北米時間2015年5月1日,Razerは,注目を集めたゲーム実況向けマイク「
Razer Seirēn」(以下,Seiren)の上位モデルとなる「
Razer Seirēn Pro」(以下,Seiren Pro)を世界市場向けに発表した。基本仕様はSeirenのそれを踏襲しつつ,
4GamerのSeirenレビューで「Seirenは非対応なのが残念」とした
ハイパスフィルタを採用し,また,標準のUSBだけでなく,
XLR端子によるアナログ接続にも対応してきたのが特徴だ。
Seiren Pro。外観や,4種類の動作モードに対応する点や,遅延ゼロの謳われるヘッドフォン出力を備える点など,基本仕様はSeirenのそれを踏襲しているという。このあたりを詳しく知りたい人はSeirenのレビュー記事をチェックしてほしい
|
5月8日出荷開始予定で,直販価格は
249.99ドル(税別)。同179.99ドルのSeirenより70ドル高いが,ハイパスフィルタの採用に惹かれる人は多いのではなかろうか。国内発売にも期待したいところである。
Seiren(左)とSeiren Pro(右)で,本体底面を比較したところ。Seiren Proは,ハイパスフィルタの有効/無効切り替えボタンスイッチと,(明言されていないので,若干の不安がないでもないが)おそらくバランス出力に対応すると思われるXLRアナログ出力を搭載している。アナログ出力時は,ヘッドフォンアンプは利用できないとのことだ
|
Razerがまとめている「Seiren Pro(左)とSeiren(右)の主な違い」。今回もショックマウントとポップフィルタは別売りだ
|