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Razer,第9世代Coreプロセッサ搭載のノートPC「Blade Pro 17」と「Blade 15」を発表
いずれも,CPUには6コア12スレッド対応の「Core i7-9750H」を,GPUにはGeForce RTX 20シリーズを採用するのが特徴だ。
Blade Pro 17
17インチ級Razer Bladeシリーズとしては,久しぶりの新製品となるBlade Pro 17は,冷却機構の改良によって筐体サイズを従来製品よりも小型化したのが大きな特徴であるという。
国内市場向けにも展開された2017年モデルでは,大きなタッチパッドをキーボード右側に備えていたが,新製品ではタッチパッドをキーボード手前中央に移動したうえで,10キーレスタイプのキーボードを採用したのも大きなポイントだ。ゲーマーにとっては歓迎できる変更となるだろう。
搭載GPUの異なる3モデルがラインナップされており,それぞれ,「GeForce RTX 2080 with Max-Q Design」「GeForce RTX 2070 with Max-Q Design」「GeForce RTX 2060」を搭載している。
それ以外の主なスペックは共通で,17.3インチサイズで解像度1920×1080ドット,垂直最大リフレッシュレート144Hz対応の液晶パネルを採用し,メインメモリ容量は8GB×2,内蔵ストレージはNVM Express接続で容量512GBのSSDを搭載といったところだ。
価格は2499ドル(税別,約27万9800円)からとなっている。
Blade 15 2019
15.6インチモデルのBlade 15 2019は,今回も,筐体がやや厚くてスペックも低めのBase Modelと,筐体がやや薄くてスペックも高いAdvanced Modelの2モデルが登場した。価格は順に1999ドル(約22万3600円前後)から,2399ドル(約26万8300円前後)からとなっている。
新製品のなかでも,注目すべきはAdvanced Modelで,解像度1920×1080ドットで垂直最大リフレッシュレート240Hz対応の液晶パネルを採用する製品と,解像度3840×2160ドットで60Hz対応の有機ELパネルを採用する製品の2種類を投入してきたことだ。
なお,240Hz液晶パネル搭載モデルは,標準のBlackと,白モデルのMercury Whiteという2種類のカラーバリエーションも用意している。
Advanced Modelにおけるそのほかのスペックも見てみると,CPUは冒頭で触れたとおりCore i7-9750Hで,搭載GPUにはGeForce RTX 2080 with Max-Q DesignまたはGeForce RTX 2070 with Max-Q Designのどちらかを選択可能となっている。メインメモリ容量は8GB×2で,内蔵ストレージはNVM Express接続で容量256GB,または512GBのSSDだ。
内蔵する無線LAN機能が,Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応しているのも目を惹くポイントと言えようか。
一方のBase Modelは,CPUにCore i7-9750H,GPUにはGeForce RTX 2060を搭載。ディスプレイは垂直最大リフレッシュレート144Hz対応で解像度1920
Gigabit Ethernet対応の有線LANポートを搭載する特徴は,従来モデルと変わっていない。
RazerのBlade Pro 17製品情報ページ(英語)
RazerのBlade 15 2019製品情報ページ(英語)
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