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SteelSeries,ゲーマー向けワイヤレスヘッドセット「Siberia 840」を発表。Bluetooth接続にも対応したハイエンドモデル
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印刷2016/08/09 13:02

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SteelSeries,ゲーマー向けワイヤレスヘッドセット「Siberia 840」を発表。Bluetooth接続にも対応したハイエンドモデル

 北米時間8月8日,SteelSeriesは,ゲーマー向けのワイヤレスヘッドセット「Siberia 840」を世界市場で発売した。PCや据え置き型ゲーム機と付属のトランスミッタ兼レシーバーによるワイヤレス接続に加えて,ヘッドセット本体にBluetooth通信機能を内蔵し,スマートフォンやタブレット端末などと直接ワイヤレス接続できるようになったのが特徴だ。
 北米での価格は329.99ドル(税別)。国内での発売も予定しているとのことだが,国内での価格は発表されていない。

Siberia 840
画像集 No.002のサムネイル画像 / SteelSeries,ゲーマー向けワイヤレスヘッドセット「Siberia 840」を発表。Bluetooth接続にも対応したハイエンドモデル

 さて,このSiberia 840というヘッドセット,2015年10月頃に世界市場で発売された「Siberia 800」の上位モデルという位置付けの製品である。では,そのSiberia 800とは……という説明を通常ならするところなのだが,当時国内では,Siberia 800の発表は行われなかった。
 2015年後半は,SteelSeries製品の流通が止まっていた時期にあたり,国内向けの情報発信や製品展開も行われなかったためだ(関連記事)。2015年末には,SteelSeries製品の国内流通が再開し,現在ではSiberia 800の国内販売も行われている。とはいえ,そんな事情があったことで,SteelSeries製ヘッドセットではハイエンドの製品であるにも関わらず,いささか知名度の低いものとなってしまっていたわけだ。

 気を取り直してSiberia 840の説明を再開しよう。Siberia 840およびSiberia 800は,2013年11月にSteelSeriesが発表したワイヤレスヘッドセット「SteelSeries H Wireless」(以下,H Wireless)をベースにした製品である。
 モノクロ有機ELパネルやヘッドセットのバッテリー充電機能を備えたトランスミッタ兼レシーバーや,周波数ホッピング技術による遅延や途切れのないワイヤレス接続,Dolby Laboratoriesの技術を用いた7.1chバーチャルサラウンド出力への対応といったSiberia 840の特徴は,いずれもH Wirelessで実現したものだ。新しい機能といえば,冒頭で説明したBluetooth接続ぐらいだろうか。

付属のトランスミッタ兼レシーバー。前面(左)には状態表示用のモノクロ有機ELパネルと操作ボタンやダイヤルが,右側面にはヘッドセットのバッテリーをはめ込んで,充電するためのスロットがある。一方,背面には端子類が集中しており,USB Mini-B端子や光角形デジタル入力および出力端子,3.5mmミニピンのアナログ入力端子と出力端子などが並ぶ(右)
画像集 No.004のサムネイル画像 / SteelSeries,ゲーマー向けワイヤレスヘッドセット「Siberia 840」を発表。Bluetooth接続にも対応したハイエンドモデル 画像集 No.005のサムネイル画像 / SteelSeries,ゲーマー向けワイヤレスヘッドセット「Siberia 840」を発表。Bluetooth接続にも対応したハイエンドモデル

 ヘッドセット本体も,カラーリングが若干変わったことを除けば,デザインや基本的なスペックに違いはないようだ。左エンクロージャには,未使用時に収納できるブームマイクを装備。右エンクロージャには,音量調節ダイヤルやBluetooth接続用のボタン,サウンドをほかの機器で聞くための3極3.5mmミニピンのアナログサウンド出力,Xbox 360 Controllerと接続する2.5mmミニピンのマイク入力端子などを備えている。

未使用時は左エンクロージャに収納可能なブームマイクを装備(左)。アナログサウンド出力やBluetooth接続用のボタンは右エンクロージャ側にある(右)
画像集 No.003のサムネイル画像 / SteelSeries,ゲーマー向けワイヤレスヘッドセット「Siberia 840」を発表。Bluetooth接続にも対応したハイエンドモデル 画像集 No.006のサムネイル画像 / SteelSeries,ゲーマー向けワイヤレスヘッドセット「Siberia 840」を発表。Bluetooth接続にも対応したハイエンドモデル

 北米での価格が約330ドルであることや,Siberia 800が国内では3万9000円前後で販売中であることを考えると,国内での価格も相応に高くなるのは確実であり,価格面で人を選ぶことは否めない。ただ,PCだけでなくさまざまな機器で使えるワイヤレスヘッドセットを求める人には,注目する価値のある選択肢の登場となりそうだ。

●Siberia 840の主なスペック
  • 基本仕様:USB,光デジタルおよびアナログ接続両対応ワイヤレスタイプ
  • 本体サイズ:未公開
  • 重量:318g(バッテリー含む)
  • ケーブル長:なし
  • 接続インタフェース:トランスミッター側 USB Mini-B,角型光デジタル入力,角型光デジタル出力(パススルー),3極3.5mmミニピン入力,3極3.5mmミニピン出力
  • ヘッドセット側 3極3.5mmミニピンアナログ出力,3極2.5mmミニピンマイク入力
  • 搭載ボタン/スイッチ:電源ボタン,Bluetooth接続ボタン,音量調整ダイヤル
  • 主な付属品:トランスミッタ兼レシーバー,ヘッドセット用バッテリー×2,USBケーブル,光デジタルケーブルなど
  • 対応OS:Windows,OS X(対応バージョン未公開)
《ヘッドフォン部》
  • 周波数特性:20Hz〜20kHz
  • インピーダンス:未公開
  • 感度:未公開
  • スピーカードライバー:直径40mm
《マイク部》
  • 周波数特性:100Hz〜10kHz
  • 感度:−44dB
  • インピーダンス:2.2kΩ
  • S/N比:未公開
  • 指向性:単一指向性
  • ノイズキャンセリング機能:未公開

SteelSeriesのSiberia 840 製品情報ページ(英語)



#### 以下,リリースより ####

SteelSeries、Bluetooth対応ワイヤレスヘッドセット
「SteelSeries Siberia 840」を発表

Bluetooth対応により様々な機器に対応。ラグのないパフォーマンスと高品質なサウンド、非常に快適な装着性を併せ持った、新世代のワイヤレスヘッドセット。

ゲーミング周辺機器のグローバルリーダー SteelSeriesは、Bluetoothに対応したワイヤレスヘッドセットの新製品「Siberia 840」を発表しました。Siberia 840は、高いワイヤレス性能、使用時の快適さと優れた音質によって、最高のゲーミングワイヤレスヘッドセットと評価され、数々の受賞歴を誇るゲーミングヘッドセット「Siberia 800」シリーズの製品です。
ヘッドセットの連続稼働を可能にする 2つの交換式バッテリーを同梱、様々なプラットフォームに対応し、ドルビー 7.1chサラウンド対応と言った Siberia 800の特長を全て備えるだけではなく、Bluetooth接続、ソフトウェアによるカスタムといった新機能が追加されています。
価格は$329.99 / €349,00で、日本国内でも発売を予定しております。

SteelSeriesオーディオカテゴリーマネージャー、Brian Fallonのコメント
「Siberia 840は、Siberia 800と同等の優れた音質を持ちながら、数多くのモバイルデバイスと互換性を持つBluetooth接続に対応しています。単なるゲーミングヘッドセットというだけでなく、優れたオーディオシステムとして、日常のリスニングや通話にも使用して頂けるでしょう」

「SteelSeries Siberia 840」の主な特徴
Wireless Immersion
Siberia 840は、電波の干渉や音の遅延を防ぐため、連続的に無線の周波数を切り替えるという独自の技術によって、ラグの無いワイヤレスゲーミングを約束します。
また、Siberia 800同様、Dolby Headphone、Dolby Digital、Dolby Pro Logic IIxと言った3種類のドルビーテクノロジーに対応し、クリアで没入感のある7.1chサラウンドサウンドを実現しています。

Universal Mobility and Visibility
全てのゲームコンソールとOSに対応し、Bluetoothにも対応したSiberia 840は、ゲーム、音楽、通話など、いかなるシーンでも使用できる完璧なヘッドセットになりました。
有機ELディスプレイ搭載のトランスミッターも同梱され、音源や無線の状況、システムの設定やバッテリー残量などをモニターすることができます。このトランスミッターによって各種設定や音質の設定などが、視覚的にコントロールできるようになっています。

Comfort Within Reach
レーシングカーのインテリアのようなスリークかつスタイリッシュなデザインと指先で操作することができる数多くのテクノロジーがSiberia 840によってユーザーに提供されます。
ヘッドバンドとイヤーカップに取り付けられたメモリーフォームパッドによって、長時間の使用でも損なうことのない快適性がもたらされ、その他にも、マイク上にはLEDのミュートインジケーターが取り付けられており、イヤーカップに搭載されたホイールコントローラーによって音量や様々な設定を調整することが可能です。

Customizable Features
ソフトウェアをインストールすることなく、トランスミッターの有機ELディスプレイ上で様々なカスタマイズをすることが可能ですが、無料ソフトウェア「SteelSeries Engine 3」を使用してプロファイル設定やイコライザーの詳細な設定を変更することで、Siberia 840のフルパワーを解放することが可能となります。
また、約20時間動作する交換式のリチウムイオンバッテリーが2つ同梱されており、電池切れをを気にせずに使用することができます。

SteelSeriesおよびSiberia 840についての詳しい情報につきましては、以下のウェブサイトをご覧下さい。
www.SteelSeries.com

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