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「GeForce 457.30 Driver」が登場。CoD BO CWやアサシン クリード ヴァルハラに最適化
Release 450世代のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版となるGeForce 457.30 Driverは,最新のゲームタイトルに対応するのがポイントだ。NVIDIAによると,11月13日発売予定のCall of Dutyシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops Cold War」では,DirectX Raytracingによるリアルタイムレイトレーシングに対応するほか,,AI技術による高画質化技術「DLSS」や,操作遅延低減技術「NVIDIA Reflex」,リアルタイムでゲーム画像を加工できる「Ansel」,そしてゲームのハイライトシーンを自動でキャプチャできる「Highlights」といった機能に対応しているそうだ。GeForceユーザーはGeForce 457.30 Driverを導入することで,同作に盛り込まれたこれらの機能を,最適かつ高い描画性能で楽しめるとのことである。
そのほかにもGeForce 457.30 Driverでは,アサシンクリードシリーズ最新作「アサシン クリード ヴァルハラ」と11月12日発売予定のアクションRPG「Godfall」への最適化を行ったとのこと。最適化による具体的な性能向上の数値は示されていないが,最適化と謳っているので,多少の性能向上が見込める可能性はあるだろう。
そのほかには,「Destiny 2」が新たにNVIDIA Reflexへ対応したそうである。
なお,これまでのバージョンと同様に,GeForce 457.30 DriverのStandard版は,NVIDIA公式ダウンロードページの「ベータドライバ&過去のドライバ」から検索する必要がある。ドライバのアップデートが自己責任となる点は理解してもらったうえで,すぐにでも入手したい人は,以下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してみよう。
→64bit版Windows 10用GeForce 457.30 Driver(617.69MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/166758/jp
→64bit版Windows 10用GeForce 457.30 Driver(586.48MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/166704/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 457.30 Driver(617.69MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/166740/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 457.30 Driver(586.48MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/166722/jp
→GeForce RTX 30/20シリーズ,およびGTX 16シリーズ向け64bit版Windows 7用GeForce 457.30 Driver(520.37MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/166650/jp
→GeForce GTXシリーズ向け64bit版Windows 8.x・7用GeForce 457.30 Driver(520.37MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/166632/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 457.30 Driver(520.37MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/166668/jp
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
●GeForce 457.30 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce RTX 30シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN X,Zシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GT 600シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ(※Windows 10のみ)
- ノートPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜800Mシリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 400シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 300シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 200〜110シリーズ
●GeForce 457.30 Driverが統合するソフトウェアモジュール
- GeForce 457.09 Driverから変更なし
●GeForce 457.30 Driverにおけるゲームへの最適化
- 以下のゲームタイトルへの最適化
・Call of Duty: Black Ops Cold War
・アサシン クリード ヴァルハラ
・Godfall
●GeForce 457.30 Driverの新要素
- G-SYNC Compatible Monitorsに4製品を追加(関連リンク)
- SLIプロファイルに1タイトルを追加
●GeForce 457.30 Driverで解決した問題
- GeForce RTX 30シリーズで,「Call of Duty: Warzone」プレイ時に処理性能が低下することのあった問題
- GeForce搭載のノートPCで,ディスプレイオフ状態やスリープから復帰すると内蔵ディスプレイパネルが点滅することのあった問題
- AmpereアーキテクチャのGPUで8K解像度のデュアルディスプレイ接続でG-SYNCとHDRを有効にすると,画面が黒くなることのあった問題
●GeForce 457.30 Driverにおける既知の不具合
- Steam VRタイトルで画面表示のカクつきや遅延が発生することがある
- Ampere世代のGPUを搭載するシステムで,高リフレッシュレートのG-SYNC対応ディスプレイを使用すると,アイドル時にGPUの消費電力が増加することがある
- 「Star Wars: Squadrons」の起動時,または終了後に,サポート対象のゲームで「Freestyle」や「Ansel」の動作が停止してしまうことがある。この問題はNVIDIAコントロールパネルの「3D設定」→「グローバル設定」タブで「復元」をクリックして,確認ダイアログで「はい」をクリックすると回避できる
- Freestyleのフィルタを適用した状態でVulkan API対応タイトル実行中に[Alt]+[Tab]キーを押すと,ブルースクリーンでクラッシュすることがある
- 「Sunset Overdrive」でDepth of Field(被写界深度)が有効になっていると,緑色の表示が破綻することがある
- 「Forza Motorsport 7」における特定のトラックで,縁石に黒い帯が表示されることがある
- YouTubeのWebページを開いた状態でスクロールダウンすると,動画の再生にカクつきが生じることがある
- リフレッシュレートを100Hz以上に設定すると,カラーフォーマットがRGBからYCBCR422に切り替わってしまうことがある
- Pascal世代のGPUを搭載したノートPCに高リフレッシュレートのディスプレイを接続すると,ゲームのリフレッシュレートがランダムに60Hzまで低下することがある
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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