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カスタムダイスをぶん投げろ! ダイスアクションローグライト「GIMMIKO」は,圧倒的な作り込みが生む“熱量”がすさまじい作品だった[TGS2026]
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印刷2026/09/17 23:07

プレイレポート

カスタムダイスをぶん投げろ! ダイスアクションローグライト「GIMMIKO」は,圧倒的な作り込みが生む“熱量”がすさまじい作品だった[TGS2026]

 日本最大のゲームイベント「東京ゲームショウ2026」が,本日(2026年9月17日)からスタートしている。そんななか,開幕からインディー関連ブースをめぐっていたところ,CRITICAL REFLEXブース「GIMMIKO」を発見した。

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 GIMMIKOは,さまざまな「Gimmick(ギミック)」をダイスの各面に組み込み,それを使って敵と戦うアクションローグライトだ。2022年の「GMTK Game Jam」で注目を集め,そこから製品化に向けて開発が続けられてきた作品で,ついに完成が近づいてきたようだ。

 公開中のデモ映像では,ぶん投げたダイスを踏みつけたり,ダイスから弾丸や爆弾がどんどん出てきたりと,にぎやかな様子を確認できた。はたしてどんな形に仕上がったのか,実際にプレイして確かめてみよう。


作り込みと“熱”に圧倒された
独特すぎるダイスアクションローグライト


 この世界では1年に1度,地球上の全ネコが後ろ足で立ち,月を呼び寄せる。そして,あらゆる怪物が現実世界にあふれ出す「ジャバウォックの夜」が訪れるのだ。怪物たちから世界を守るため,ギミック神社の巫女たちが立ち上がる!

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 そんなオープニングとともにゲームが始まるのだが,内容に触れる前に伝えておくべきことがある。

 熱量がスゴすぎる。あまりにも。

 たとえば,ゲームを開始するとチュートリアルを選択できるのだが,チュートリアルステージはボス戦に至るまで完全に専用のものが用意されている。それどころか,登場するキャラクター,ダイス,アビリティまで“チュートリアル専用”に構築されており,一切手抜きが感じられない。

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 この強烈な作り込みが見られるのは,チュートリアルだけではない。手描き風のアニメーションや,コミカルな空気感を演出する音響設計など,あらゆる角度から「この世界観を存分に味わわせてやる!」というエネルギーが浴びせかけられる。

 何より驚くべきは,手描きアートの異様な物量と細かさだ。キャラクターの挙動はもちろん,メニュー画面にまで描きおろしのアートが満載だ。どれくらい手が込んでいるかというと,言語選択画面にすら専用の演出が用意されているほど。

こちらが言語選択画面。言語ごとに対応する食べ物のイラスト(日本語はカツ丼だった)が添えられ,それをパクっと食べるアニメーションが再生される
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 無論,枝葉の部分にばかりエネルギーが注がれているわけではない。本筋にあたるローグライト部分のメカニズムや手触りも非常に良くできている。

 前述のとおり,本作は「カスタマイズ可能なダイスを使ったアクションゲーム」なわけだが,基本的にダイスは転がさなければ効果を発揮しない。転がった先で効果を発揮した後は動かないので,自分の足で拾いに行く必要がある。

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 そこで重要になるのが,敵やダイスを踏みつけてジャンプする「バウンス」だ。敵と接触するとダメージを受けてしまうが,ジャンプとバウンスを駆使すれば安全に移動できる。普通に着地してしまうとダメージを受けやすいので,むしろ敵が密集している場所に飛び込むほうが安全という,珍しい構造になっているわけだ。

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 なかなか面白いのは,ダイスそれ自体にステータスが設定されていること。直接ぶつけた際の威力を示す「暴力」,ギミック発動時の威力を示す「霊知」の2つがあり,ダイスによって得意な戦い方が変わってくる。

 暴力系のダイスは手で拾って投げる必要があるが威力が高く,霊知系のダイスはバウンスで転がすだけでも効果を発揮してくれる。それぞれ適切な投げ位置も異なるので,想像以上に立ち回りの幅がある。

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 ステージをクリアすると「ギミック購入」「ダイス購入」「アビリティ獲得」などの選択肢から1つを選び,新たなカスタマイズを行える。現在持っているダイスやギミックに合わせて,より強力な立ち回りができるビルドを構築していく――というローグライトらしい楽しさもしっかり味わえる。

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 ダイスが増えてくると動き方が変わり,たとえば「霊知系ダイスでデバフを与えて,相手の動きを止めたら暴力系ダイスを投げつけてダメージを稼ぐ」といった立ち回りも可能になる。どの効果が出るかはダイスの出目次第なので,発動した効果に合わせて立ち回りを変えるのも,本作ならではの面白さといえる。

こちらは死亡時の画面。勢いある「SUPER DEAD!!!」の文字に,ばっちりとピースを決める遺影が添えられる。死してなおハイテンション
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ランダムイベントも多彩で,それぞれ専用のアートが用意されている。敵も味方も全員楽しそう
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 前述のとおり,本作は2022年に公開された「GIMMIKO CLASSIC」を原型として発展した作品だ。最新版に触れた限り,アートやシステムが大幅に拡張されていると同時に,手触りも洗練されているように感じられた。

公開中のスクリーンショットでは,DOOMライク(?)な一人称視点のシーンも確認できる。何がどうなってこの画面になるんだろうか……
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 「GIMMIKO CLASSIC」は,引き続きitch.ioで公開されている。現在のGIMMIKOと遊び比べてみたい人はダウンロードして遊んでみるのもいいだろう。

  • 関連タイトル:

    GIMMIKO

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