とROG Strix X570-F Gaming(右)。スペック的にはほぼ同等だが,前者は2.5Gbps有線LANとWi-Fi 6に対応するのが大きな違いだ
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TUF Gaming X570-Plus(Wi-Fi)(左)とTUF Gaming X570-Plus(右)。高耐久性を謳う部品を採用しつつ,エントリー市場向けに価格を抑えたTUF GamingのX570マザーボードの新製品で,前者はIEEE 802.11ac対応無線LANモジュールを搭載,後者は有線LANのみというのが違いである
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ASUSのAMDプラットフォーム向けマザーボード製品情報ページ



GIGABYTE:Mini-ITXマザーやE-ATXマザーもラインナップ


 GIGABYTEの日本法人である日本ギガバイトは,ゲーマー向け製品ブランド「AORUS」から,X570搭載マザーボード5製品が発表となった。5製品中4製品は発売済みで,「X570 AORUS XTREME」のみ,7月12日発売となっている。
 ラインナップは表2のとおり。

表2 GIGABYTE製X570搭載ゲーマー向けマザーボードのラインナップ
製品名 フォームファクタ メーカー想定売価
X570 AORUS MASTER ATX 税込5万円前後
X570 AORUS PRO ATX 税込3万円前後
X570 AORUS ELITE ATX 税込2万4000円前後
X570 I AORUS PRO WIFI Mini-ITX 税込3万2000円前後
X570 AORUS XTREME E-ATX 税込9万5000円前後

X570 AORUS MASTER。14フェーズ電源回路を採用しRealtek製2.5Gbps有線LAN機能と,Intel製のWi-Fi 6対応モジュールを搭載するハイエンドモデル
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X570 AORUS PRO(左)とX570 AORUS ELITE(右)。どちらも12+2フェーズの電源回路を搭載するATXマザーボードであるが,上位モデルであるX570 AORUS PROはDDR4-4400まで,X570 AORUS ELITEはDDR4-4000までといった具合に,メモリのオーバークロック対応が異なる。また,X570 AORUS PROはPCIe x16スロットを2基備えるが,X570 AORUS ELITEは1基という点も目を惹く違いだ
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X570 I AORUS PRO WIFI。ラインナップで唯一のMini-ITX対応モデル。Wi-Fi 6対応無線LANモジュールも付属している
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X570 AORUS XTREME。E-ATX対応のハイエンド市場向けマザーボード。基板の下半分を覆う放熱パネルが見どころの1つ。16フェーズ電源回路の採用や,Aquantia製10Gbps有線LANポートの対応,Wi-Fi 6対応無線LANモジュール搭載なども特徴である
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GIGABYTEのSocket AM4対応マザーボード製品情報ページ



ASRock:価格対スペック比の高い2製品を用意


 ASRockのゲーマー向け製品ブランド「Phantom Gaming」からは,ハイエンド市場向けモデルの「X570 Phantom Gaming X」と,税込のメーカー想定売価が2万1000円前後と安価なエントリー市場向けモデル「X570 Phantom Gaming 4」の2製品が発売となった。

X570 Phantom Gaming X
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 ATX仕様のX570 Phantom Gaming Xは,14フェーズの電源回路を採用する製品だ。基板下側を覆う大きな放熱パネルは,3基あるM.2スロット用のヒートシンクも兼ねている。Wi-Fi 6対応無線LANモジュールを採用するのも特徴と言えよう。
 メーカー想定売価は4万4800円(税込4万8384円)前後となっている。

赤い斜線が入った放熱パネルは,その下にあるM.2スロット用のヒートシンクも兼ねるものだ(左)。I/Oパネルの保護カバーやチップセット用ヒートシンクの下側,マザーボード右側面には,カラーLEDイルミネーションを装備する。右はI/Oパネルを拡大したところ。2つある有線LANポートの赤い側は,Realtek製の2.5Gbps対応有線LANコントローラを使用するものだ
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 一方のX570 Phantom Gaming 4は,比較的シンプルなATXマザーボードだ。チップセットに小型のクーラーが付いているのはX570搭載マザーボードの定番であるが,チップセットと電源回路周辺以外には,放熱パネルやヒートシンクは備えていない。Ryzen 3000シリーズを使って新しいPCを組みたいが,なるべくコストは抑えたいというときに候補となる製品だろう。

X570 Phantom Gaming 4
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MSI:9万円超えのハイエンドから2万円前後の安価な製品まで幅広く展開


 MSIは,X570搭載のゲーマー向けマザーボードとして5製品を発売した。豪華な仕様で付属品も充実したE-ATX仕様のマザーボード「MEG X570 GODLIKE」から,税込の予想実売価格で2万1600円前後と比較的安価な「MPG X570 GAMING PLUS」まで,幅広い製品を揃えている。
 ラインナップは表3にまとめたとおりだ。

表3 MSI製X570搭載ゲーマー向けマザーボードのラインナップ
製品名 フォームファクタ メーカー想定売価
MEG X570 GODLIKE E-ATX 8万7800円
(税込9万4824円前後)
MEG X570 ACE ATX 4万5800円
(税込4万9464円前後)
MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI ATX 3万2300円
(税込3万4884円前後)
MPG X570 GAMING EDGE WIFI ATX 2万5300円
(税込2万7324円前後)
MPG X570 GAMING PLUS ATX 1万9980円
(税込2万1578円前後)

MEG X570 GODLIKE。MSI製マザーボードの最上位となるGODLIKEの名を冠する製品。ヒートシンクを備えたM.2スロットをマザーボード上に3基搭載するのに加えて,3枚のM.2 SSDを装着可能な空冷ファン付き拡張カードも付属するのが特徴だ。Wi-Fi 6対応無線LANモジュールも備える
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MEG X570 ACE。MSI製マザーボードの中でも,上位に位置するMEGシリーズのATXマザーボード。派手なカラーLEDイルミネーションの付いた電源部ヒートシンクや,チップセットから電源部まで,CPUソケットを囲むように伸びたヒートパイプが目を惹く。無線LANモジュールはIEEE 802.11ac対応だ
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MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI。ミドルクラス市場向けMPGシリーズの上位モデル。M.2スロット用のヒートシンクは2基あり,大型のチップセットヒートシンクと合体するデザインだ。無線LAN機能はWi-Fi 6対応のIntel製なので,比較的安価にWi-Fi 6環境を構築できる
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MPG X570 GAMING EDGE WIFI。Intel製のIEEE 802.11ac対応無線LANモジュールが付属する比較的シンプルなATXマザーボード。M.2スロット用のヒートシンクは1基だが,こちらもチップセット用ヒートシンクと合体する
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MPG X570 GAMING PLUS。Socket AM4対応のゲーマー向けATXマザーボードでは安価なのが見どころの製品
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MSIのマザーボード製品情報ページ

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