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SteelSeriesの新型ヘッドセット「Arctis 2019 Edition」が,9月28日に国内発売
SteelSeries直販サイトにおける価格は順に1万9000円,1万2300円,9500円となっているので,単純計算した税込価格は順に2万520円,1万3284円,1万260円となる。
Arctis 2019年モデルは,世界市場だと2018年8月に発表済みの製品だ。基本的なスペックは2016年モデルとなる既存のArctisを踏襲しながら,ユーザーから寄せられたフィードバックや,上位モデル「Arctis Pro」で採用された仕様を取り込んだ改良版といった位置付けになっている。
まず「厚みが薄い」という意見が多かったイヤーパッドは,Arctis Proに近い厚みの増したものへと変わった。また,ワイヤレスおよびUSBワイヤード接続対応のArctis 7 2019 EditionとUSB接続対応のArctis 5 2019 Editionでは,SteelSeriesの統合設定ソフト「SteelSeries Engine 3」を介してバーチャルサラウンドサウンド技術「DTS Headphone:X 2.0」に対応したり,低音域がやや強まったりといった改良も入っているそうだ。
なお,世界市場に向けて発表になったときの記事でお伝えしているとおり,現行モデルとなるArctis 7とArctis 5にはすでにDTS Headphone:X 2.0対応アップデートが入っている。
カラーバリエーションは3製品ともブラックとホワイトの2つ。ゲーマー向けヘッドセットの定番が最新仕様へアップデートしたということで,今回も検討する価値がありそうだ。
Arctis 5 2019 Editionのホワイトモデル |
Arctis 3 2019 Editionのブラックモデル |
なお,3製品の主なスペックは表のとおりとなる。
Arctis 7 |
Arctis 5 |
Arctis 3 |
|
基本仕様 | ワイヤレスおよびアナログ接続ワイヤードタイプ | USBおよびアナログ接続ワイヤードタイプ | アナログ接続ワイヤードタイプ |
バーチャルサラウンドサウンド出力 | 対応(DTS Headphone:X 2.0,※Windows環境のみ) | 対応(SteelSeries 7.1 Surround Sound) | |
公称本体サイズ | 未公開 | ||
公称本体重量 | 未公開 | ||
ケーブル長 | 未公開 | 3m | |
無線到達距離 | 12m | ― | ― |
バッテリー駆動時間 | 未公開 | ― | ― |
接続インタフェース | USB Type-A×1(※ワイヤレスアダプター),4極3.5mmミニピン×1 | USB Type-A×1,4極3.5mmミニピン×1 | 4極3.5mmミニピン×1,3極3.5mmミニピン×2 |
搭載ボタン/スイッチ | マイクミュートボタン,音量調整ダイヤル,CharMixダイヤル | マイクミュートボタン,音量調整ダイヤル,CharMixダイヤル | マイクミュートボタン,音量調整ダイヤル |
対応ハードウェア | PC, |
PC, |
PC, |
直販価格(税別) | 1万9000円 | 1万2300円 | 9500円 |
SteelSeriesのヘッドセット製品情報ページ
ゲーミングヘッドセットのアップグレード版
Arctis 3/5/7 2019 Edition
9月28日(金)より国内販売開始
・日本国内でもヒット商品となったゲーミングヘッドセット「Arctis」シリーズ
・ユーザーからのフィードバックを受け、デザインやサウンドをアップグレード
・より優れた快適性のために厚みを増したAirWeaveイヤークッション
・各モデルの独自機能によって差別化された3種類のラインナップ
ゲーミング周辺機器のグローバルリーダーにしてイノベイターであるSteelSeriesは、数多くの受賞歴を誇り、世界的なヒット商品となったゲーミングヘッドセット「Arctis」シリーズのアップグレード版である「Arctis 3/5/7 2019 Edition」を、2018年9月28日(金)よりSteelSeries公式オンラインショップならびに日本国内のSteelSeries製品取扱店にて販売します。公式オンラインストア価格は、
Arctis 5 2019 Edition:12,300円(税別)
Arctis 7 2019 Edition:19,000円(税別)
(Arctis 5 White 2019 Editionにつきましては、9月28日以降、入荷次第発売となります。)
■「Arctis 2019 Edition」の特徴
Arctis 3/5/7 2019 Editionは、現行のArctisシリーズの優れた特徴である、Discord認証を取得したClearCastマイクや、極めて歪みの少ない優れた音質を実現するS1スピーカードライバー、Arctisの象徴とも言えるスキーゴーグルヘッドバンド、SteelSeries独自のAirWeaveを使用したイヤーカップをそのまま引き継いでいます。そして、SteelSeriesは多くのゲーマーからのフィードバックを受けて、数々の受賞歴を誇るArctisのデザインをリファインしました。
■「Arctis 2019 Edition」の主な変更点
Ear cushions
以前のArctisのイヤークッションは、浅すぎてスピーカーに耳が当たってしまう、という声がありました。そこで、イヤークッションの厚みを増して、より優れた快適性を発揮するように変更されました。この変更によって、すべてのArctisシリーズで、問題が軽減されることになるでしょう。
Soundscape
新モデルのArctisには、パフォーマンスの面でもいくつかのアップグレードが施されています。新モデルは、より低域のサウンドが出るようにアップデートされ、DTS Headphone: X v2.0に対応するようになります(Artis 5/7のみ)。ただし、現行のArcits 5とArctis 7のユーザーは、SteelSeries Engineを通じたアップデートによって、新モデルのパフォーマンスを体験することができます。
On-headset controls
イヤーカップに搭載されているボリュームやChatMix(チャット音声とゲームサウンドのバランス調整機能)のコントロールダイアルがより小さく、操作感が固くなりました。これは、イヤーカップのコントロールダイアルが簡単に動いてしまうこと、そして、時折何かにぶつかってしまうことがあるという声に応えたものです。この変更によって、意図しないボリュームの変化を防ぐことになります。
その他の変更点
●Arctis 3のメインケーブルが、4極のシングルプラグに変更され、3極のデュアル用の変換/延長ケーブルが同梱されます。この変更によって、Arctis 3のケーブルシステムが、よりシンプルになりました。
●Arctis 7のヘッドバンドのデザインが、Arctis Proのデザインを基に変更され、以前より大きめの頭のサイズや形状に対応し、より優れた快適性を発揮するようになります。
●Arctis 7のオートシャットダウンまでの待機時間の設定が、SteelSeries Engine上で可能になりました。この機能によって、自動的にArctis 7の電源が切れるまでの待機時間を、ユーザーが設定できるようになります。もちろん、オートシャットダウン機能をオフにして、手動でのみ電源が切れるように設定することも可能です。
製品仕様
・仕様は予告なしに変更される場合があります。
・本リリースに掲載した写真は、実際の製品と異なる場合があります。
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