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Samsungの新世代SSD「SSD 840 PRO」「SSD 840」が国内発表。SATA 6Gbps接続モデル世界最速と謳われる
ラインナップとメーカー想定売価は下記のとおりだ。
●SSD 840 PROベーシックキット
- 容量512GB(型番MZ-7PD512B/IT):4万9800円前後
- 容量256GB(型番MZ-7PD256B/IT):2万2800円前後
- 容量128GB(型番MZ-7PD128B/IT):1万2800円前後
●SSD 840ベーシックキット
- 容量500GB(型番MZ-7TD500B/IT):3万7800円前後
- 容量250GB(型番MZ-7TD250B/IT):1万6800円前後
- 容量120GB(型番MZ-7TD120B/IT):9800円前後
●SSD 840オールインワンキット
- 容量500GB(型番MZ-7TD500K/IT):3万9300円前後
- 容量250GB(型番MZ-7TD250K/IT):1万8300円前後
- 容量120GB(型番MZ-7TD120K/IT):1万1300円前後
「ベーシックキット」というのは,SSD本体に取り付けガイド,マニュアルおよび専用ユーティリティ「Magician」(Version 3.2)が付属するボックス版で,SSD 840のみに用意される「オールインワンキット」には,ベーシックキットの内容に加え,デスクトップPCの3.5インチベイに取り付けるためのブラケットやノートPCの2.5インチベイへ取り付けるためのスペーサーなどが付属する。
4Gamerでは,韓国時間9月24日に開催された世界市場向け発表会から,SSD 840シリーズについては細かくお伝えしている。なので,興味を持った人はそちらをぜひチェックしてほしいのだが,本稿でも簡単におさらいしておくと,SSD 840シリーズは,Samsung製のSSDコントローラとキャッシュメモリ,NANDフラッシュメモリを搭載する,いわばフルSamsung仕様のSSDである。
TLC(Triple Level Cell)では,1つのメモリセルに3個のビット情報を保存する仕様上,2個のMLCと比べて容量密度が高くなるため,コストは下がり,信頼性は下がるのが特徴だが,そんなTLC NANDを採用しつつ信頼性を高めるため,SSD 840無印では予備領域を大きく取っているのも特徴となる。SSD 840 PROとSSD 840とで容量が微妙に異なるのはそれが理由だ。
明らかになっているスペックは2012年10月下旬時点で最高クラス。それだけに,性能重視の人達から注目を集めるのは間違いないだろう。
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