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[GC 2005#25]Activisionブースで「Battlefront II」をプレイ
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印刷2005/08/20 08:31

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[GC 2005#25]Activisionブースで「Battlefront II」をプレイ

 ヨーロッパ地域でLucasArtsのソフト流通を行っているActivisionのブースは,特設ハーフパイプでスケートボードのエキシビジョンが行われていたり,ダース・ベイダー率いるストーム・トゥルーパー達が会場内を徘徊して写真撮影に応じていたりと,GCでのプレゼンスも高い。
 コンシューマゲーム機を中心に人気を呼んだ第三人称視点型シューティングゲームの続編「Star Wars Battlefront II」は,計6台の各コンシューマゲーム機が並ぶ小さな個室ブースで,10分のみという期限付きのお試しプレイができるようになっていた。それでもドイツっ子達が1時間近い列をなしていたのは,ヨーロッパでもBattlefrontシリーズが,スター・ウォーズ系タイトルのフラッグシップになっている証だろう。

 Battlefront IIは,前作と同じくアメリカのPandemic Studiosが開発を担当しており,「Battlefield」形式で第501師団に所属するストーム・トゥルーパーとして戦場に参加する。グラフィックスエンジンも前作を改良したものにすぎないが,NPCキャラクターのAIがグレードアップしていたり,搭乗型兵器の操作も洗練していたりとファンの要望に応えた内容になっている。ストーリーは,戦場で捨て駒のように利用される一兵卒から身を興こし,やがてはダース・ベイダーの親衛隊にまで上り詰めるというものだ。
 現時点では詳細は未公開だが,シングルプレイヤーモードでミッション時の特定条件をクリアすることによって,ライトセーバーを操る主要キャラクター達がアンロックされる。それぞれが特殊スキルを備えているとのことで,フォース・チョークを使うダース・ベイダー,四つのライトセーバーを振り回すグリーヴァス将軍のほかに,フォース・プルのオビ=ワン,さらにはシディオスやウィンドゥ,ヨーダまでが使用可能のようだ。



 今回,会場でプレイできるように設定されていたのは,スター・ウォーズでは"水晶の惑星"として知られるマイギートー(Mygeeto)の戦場である。あまり聞き慣れないマイギートーは,今夏公開されたばかりの「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」において,とんがり頭に白いアゴ髭がトレードマークのジェダイ騎士・キ=アディ・ムンディ将軍が,オーダー66によってブラスター銃で蜂の巣にされる場面で一瞬だけ登場している。惑星中が,ライトセーバーを制作するのに必要なクリスタルで覆われているため,戦略拠点としては重要なのである。
 ミッションブリーフィングでもムンディ将軍の名前が出ており,マップの風景は工場地域らしき縦長のプラットフォームがメインとなっていた。ライトセーバーを振り回しているNPCの姿は確認できなかったものの,敵はドロイド兵だったのでオーダー66以前の話なのは間違いないだろう。
 Battlefront IIで用意された16ミッションには,シスの復讐で扱われた舞台が多く登場する予定で,最後にアナキンがダークフォースに覚醒する火山惑星のムスタファーでもプレイできる。さらにはその後,つまり映画第一作(エピソード4)で描かれたデス・スター内部やレイア姫のクルーザーなどのミッションも存在するのだ。



 今回のデモはプレイステーション2を使い,前作と同じスプリットスクリーンによる二人の協力プレイが楽しめた。
 ゲームをプレイしてすぐに気づくことは,敵のドロイド兵の動きが格段にシャープになったことである。周囲のオブジェクトをカバーに使ったり,プレイヤーの背後に回り込みを図ったりと,PCのFPSに慣れたゲーマーでも納得のいく思考ルーチンになっていた。ミッションのオブジェクティブも,プレイヤーが行動を起こさないとほかのNPCトゥルーパーが先に進めないこともあり,マイギートーのマップでは進路を妨げるシールドを解除する必要があった。
 コマンダーなどキャラクタークラスも増えているが,現時点では使用できない状態になっていた。今回からはプレイ中でもキャラクタークラスを変更できるようになったので,間違って選択してしまっても右往左往しながら死ぬまで待つ必要がなくなっているのはありがたい。
 また,戦闘機やバトルシップでの戦闘を楽しむのに十分な広さを持ったマップが少ないという前作での批判を受け,今回は宇宙における広大な戦いも表現されているとのことだ。敵のバトルシップのハンガーにこっそり乗り込んでX-Wingを奪ったりと,発想次第では戦場で面白い展開が繰り広げられるだろう。今回は,地上用からバトルシップまで合計で30機種に搭乗できることになる。
 マルチプレイヤーモードの環境も,Battlefront IIで大幅に改善された点だ。プレイステーション2では24人,Xboxでは32人,そしてPCでは64人まで最大プレイヤー数が拡大されている。さらにバディリストの追加で仲間を見つけやすくなっているし,コンクエストモードのほかにもキャプチャー・ザ・フラッグやアサルトなど,対戦ゲームとしても遜色のないほどバラエティ豊かに。コンシューマゲーム機でもPCでも,白熱したオンラインゲームが楽しめるだろう。
 Battlefront IIは,アメリカでエピソード3のDVD/ビデオがリリースされるのと同じ,11月1日に発売される予定だ。(奥谷海人)

  • 関連タイトル:

    Star Wars Battlefront II

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