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  • 発表日:2003/10/23
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「Star Wars バトルフロント」最適化版の「GeForce 358.50 Driver」は,Optimusの重要なアップデートを含む
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印刷2015/10/08 12:56

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「Star Wars バトルフロント」最適化版の「GeForce 358.50 Driver」は,Optimusの重要なアップデートを含む

 北米時間2015年10月7日,NVIDIAは,Release 358世代初にして,同世代初のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版リリースとなる公式最新版グラフィックスドライバ「GeForce 358.50 Driver」を公開した。8日から4日間限定のオープンβテストが行われる「Star Wars バトルフロント」最適化版,いわゆる「Game Ready Driver」という位置づけだ。

 統合されるソフトウェアのバージョンはGeForce Experienceが2.5.14.5,「HD Audio Driver」が1.3.34.3,「PhysX System Software」が9.15.0428,「CUDA」が7.5,(Quadro用ディスプレイユーティリティである)「NView」が146.78で,このあたりはRelease 355世代の最終版となった「GeForce 355.98 Driverから変わっていない。
 すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してもらえればと思う。

64bit版Windows 10用GeForce 358.50 Driver(290MB)
32bit版Windows 10用GeForce 358.50 Driver(227MB)
64bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 358.50 Driver(288MB)
32bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 358.50 Driver(226MB)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 358.50 Driver(290MB)
ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 358.50 Driver(227MB)
ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 358.50 Driver(288MB)
ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 358.50 Driver(226MB)

4Gamerの最新ドライバリンクページ(※後ほど更新します)

 GeForce.comの当該ポスト,そして英文リリースノートの概要は本稿の最後にまとめたが,新しいリリース世代ということで,単なるStar Wars バトルフロントのオープンβテスト最適化版というよりは,新要素の追加が目立つものになっている。

手元にあるOptimus対応ノートPCが英語版Windows 7 Home機なので,英語表示となるのは申し訳ないが,従来は「Adaptive」「Prefer maximum performance」の二択だったのに対し,358.50ドライバを導入すると,「NVIDIA driver-controlled」「Prefer consistent performance」が追加された
画像集 No.001のサムネイル画像 / 「Star Wars バトルフロント」最適化版の「GeForce 358.50 Driver」は,Optimusの重要なアップデートを含む
 とくに注目したいのは,NVIDIA独自のスイッチャブルグラフィックス技術である「Optimus」対応のノートPCユーザー待望と言えるかもしれない新機能が追加されたところだろう。具体的には,NVIDIAコントロールパネルから,Intel製CPUの統合型グラフィックス機能と,アクセラレータとしてのGeForceのどちらを使うか,強制指定を行えるようになったのだ。現在,追加された設定項目でどのような挙動を期待できるのかはNVIDIAに問い合わせ中だが,「ちゃんとGPUに動いてほしいのに,GPUが有効にならない」「GPUを使いたくないのにGPUが有効化されてしまう」問題を回避できる可能性が高くなったわけで,これは非常に重要なアップデートになりそうな気配である。

 バグフィックスの内容は小粒で,かつ,Optimus関連以外の新要素は対象のユーザーがそれほど多くなさそうな感じなので,基本的にはStar Wars バトルフロントのオープンβテストへ参加する気満々の人向けという理解でよさそうだが,対象となるGeForceのユーザーは,自己責任で導入してしまっても,後悔する可能性は低いのではなかろうか。


## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##

●GeForce 358.50 Driverの対応製品
  • デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
  • ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ


●GeForce 358.50 Driverにおける性能向上
  • リリースノートに記載なし


●GeForce 358.50 Driverの新要素
・GameWorks VRの拡張
  • VR SLIサポートを拡張(※詳細は明らかになっていない)
  • バグ修正(※詳細は明らかになっていない)

・OpenGL対応の拡張
  • OpenGLの2015 ARB extensionsとOpenGL ES 3.2に対応
    (※NVIDIAの開発者向けページで公開済みの「355.97」ドライバではすでに対応済みだったので,「新しいリリース番号では古いそれの更新内容を含む」というNVIDIAのポリシー上,355.98ドライバの時点で本要素は導入済みだったと思われる。公表がこのタイミングになった理由はよく分からない)

・Windows 10対応の拡張
  • SLI構成時のShadowPlayとGameStreamに新規対応
  • DirectX 12環境におけるSLIおよび3D Surround構成時の3D立体視新規対応

・NVIDIAコントロールパネルの拡張
  • Optimusに対応したノートPCで,「3D Settings」−「Manage 3D Settings」から,CPU側の統合型グラフィックス機能を使うかNVIDIA製GPUを使うかの強制指定が可能に

・SLIの拡張
  • 「Layers of Fear」「Miscreated」「Trainz: A New Era」「Zui Zhong Bing Qi」のDirectX 11モードに向けたSLIプロファイルの追加

・3D Visionの拡張
  • 「The Moonlight Blade(Fair)」「The Park(Not recommended)」「Warhammer: End Times - Vermintide(Fair)」用プロファイルの追加または更新
    ※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
  • 「Mad Max(Excellent)」「METAL GEAR SOLID V:GROUND ZEROES(Excellent)」「Total War: Attila(Excellent)」用3D Compatibility Modeプロファイルの追加または更新
    ※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
  • 「Elite Dangerous」用3D Compatibility Modeプロファイルの修正


●GeForce 358.50 Driverで解決した問題(Windows 10)
  • グラフィックスドライバを「GeForce 355.60 Driver」へアップデートすると,「MechWarrior Online」のフレームレートが20fps前後にまで落ち込む問題
  • Windows 10環境で「RPG Maker」で作ったゲームを実行すると画面がちらつく問題


●GeForce 358.50 Driverで解決した問題(Windows 8.x・7・Vista)
  • (QuadroおよびNVS用のマルチディスプレイ技術である)Mosaicで,DirectX(Direct3D)のスワップグループ/スワップバリアが,スレーブとなるディスプレイを点滅させる原因となる問題
  • 関連タイトル:

    GeForce Driver

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