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この週末なら駆け込み応募も可能。CBT直前,「まじかる☆スマッシュ」テストプレイレポート
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印刷2008/06/28 16:25

プレイレポート

この週末なら駆け込み応募も可能。CBT直前,「まじかる☆スマッシュ」テストプレイレポート

画像集#001のサムネイル/この週末なら駆け込み応募も可能。CBT直前,「まじかる☆スマッシュ」テストプレイレポート
 7月1日からクローズドβテストが開始される,エヌ・シー・ジャパンの新作「まじかる☆スマッシュ」。リアルさよりも楽しさを重視したオンラインテニスゲームということで,一般的なテニスゲームをベースとしながらも,必殺技や魔法といった要素がちりばめられた,不思議な世界が体験できる。
 今回4GamerはCBTに先駆けて,テストサーバー上で稼働するまじかる☆スマッシュをテストプレイさせてもらった。CBTではダニー,テス,ドロシー,マルティナという4人のプレイヤーキャラクターから一人を選んで作成できるそうだが,テストプレイでは女性キャラクターのドロシー&マルティナを使ってプレイしてきたので,二人の可愛い衣装にも注目していただきたい。

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必殺技や魔法,豊富なアバターなどが

オーソドックスなテニスを盛り上げる


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 今回は事前に用意されていたキャラクターを使ってプレイしているが,4人のキャラクターは初期ステータス値が異なっている。マルティナとドロシーを比較してみると,前者はスピード,後者はパワーに若干優れていた。なお本作のキャラクターは,レベル20に達すると,キャラクターごとに二つの上位クラス(?)に成長させられる。オールラウンダーにするのか,ネットプレイヤーにするのか,プレイヤーの育成方針とボーナス効果付きのアバターアイテムを組み合わせることで,自分のプレイスタイルに合ったキャラターに育てられるというわけだ。

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ドロシーはステータス配分のバランスが良くて扱いやすい,初心者向けキャラクターのようだ。レベル20以降は,よりパワー重視の「ローズナイト」かバランス型の「エンジニア」になれる
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マルティナは最初からスピード値がずば抜けているが,パワーとコントロールが弱点の上級プレイヤー向け。タイプチェンジ後はアサシンかソウルリンカーになれる……って,もはやテニスプレイヤーじゃないような

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 キャラクター作成後は「がくしゅう」モードでNPCを相手に,ストロークやサーブなど,基本操作を一通り学ぶことになる。操作に必要なのはZ/Xキーとカーソルキーのみと,非常にシンプルだ。移動と打球の方向をカーソルキーで行い,基本的にサーブやリターンの強弱はZ/Xキーを使い分けるのが基本。Z/Xキーを押し下げっぱなしにすることでパワーが貯まり,打球の強さをさらにコントロールできる。ただし,あまりパワーを貯めすぎると,打ち返すタイミングがずれてしまいがちなので,その点については注意が必要だろう。
 また,スマッシュは「スマッシュゾーン」と呼ばれるサークルが赤くなる一瞬を狙わないと,ただのロブやストロークになってしまう。スマッシュのコツを掴むには,多少の時間が必要だった。

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自分が苦手な操作だけをトコトン練習できる,ボールマシン。思い通りにキャラクターを操れるよう,特訓するべし
 なんとなくボールに追いついてZ/Xキーを押しているだけでも,それなりにテニスっぽいプレイは可能だが,よりゲームを楽しむためには,Z/Xキーの長押しによるパワー貯めや,スマッシュといったテクニックが要求される。それらの練習には,ボールマシンやNPCが相手をしてくれる「トレーニングモード」がオススメだ。トレーニングモードにはボールマシン,チャレンジ,トレーニングという三つのメニューがあり,このうちチャレンジとトレーニングは,4段階の強さが選べるNPCを相手に1セットまたはフルセットの試合を,シングルス/ダブルスどちらででも体験できる。戦績には影響しないため,オンラインゲームは初めてで不安だというプレイヤーでも,心ゆくまで練習が積めるだろう。というか,ここで操作感覚を叩き込まないと,対PCの試合で勝つのはちょっと難しそうだ。

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チャレンジは,正式サービス後に利用可能となる「ストーリー」モードで対決したNPCが,1セット3ゲームの相手をしてくれる。CBTではNPC「ポイ」(強さは4段階から選べる)と戦える
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トレーニングは先のチャレンジで勝利したNPCと,フルセットの練習試合が可能。ダブルスの場合,ほかのプレイヤーを招待して自分のパートナーにもできる


CBTでは「ストーリー」と「まじかるアカデミー」

をのぞく全機能が使用可能


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 戦績が記録される「たいせん」では,通常のテニスのルールが適用される「ベーシックモード」と,コート上に出現する特殊なアイテムで相手を妨害できる「アイテムモード」の2種類が楽しめる。コートのタイプは,「サルディスドーム」「謎の海賊船」「アリスの時計」「幸福の森」といった7種類が公開され,それぞれ「昼」と「夜」が選べる。事実上,14種類のコートでプレイできると考えていいだろう。
 なお,本作のコートにはそれぞれ難度が設定されており(コート選択画面で確認可能),難度によってボールやキャラクターのスピード,ボールがバウンドする度合いなどが異なる。見た目はカジュアルだが,このあたりはなかなかしっかりと作られている印象だ。

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アリスの時計(昼)
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謎の海賊船(夜)
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ジョエルランド(昼)


必見!? アバターアイテムは小物まで可愛い物ずくめ


 ここまで紹介してきたスクリーンショットを見れば,もはや説明不要と思われるが,まじかる☆スマッシュはキャラクターの可愛らしさと,それをいっそう引き立てるアバターアイテムが,大きな魅力となっている。リアルさよりも楽しさを追求したオンラインテニスゲームというだけあって,フライパン型ラケットやロングブーツ,ニーソックスなどのお洒落アイテムがショップで販売されている(フライパンはお洒落ではないが)。ラケットとアクセサリーには「はんどう効果」「こんらん効果」といったオプションが付与されていることがあり,ルックスだけでなく,キャラクタースペックのカスタマイズにも使える。

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 なお,実際にアバターをアレコレいじってみてちょっと残念だったのは,髪型が自由に変えられないこと。前述したタイプチェンジを行うと,能力に加えて髪型も強制的に変わってしまうのだが,アバターの豊富さをアピールするならば,ヘアスタイルをショップに加えることにも意味があるだろう。今後のアバター追加に期待したいところだ。

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コミュニティ機能はあと一歩の完成度

CBT以降のシステム改善に大いに期待したい


 テニスに限らず,オンライン対戦がメインの作品には,コミュニティ要素としてフレンド登録やギルド作成機能などが用意されているが,チャットは対戦前のロビー画面でのみ行えるというケースが多い。
 本作では,テニスコートをそのままチャットルームとして利用できるモードが用意されているのだが,惜しいことにズーム機能がなく,コートの上のキャラクターをじっくり鑑賞するには適していない印象だった。ちなみに本作には,Q〜Pキーに笑ったりはしゃいだりといったエモーションが割り当てられているのだが,このチャットルームではキャラクター表示が小さすぎて,アバターの可愛いアクションが生かし切れていないように思えた。
 同様のコミュニティ機能を持つ「ファンタテニス」あるいは「スカッとゴルフ パンヤ」のプレイ経験があれば分かると思うが,他人が着ているコスチュームを眺めるのも,コミュニケーションの大きなきっかけとなるのだ。また,自分のキャラの全身を間近で見られるのが,ロッカールームだけというのもちょっと寂しい。しかしエヌ・シー・ジャパンとしては,「ズームなどカメラアングルの調整は重要なポイントだと思いますので、今後改善していく予定」とのコメントを発しているので,これに関してはいずれ改善されそうだ。

ボイス付きでエモーションを出しているのだが,目を凝らして見ないと何をしているのか見えない,ミニサイズ。せめて全身がチェックできるぐらいにはズームさせたい
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 まじかる☆スマッシュは,テニスゲームとしてはオーソドックスな作りで完成度も高く,テストプレイをしていて操作感などに不満は感じられなかった。やはり強化してほしいのは,コミュニティ機能および,テニス以外の一人遊び要素だ。初心者でも気軽に短時間で楽しめるのがカジュアルゲームの長所なのだが,同時に対戦相手がなかなか見つからない,あるいはスキル差の激しいプレイヤーばかりで試合にならない,という問題も頻発する。そうなると,プレイのモチベーションはなかなか上がらないものだ。
 お互いのキャラクターを間近で見つつ,まったりチャットが楽しめるルームや,友達がログインしていないときに一人で遊べる,テニス以外のミニゲームやクエストといった要素などで,いかに長時間まじかる☆スマッシュに滞在してもらうかが,成功の鍵となるだろう。

 とはいえ本作は,7月1日にようやくCBTが開始される若いタイトルだ。新機能の追加やゲーム性の拡充などは,今後実施されるだろうOBTや,正式サービス開始の段階を経て,徐々に行われるはず。今後,まじかる☆スマッシュがどのようにブラッシュアップされていくのかを確認する意味でも,カジュアルゲームファンならぜひCBTに参加しておきたいところだろう。
 なお,本作のテスター募集4Gamer枠は,好評につき多くの人が応募してくれているとのことだが,公式サイトの募集ページでも,まだ駆け込み応募が可能なようだ。テスター募集は6月30日(月)の10:00AMに締め切られるので,応募するのを忘れてしまったという人は,それまでに慌てて応募しておこう。

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  • 関連タイトル:

    まじかる☆スマッシュ

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