オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2009/04/22 14:25

イベント

MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも

MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
 マザーボードやグラフィックスカード,最近ではNetbook/Nettop製品「Wind」シリーズで知られるMSI。その日本法人であるエムエスアイコンピュータージャパン(以下,MSI-J)は都内で報道関係者向け説明会を開催し,日本のノートPC市場へ本格的に参入すると発表した。
 第1弾となるのは,「Light, Slim, Aesthetic」(軽く,薄く,美しい)をキーコンセプトに掲げた「X-Slim」シリーズ。これまでも,限られた販売ルートで,ノートPCやNetbook,ノートPCベアボーンを投入していた同社だが,スリムノートPCを尖兵に,量販店などへと切り込んでいくことになるわけだ。

X-Slim,そしてMSIによる日本市場参入第1弾製品となる「X340 Super」。詳細は後ほど述べるが,13インチワイド,解像度1366×768ドットの液晶ディスプレイを搭載しつつ,本体重量を1.3kg(※4セルバッテリー搭載時)に,厚みを最厚部で20mmにそれぞれ抑えているのが特徴
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも


Netbookでの成功をテコに

パーツメーカーからPCメーカーへ


MSIの売り上げに占める製品の割合。1998年に台湾の株式市場に上場した頃は「マザーボードとグラフィックスカードの会社」だったが,2008年にはノートPCが全体の36%を占めるまでに成長している
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
 4Gamer読者で,MSIという名前を知っている人のほとんどは,おそらくPCの自作経験者だろう。それほどまでに,PCパーツ業界では著名な存在だ。国内大手PCメーカーのOEM(※ここでは,大手PCメーカーから委託され,代わりに製造するメーカー,くらいの意味)としても業界通の間では知られており,PCに詳しい人なら「知らないほうがおかしい」くらいのビッグネームである。だが,一般PC市場では,Netbook/Nettopシリーズ「Wind」が知られている程度。最近,PCオンラインゲームを始めたような人だと,聞いたことがないのが普通だと思われる。

 そんなMSIは,すでにノートPC製品を展開しており,同社いわく,欧州ではトップ3のシェアを獲得するなど,最近では少しずつ,PCパーツメーカーから,PCシステムメーカーへと“脱皮”を図っている。今回の国内ノートPC市場参入は,そういった流れのなかで起こっているものだ。いわば今回は,その決意表明といったところである。

鄭 志明氏
 さてそんなMSIが,日本のノートPC市場に参入する背景には,先ほど述べたNetbookの成功がある。説明会で壇上に立ったMSI-J代表取締役の鄭 志明(てい しめい)氏は,「日本で新たな市場を創造したNetbookは,大きな成功を収めた。MSI(のNetbook)が一般PCユーザーの選ぶ対象になったことは,我々にとって重要だ」と述べ,一般PC市場でMSIの知名度が上がっているこのタイミングこそが,自社ブランドのノートPCを展開する好機であると強調する。

本格参入に合わせ,日本語公式サイトのノートPC紹介ページも大リニューアル。ノートPCメーカーとして必要になる,アクセサリーの情報も掲載されている
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
 鄭氏いわく,2009年下半期には,国内ノートPC市場において4万5000台,シェア1.5%を目指していくとのこと。「いい製品を提供するのは当たり前」(同氏)として,OEM事業での経験に裏打ちされた品質面への自信を覗かせつつ,国内では,とくにサポート体制の充実を軸に,シェア拡大を図っていく計画を明らかにした。
 具体的には,ノートPCのサポート用コールセンター受付を,年末年始を除く年中無休とするほか,一般PCユーザーへのサポートを行う事業者である日本PCサービスと提携し,有償の派遣型PCサポートサービスも提供する。それに併せて,大手流通業者であるソフトバンクBBと提携し,大手量販店への販路拡大も図っていくという。

Henry Lu氏
 また,鄭氏に続いて登壇したMSIのHenry Lu(ヘンリー・ルー)上級副社長は,「MSIの理念は常に100%にこだわること。今後,我々は半製品から完成品を提供していくことになるが,MSIのブランドを確立するために邁進していく」と挨拶。今後の展開として,3GネットワークやMobile WiMAXとの連携を挙げていた。MSI-Jによると,国内携帯キャリアとの話はまだないようだが,一方で国内のWiMAX事業者であるUQコミュニケーションズとは話を進めているようなので,今後,何らかの動きはあるかもしれない。


確かに薄いX-Slimシリーズ

シングルコアCPUを搭載して10万円以下を実現


アーバンブラックのX340 Super
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
 発表会の主役となったX-Slimだが,今回発表されたのは「X340 Super」「X340」の2製品。想定売価は順に9万9800円,8万4800円で,本体色はパールホワイトとアーバンブラックが用意されている。
 解像度1366×768ドット,16:9仕様の製品としては世界初と謳われるグレア(光沢)タイプの13インチワイド液晶パネルを採用する点や,本体サイズが330(W)×224(D)×6〜19.8mmで,最薄部では6mm厚を実現する点,グラフィックス機能統合型チップセット「Mobile Intel GS45 Express」を搭載し,標準でHDMI出力をサポートする点は,両モデルで共通。Windows Vista Home Premiumプリインストール,2.5インチモデルを採用したHDDの容量250GB,バッテリー駆動時間3.5時間(※標準の4セルバッテリー搭載時)といった部分も共通だ。

 主な違いはCPUとメモリ容量で,前者はX340 Superが「Core 2 Solo SU3500/1.40GHz」,X340が「Celeron 723/1.20GHz」。後者は順に2GB,1GBとなる。上位モデルもシングルコアだが,これは2008年にIntelがアナウンスしていたCULV(Consumer Ultra Low Voltage,低価格PC向けの低消費電力版)となる。ちなみに,会場に居合わせたIntel関係者によると,Celeron 723のCPU性能は,1.60GHz駆動するAtomプロセッサの約1.5倍(※アプリケーションにもよるが)だそうだ。

展示台が発光していた関係で灰色に見えるが,全体的にかなり白いパールホワイトモデル(※左の写真で奥に見える天板から,白さは想像してもらえると幸いだ)。液晶パネルのバックライトは白色LEDで,一般的な冷陰極管と比べて15%明るくなっているという
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
充実したインタフェース群と日本語キーボード。キーボードは,[Enter]キー小型で,その右にさらにもう一列ある仕様のため,好みが分かれるかもしれない。打鍵時の感触が,やや柔らかすぎるのもちょっと気になった
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも


さりげなく展示されていたゲーマー向けモデル

第1弾はHD 4850搭載で5月下旬登場予定


 さて,会場にはそのほかにも,今後投入予定の新製品などが並んでいたのだが,そのなかにゲーマー向けノートPC「G」シリーズがあったので,紹介しておきたい。
 今回展示されていたのは,「ATI Mobility Radeon HD 4850」を搭載し,解像度1920×1200ドットの17インチワイド液晶ディスプレイを採用した「GT729」「GT725」の2製品。このうち,GT729は,5月下旬に22万円程度で投入される見込みになっているという。

GT729(左)とGT725(右)。GT729の発売時には,写真に写っているデイパックとマウスがバンドルされる予定
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも

GT729の日本語キーボード周辺。自動オーバークロック機能を実現する[Turbo]ボタンを搭載するのと,テンキーを持つのがトピックといえそうだ
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
 現時点でのスペックは,CPUが「Core 2 Quad Q9000/2GHz」,メインメモリがDDR3 SDRAM 2GB×2,グラフィックスメモリ容量1GBといったもの。これが量販店の店頭に並ぶと,かなり話題を集めそうだ。
 ちなみにGT725はGT729のバリエーションモデルといった位置付けで,メインメモリがDDR2 SDRAM 2GB×2に,グラフィックスメモリ容量が512MBに引き下げられているが,最大の特徴は,ゲーマー向けノートPCとして珍しいノングレア(非光沢)液晶パネルを採用している点。GT729は“よくある”グレアパネルなので,隣に置いてあると映り込みの少なさが顕著だった。ハイエンド指向のゲーマーの間では,ノングレアパネルのニーズが少なくないので,GT725も登場してくれば面白い存在となるだろう。

MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
GT729の天板やパームレスト部の表面加工はカーボン調
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも
GT725の液晶パネル。会場のライトなどが映り込んでいない


会場にはこのほか,シングルタッチ仕様のタッチスクリーンを採用した液晶一体型PC「Wind Top」シリーズも展示されていた。MSIのロードマップには,マルチタッチ対応モデルもあるとのことだ
MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも

MSI,国内ノートPC市場へ本格参入。厚さ20mm以下,10万円以下のスリムノートを皮切りに,ゲーマー向けモデルも

【※21:30頃,詳報版に差し替えました】
  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月06日〜12月07日