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印刷2011/01/06 17:59

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ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表

Eee Pad Transformerを披露するASUSTeK ComputerのJonney Shih会長
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表
 ASUSTeK Computer(以下,ASUS)は,現地時間の2011年1月4日,米ネバダ州ラスベガス市の「Area Resort&Casino」において報道関係者向け説明会を開催し,同社のタブレット製品群「Eee Pad」シリーズ3製品と,Windows 7のフル機能を実現する12インチスレート端末「Eee Slate EP121」を発表した(タブレットもスレートも石板を表す単語だが,スレートのほうが大きいと思っておけばよい)。「Eee Slate EP121」は今月,Eee Padシリーズは4月から順次,市場へ投入する計画になっているという。


ASUSが目指すタブレットPCの姿


Eee Padシリーズのエントリーモデルとなる7インチIPS液晶採用のタブレット端末「Eee Pad MeMO」
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表
 同発表会では,ASUSグループを率いるJonney Shih(ジョニー・シー)会長自らが登壇し,今後市場投入される製品群が披露された。なかでも最も時間を割いて説明されたのが,同社初のタブレットデバイスとなる「Eee Pad」シリーズと,タブレット型端末にPCのフル機能を実装した「Eee Slate EP121」だ。

 Shih会長は,まず,スタンダードなタブレット端末として,CPUにQualcommの「Snapdragon」を採用した7インチの「Eee Pad MeMO」(イーパッド・ミーモ)を披露。マルチタッチ対応のIPS液晶パネルを採用し,1080pの高解像度ビデオ再生にも対応するという同製品は,OSとしてAndroidの次期バージョンにして,開発コードネーム「Honeycomb」(ハニカム)と呼ばれる「Android 3.0」を搭載。快適なWebブラウジングや,手書きメモとして活用できるほか,カジュアルゲーム端末としても利用できるとする。Androidは,2.xまではスマートフォン用に開発されており,タブレット端末用としては最適ではないとされていたが,いよいよタブレット端末での本格展開が始まっていくことになる。
 Eee Pad MeMOの市場投入は6月予定とされ,価格は499〜699ドルとなる予定だ。

Eee Pad MeMOのスタイラスペンでペイントにサインするJonney Shih氏
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表

Eee Pad MeMOの主な仕様
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表

Eee Slate EP121を披露するShih会長。12.1インチIPS液晶パネルを採用した同製品の大きさがよく分かる
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表
 続いてShih氏は,Windows 7のフル機能をサポートし,「最もパワフルなスレート端末」(同氏)になったという「Eee Slate EP121」を披露した。
 Eee Slate EP121は,12.1インチのLEDバックライト搭載IPS液晶パネルを採用し,1280×800ドット表示をサポート。CPUには「Core i5-470UM/1.33GHz」を採用し,OSにWindows 7 Home Premiumをプリインストールすることで,ノートPCやオールインワンPCと同様なユーザー体験を,タブレットPCにもたらすとしている。
 メインメモリ容量は4GBで,ストレージは容量64GB。IEEE 802.11nやBluetooth 3.0によるワイヤレス接続に対応するほか,HDMI出力,USBポート,カードリーダーなども装備されるのが特徴だ。Shih氏は,200万画素のWebカメラが内蔵され,ビデオチャットなどもラクラクとこなせるほか,Officeアプリケーションを使ったり,PCベースならではのマルチタスク処理を行ったりできるのが魅力とアピール。オプションとして用意され,より精度の高いペン入力を可能にするWacom製のデジタイザペンや,ワイヤレスBluetoothキーボードなども用意され,本体に備えられているminiHDMI端子を使えば,ペン入力が可能なデュアルスクリーン端末としても利用できるという。

 Eee Slate EP121をは1月中に,999〜1099ドルで市場投入される見通しだ。

Eee Slate EP121の特徴
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表 ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表 ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表


 また,説明会では,ASUSが力を入れているタブレット端末として,2種類のキーボート搭載型タブレットが披露された。
 「Eee Pad Transformer」と名付けられた10.1インチIPS液晶パネル搭載タブレットデバイスは,CPUにデュアルコアCortex-A9ベースとなるNVIDIAの「Tegra 2」を採用。Shih氏は「AppleのiPadと比べて2倍のCPU性能を持ち,さらにNVIDIA製グラフィックスにより,HDコンテンツの再生や3Dグラフィックスの処理でも優れた性能を発揮する」とアピールする。
 「バッテリー駆動時間は,ベストケースで16時間」とShih氏。ドッキングタイプのノートPCサイズキーボードを備えながら厚さは12.98mmに抑えられているため,仕事にもプライベートにも,用途に応じてタブレットPCやノートPCのように使えるとした。

 なお,本体には,IEEE 802.11n対応の無線LAN機能やBluetooth,HDMI出力,USBポート,カードリーダー機能が搭載されるほか,フロント120万画素,リア500万画素のデジタルカメラも用意。画面解像度は1280×800ドットだが,HDMI経由で1080pのフルHD映像を出力可能だ。
 価格は399〜699ドルで,今年4月の市場投入を目指しているという。OSについては未発表(2010年のComputex時点ではWindows Embedded Compact 7が予定されていたのだが,Android系に変更されている可能性も大きい)。

ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表
 一方,ちょっと変わったスライド式キーボードを搭載する「Eee Pad Slider」は,基本仕様はEee Pad Transformerと同じで,キーボード一体型ながら重さは866gに抑えられる(※厚さは16.7mmと,キーボード分の厚みが加わる)。価格は499〜799ドルで,5月には市場投入したいとのことだった。

Eee Pad Transformerの特徴
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デュアルコアCPUコアのCoretex-A9を統合するTegra 2を搭載したEee Pad Transformerによるデモ
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表

Eee Pad Sliderの特徴
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タブレットとして利用するときは,むろんソフトウェアキーボードから入力することも可能だ
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表

Eee SlateおよびEee Padシリーズの市場想定価格と投入時期
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手広く展開されるR.O.G.ブランド


R.O.G.ブランドは,多くのゲームトーナメントチャンピオン達に愛用され,そのラインナップを拡充してきたと説明
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表
 Shih会長は,ASUSのゲーム市場に対する積極的な取り組みも強調。そのなかで,製品単位でパフォーマンスを追求するのではなく,「ゲーマーが何を求めているかを調査し,トータルソリューションでゲーム体験を向上させていくことが重要だ」と述べたうえで,

  • 「Intel X58 Express」搭載マザーボード「Rampage III Extreme」をベースに,デジタルPWMの採用などの改良を加えた「ROG Rampage III Black Edition」
  • X-Fiサウンド機能とネットワークアクセラレータチップを1枚の基板に収めた「ROG Thunderbolt」(開発コードネーム)
  • デュアルバンド1000BASE-T無線LANルーター「RT-N66U」
  • アクティブノイズキャンセラーを搭載したワイヤレスヘッドセット「ROG Vulcan」

を披露。さまざまな「R.O.G.」製品を組み合わせることで,より快適なゲーム環境を実現できるようになるはずだとアピールした。

 また,Shih氏は,2010年11月に日本国内でも披露した「Intel P67 Express」搭載の新しい「TUF」マザーボード「SABERTOOTH P67」や,ビジネス市場をターゲットとしつつ,世界初のEyefinity対応ノートPCになるとする「ASUS PRO Bシリーズ」も併せて発表。これらの製品の詳細は,本日よりラスベガスで開催されるCESの期間中,同社ブースで明らかにする意向を示している。

最新のR.O.G.製品として,Rampage III Black EditionやROG ThunderBoltなどをチラ見せ
ASUS,Windows 7搭載スレート端末やAndroid 3.0搭載タブレット端末Eee Pad新製品などを発表
EyefinityをサポートするASUS PRO Bシリーズもアナウンスされた
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