連載
4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」2020年4月19日〜4月25日
「おばけのバーバパパ」がオバケなのに卵生であることが(改めて)明らかになり,ワイル粒子を用いた不揮発性メモリの動作原理が実証され,インドで発見された新種のヘビが,ハリー・ポッターシリーズにちなんだ「スリザリン」と命名されたりした2020年4月19日〜4月25日,4Gamerに掲載された記事は654本でした。ほほう,ワイル粒子ね。それってあれでしょ,レーダーとかが無効になっちゃうやつ。違う? ほほう,異常ホール効果と異常ネルンスト効果も発見されたのね……えーと,うーん……ボケることすらできない世界とはこのことです!
例年なら,ゴールデンウィーク間近でやったぜパパ! と書くところなのですが,今年はそういう雰囲気ではありません。ああ,もっと元気がほしいということで現在,あなたの「ちょっと元気になる話」をTwitterで募集しています。いい流れです。ゲームにまつわる面白い話や温かい話,楽しい話を,日本中のゲーマーとシェアしようという企画で,4Gamerとファミ通,そしてゲームの電撃による合同企画となっています。締切は5月6日。詳しくは以下の記事を参照してください。
[お知らせ]ゲームにまつわる,ちょっと元気がでるエピソードを大募集【4Gamer × ファミ通 × ゲームの電撃 合同企画】
新型コロナウイルスの影響が日本全国におよんで,外出すらままならない今日このごろ,ゲームに明け暮れるのもいいけれど,なにかこう,もうちょっと読者の皆さんが楽しいことできないかな……と思って,ゲームメディアが集まって相談してみました!
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- 編集長:Kazuhisa
ほんでは,今日もはりきって4Gamerと世界のゲーム業界の波乱万丈の1週間を振り返ってみましょう。
※以下,PlayStationはPS,Nintendo SwitchはSwitch,ニンテンドー3DSは3DS,スマートフォンはスマホと略記します
先週のランキング
【先週のランキング詳細】
グラフィックスの向上やバトルシステムの再構築,キャラクターのボイス対応,アレンジ楽曲の収録,サイドトークの追加など,時代に応じたさまざまなパワーアップが施されていますが,記事ではバトル攻略の重要なポイントになりそうな新要素「アビリティ」の紹介を中心に行っています。エンディングのあとには,新たに追加されたエピソードを楽しむこともできるとのこと。購入を考えている人はチェックしてください。
続いては,約1年前の2019年4月に掲載したライターの西川善司氏の「無茶を承知で『PS5』の姿を予想してみる。CPUは大幅に性能向上するがレイトレ対応GPUはダイサイズが問題に」という予想記事を現段階の情報で検証してみようという記事が先週の第4位に入りました。
なんだかんだで次世代コンシューマ機のハードウェア的なところはかなり公開されてきた今日この頃。今後は対応ソフトウェアがユーザーの興味の中心になっていくだろうというのが現在の筆者の予想ですが,そんなの子供でも予想できます。てへ。
冒険のハブとなるアステルリーズの街並みなど,グラフィックスも魅力的で,オープンβテストの開催に期待しましょう。
先週の注目記事
■“ダンボール戦機らしさ”を意識し,世界観や物語を一新。「装甲娘 ミゼレムクライシス」開発者インタビュー
■30周年を迎えた「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」のキャラクターページが開設。Nintendo Switch Onlineには特別バージョンが追加
■IZ*ONEのアガるライブを“体感”しよう! 公式リズムゲーム「SUPERSTAR IZ*ONE」先行プレイレポート
■カフカの「変身」をモチーフにしたアドベンチャーゲーム,「Metamorphosis」のトレイラー公開
■ゲームで広がる支援の輪。ゲームメーカーやコミュニティが取り組む新型コロナ感染拡大防止への対策や支援と“ゲームファンができること”を紹介
■「Apple II」「COMMODORE 64」などレトロPCのペーパークラフトを,カナダのアーティストが配布中
■本当は怖い乙女ゲームの話。最終章の公開迫る「ウーユリーフの処方箋」プレイレポート
■1980年代〜90年代の名作を遊びつくそう。Nintendo Switchで販売中のクラシックスやコレクション作品を紹介
■「XCOM: チーム・キメラ」の配信がSteamで本日スタート。人類,エイリアン,ハイブリッドで構成された精鋭部隊を率いて戦う
■懐かしのMMORPG体験ツアー第4弾。古き良きMMORPGの形が色濃く残っている「RED STONE」を体験する
■忍者×チャンバラの爽快対戦アクション「ニンジャラ」。オンライン先行体験会の開催を前にゲーム概要をおさらいしよう
■近接バトル系バトロワ「シャドウアリーナ」は「黒い砂漠」を知らなくても楽しめるのか。最終βテストのレポートをお届け
「シャドウアリーナ」のアーリーアクセス版は,Steamで5月21日にリリースされる予定になっています。
あなたの「ちょっと元気がでる話」を教えてください
冒頭にも書きましたが大事なことなので2度書くと,現在,4Gamerとファミ通,そしてゲームの電撃の合同企画として,ゲームにまつわる,ちょっといい話を読者の皆さんから募集しています。いろいろ大変な今,ゲームからもらった元気を日本中でシェアして明るくなろうという企画です。
4月22日に掲載した記事で,寄せられたエピソードの中からいくつか紹介していますが,Weekly 4Gamerでも負けじと紹介させていただきます。ちなみに,ここで紹介したエピソードが賞をもらえるかどうかは,また別のお話となっていますので,安心したり残念がったりしてください。ゲーセンでの意外な再開やゲームに救われた話など,いろいろなエピソードが寄せられています。もちろん,個人的にネコは欠かせません。
そんなわけで,あなたのエピソードをハッシュタグ「#ゲームのちょっと元気になる話」を添えてTwitter上に投稿してください。5月6日まで,あなたのご応募お待ちしています。
あなたの“ちょっと元気になる話”を教えてください【4Gamer × ファミ通 × ゲームの電撃 合同企画】
誰もが大変な時期を過ごしていると思いますが,こんなときこそ,ゲームの出番です。ゲームが好きなみんなの力で,少しでも元気になってほしい。そんな思いから生まれた,ゲームメディアの垣根を超えた合同企画を実施しています。
Twitter #ゲームのちょっと元気になる話
あなな
— 奈美[ippatu] (@turnA_WhiteDoll) April 22, 2020
朝のラジオで元経産省の人が何でもドラクエで例えて話すのが最近の楽しみではある#ゲームのちょっと元気になる話
ガンダムカードビルダーにハマっていた時、中学の友人と店内対戦で再会しました。
— くぇーと (@g0k0n) April 22, 2020
自分が中学生の頃は携帯電話もなく、連絡先の交換がなかったので、まさにゲームとガンダムが引き起こしてくれた奇跡ですね。
その友人とは閃光のハサウェイを見に行く予定です。
#ゲームのちょっと元気になる話
父も母も仕事でいない夜の家
— 勝華レイ (@KatsukareRice) April 22, 2020
一人っ子のぼくは独りで寂しくいましたが、ゲームがあれば違う世界に浸れて仲間もいた
オンラインが一般化してからは学校の友達ともゲームを通して遊べました
ゲームは孤独だったぼくの親友でした#ゲームのちょっと元気になる話
Vault 76から出たばかりの駆け出しレジデントだった自分に、まとまったきれいな水とスティムパックをくれた3桁レベルの人がいた。
— オツベルくん (@ps4lover315315) April 17, 2020
PvP要素が今より少し盛んだった時期にあってものすごい聖人であったことに気づいたのは、つい最近のこと。
#ゲームのちょっと元気になる話#Fallout76
安田Pは2匹の猫を飼っている急進的な猫派で、
— 『仁王2』公式アカウント (@nioh_game) April 20, 2020
「すねこすり」も安田Pの強い要望によって誕生しました。
「すねこすり」の元になった(?)といわれる、安田家の猫の写真をご紹介します。
可愛らしい猫の姿が、皆様に少しでも元気をお届けできると幸いです。#ゲームのちょっと元気になる話 pic.twitter.com/yVSxpWinjR
ほそぼそぼそおたより
お伝えしたように,毎週のお楽しみであった「今週のプレゼント」は,諸事情により当分の間,お休みになりました。楽しみにしていた人には申し訳ありません。なお,プレゼント募集期間外でも,下の応募フォームからコメントのみの送信は可能です。筆者の元にもいくつかおたよりが届いているので,ほそぼそと紹介させてもらいますね。
■極力、休みの日は家で過ごすようにしてますが、アウトドア派の人はストレス溜まるだろうなと思います。家でゲームやろうぜ!レトロゲーム引っ張り出そうぜ!(会社員 まささん)
筆者は骨のズイからのインドア派なのですが,それでもやっぱりストレスたまりますね。そこで,最近は「グランド・セフト・オートIII」を引っ張り出しました。熱中していた頃は広いリバティーシティの好きなところへ目をつぶっても行けたものですが,今じゃしばしば迷子になります。軽くショック。
■たとえプレゼントが無かったって俺はコメントを送り続けるぜ!(公務員 よこぽんさん)
ありがとうございます。でも,そんなあなたは,少数派。あ,今の交通標語みたいで語呂がよくない? よくないか。
プレゼントに応募する(お休み中です)
今週の4Gamer
今週の金曜日はもう5月なのかということに改めて気がつき,驚愕したりビックリしたりしている筆者ですが,その5月1日にライアットゲームズの「レジェンド・オブ・ルーンテラ」(PC / iOS / Android)の正式サービスがついにスタートします。1月以来,オープンβテストが続けられてきた本作は,「リーグ・オブ・レジェンド」と同じ世界観で展開されるデジタルカードゲーム。正式サービスではモバイルにも対応し,同じアカウントでのプレイやクロスプラットフォーム対戦も可能になるとのことです。
パッチ1.0では,新たな地域を含む120枚以上の新カードセットが登場する予定になっていまして,このへんがOBTと正式版との大きな違いになりそう。どんなカードが登場するのか,楽しみです。
「レジェンド・オブ・ルーンテラ」,5月1日に正式サービスをスタート。ついにモバイルに対応し,120枚以上の新カードも登場
ライアットゲームズは,デジタルカードゲーム「レジェンド・オブ・ルーンテラ」の正式サービスを,2020年5月1日にスタートすると発表し,トレイラーを公開した。4月29日2:00ごろにアップデートを予定しているパッチ1.0実装後に,モバイル版の利用も可能となる。120枚以上の新カードも登場する予定だ。
同じく5月1日には,PS4版が先行販売されていた「Call of Duty: Modern Warfare 2 Campaign Remastered」のPC版とXbox One版がリリースされる予定になっています。
本作は,Activisionが2009年に発売した「Call of Duty: Modern Warfare 2」(PC / PS3 / Xbox 360)のキャンペーンをリマスター化した作品で,PC版では4K解像度や上限なしのフレームレート,ウルトラワイドディスプレイ対応などが図れているそうです。オリジナル版でも「すごいキレイ」と感心してしまった経験を持つ筆者としては,リマスターされるとどうなるのか見てみたいです。
そんなわけで,また来週お会いしましょう。
【次回予告】
「ねこまたぎ」という言葉を知らなかったくぬぎちゃん。鉄砲を抱えて山深くへ分け入り,イノシシやクマをしとめる一匹のネコを思い浮かべ,「なんてかわいいんだろう」と感動。ぜひ本物にお会いしたいと「マタギの里」として全国的に知られる秋田県阿仁地方を訪れたものの,土地の人から,ねこまたぎとは,ネコのマタギではなく,ネコもまたいで通るほどまずい魚とか,ネコの食べるところも残っていないほどきれいに食べられた魚のことだよ,と諭されてしまう。「またダジャレオチ」と思いつつ,とりあえず全裸になったくぬぎちゃんだったが……。
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