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ドイツの名門アンチウイルス会社が日本上陸。Avira日本語版製品説明会を開催
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印刷2009/12/01 17:42

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ドイツの名門アンチウイルス会社が日本上陸。Avira日本語版製品説明会を開催

画像(002)ドイツの名門アンチウイルス会社が日本上陸。Avira日本語版製品説明会を開催
 師走に入り,そろそろ来年の足音が聞こえ始めた2009年12月1日,東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京にて,ドイツに本社を置くAviraが日本語版アンチウイルス製品の説明会を行った。
……と書いてはみたが,「4Gamerってゲーム情報サイトだろ?」「Aviraって何?」というリアクションが想定されそうなので,まずはその部分からお伝えしていこう。

 Aviraはヨーロッパ,とくにドイツで非常に高いシェアを持つ,アンチウイルスソフトの会社である。日本での現在の知名度は決して高くはないが,設立は20年以上前の1986年,ヨーロッパを中心に1億人のユーザーを獲得しているというから,かなりの歴史と伝統を持った会社である。
 これまで英語版オンリーで展開してきた日本でも,利用者は75万人以上。特に海外版ゲームや海外版ゲームに関連したサイトなどを利用してきた,古くからの読者であれば,その名前を聞いたこともあるだろう。

 これまで,英語版での代理店販売を中心にしていた日本に拠点を置くにあたり,今回発表された製品構成は三つ。無料版である「AntiVir Personal-Free Antivirus」,有償版の基本製品「AntiVir Premium」,有償版の上位製品「Premium Security Suite」で,すべてが日本語版として用意される。有償版の価格は順に3500円,5000円(それぞれ1年ライセンス,1PC)で,個人向けのビジネスモデルとしては,まず無料版で製品を利用してもらい,日本での知名度を上げながらプレミアムサービスを利用してもらうという形を採っていくようだ。

「Avira」公式サイト

無料版ダウンロードサイト


 面白かったのはそれぞれの製品に対しての目的意識で,無料版は「PCにウイルスが存在することを前提に,その被害を防ぐ」方向を見ており,有償版は「入り込むことそのものを完全に防ぐ」方向を見ていること。新種マルウェア検出率99.4%,2007年以降に実在したウイルス230万種を実際に検出するテストで最高スコアを記録,海外での多くの受賞実績,こういったものに裏付けられた自信はよほどのものなのだろう。それぞれの製品詳細と動作環境は下記にまとめておくので参考にしてほしいが,4Gamer的に気にかかるのはPremium Security Suiteに存在するゲームモードだろう。

 ゲームモードは,基本的にはバックグラウンド処理をおさえ,アンチウイルスソフトがオンラインゲーム中に引き起こす問題を回避するといった機能。ゲーム中であることを検知して,PopUpメッセージ,アップデート・パターンファイルを読みに行くなど,ゲームの妨げになるアンチウイルスの処理を抑えることで,ゲーム中の負荷を感じさせないようにするもののようだ。あまり踏み込んだ説明はしてもらえなかったのだが,nProtectを始めとした,いわゆるゲームガード系とかち合うことはなく,1点の例外を除けば完璧だとのこと。この1点の例外というのは「プレイヤーがゲームだと思いこんでやっていたニセモノのゲームであれば,Aviraは容赦なく検知します」ということで,このあたりにもヨーロッパ的な感性が盛り込まれていて感心した。ただ,可能ならもう少し踏み込んだ技術的なことも聞いてみたかった気が……。

画像(001)ドイツの名門アンチウイルス会社が日本上陸。Avira日本語版製品説明会を開催


 概要説明を行ったAvira GmbH CEOのチャーク・アウアーバッハ氏は,説明の中,そして質疑応答の場で何度か「すべてのユーザーが利用するすべてのPCで,すべてのユーザーがAvira製品のメリットを享受する」ことが目的であり目標だと語っていた。今回は製品版の発表会ではあったが,2010年以降はアジア地域にウイルスラボを置き,(迅速なアップデート対応を含めた)開発力をさらに高めていくとのこと。「ローンチ記念」として,本日から12月7日までの間に有償版1年ライセンスを購入した人に,さらに1年分のライセンスをプレゼントする(ある意味半額キャンペーンだ)というキャンペーンが行われているので,購入を検討しようとしているのであれば,早めに上記公式ページで詳細を確認しておこう。

 オンラインゲームを利用する者にとって,かなり気になる「ゲームモード」が有償版「Premium Security Suite」でのサービスに限られていることは少々残念だが,安心を得られる,無料版の良い選択肢が増えたことは歓迎できるだろう。トレンドマイクロ,シマンテックが圧倒的なシェアを誇る日本市場で,実力派の新たな日本語版アンチウイルスソフトがどう戦っていくのかを楽しみに見守りたい。


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