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日本独自コンテンツは猫だらけ? G10は4月16日実装決定! マビノギ4周年記念イベント開催
まずは,すぐに行われる予定のアップデートの情報がネクソンジャパン運用部の八木沢彰彦氏とマーケティングの坂下智久氏から紹介された。
4月16日に実装されるとの発表で会場はざわついたが,次期アップデート「G10 The Goddess of Light」では,最後の女神「ネヴァン」がいよいよ登場する。メインストリームのストーリーの途中で,「とある人物」の出生の秘密が明らかになるとのこと。ちょっと持って回った言い方だが,かなり注目の内容になる模様。
王国の首都タラの実装もすでに予告されていた内容だが,会場では町中の様子や新NPCなどが紹介された。クリアナはオークション管理人,リリスはトーナメント管理人,シャドウミッションを多くする人ならペイダンがお馴染みのNPCとなりそうだ。
新しく追加されるトーナメントについては,ムービーを交えた解説が行われた。トーナメントとは,馬上の槍試合のことだが,マビノギ内での実装はジャンケンのようなミニゲームに仕立てられている。
馬に乗り,槍を構えて,W/A/S/Dのキーのどれかを押す。それぞれのキーにはジャンケンのような強弱関係が設定されており,それで勝ち負けが決まる。ただ,Aキーだけはほかの2個のキーに勝つなど,非対称な設定となっていることと,同じキーを2回連続して指定することはできないといったルールによって,相手の手を読むことの大事なゲームに仕上がっているという。単なるジャンケンではなく,ビジュアル的にも緊迫した雰囲気の味わえる内容だ。
トーナメントは毎日1回開催されるのだが,日曜日には,ウィークデーの勝者が集まって大きな大会が開かれるとのこと。トーナメントの勝者にはポイントが贈られ,溜めるといろいろなアイテムと交換できる。運と頭を使って上位入賞を目指してみるのもいいだろう。
半神化は,メインストリームのクエストをクリアすると獲得できる特殊なスキルである。自然回復力や移動速度の上昇や攻撃系特殊スキルなどが使用できる。パラディンやダークナイトに似ているのだが,あまり気軽に使えない分使い勝手は悪い。ただ,その分,性能は素晴らしい。ここぞというときに使いたいスキルだ。
日本オリジナルコンテンツ登場! 猫だらけのNEKOJIMA
4月30日実装予定となっているNEKOJIMA(仮)は,日本だけに実装されるという新規コンテンツだ。発表も今回が初めてとなる。
日本限定のコンテンツなので,日本風の島になったという「NEKOJIMA」は,伝説として伝えられていた村として登場する。古くから猫を豊漁のしるしとして大事にしていたという平和な村という設定だ。宝の地図に記された島を探して船で海に出たプレイヤーは,嵐によって難破し,この島にたどり着く。難破以外に到達方法はないとのこと。
島には,多くの猫がおり,猫を祀った石像なども多く見られる。村人は普通の人だ。猫人間にすると,さすがに猫だらけになりすぎるのでやめたとのこと。ネズミ系のペットを出すと猫に襲われるので注意。
島の中心には,伝説の猫を祀った祠があるという。そこがNEKOJIMAのダンジョンである。また,NEKOJIMAと地続き(なんとなく干潮時だけ地続きになる島っぽい?)の島があり,そこからやってくるネズミに島民は悩まされているという。そのあたりがクエストにつながってくるのだろう。
島には桜の咲く日本風の公園(?)も用意され,遠足用や演奏会などのちょっとしたイベントで使える広場となっている。常設ではないものの,お祭りの屋台なども出てきたり,憩いの場として設定されている。
イベントでは,ハンマーゲームやダーツなどの遊具が登場する。ダーツはパーティ単位で参加し,仲間内で競い合うコンテンツとなるという。1位になるとアイテムももらえる。基本的には矢を投げるだけだが,風で台が揺れたりするそうなので,ある程度の読みとタイミングが重要になりそうだ。
●NEKOJIMA導入記念コスチューム
日本独自のコンテンツ導入の記念として新しいコスチュームも導入される。一つは日本風の鎧。これは島で宝石を集めて村長に渡すと引き換えでもらえるアイテムだ。
もう一つは招き猫風の着ぐるみだ。NEKOJIMAでのクエストをすべて終了させると,名誉村民として讃えられ,その証としてこの着ぐるみが贈られる。現状ではクエスト数などは未定とのことだが,これは手に入れるしかあるまい。
NEKOJIMAにちなんで,猫のペットが2種類導入される。片方はヒマラヤン,もう一方はスコティッシュフォールドだ。なぜこの2種なのかは不明。
ちなみに,どちらも「怠け者」として設定されており,飼い主のいうことは全然聞かないらしい。動きを見ると,猫そのものなので,猫好きにはたまらない一品といえる。
4月16日からサービス4周年を記念したキャンペーンも開催される。まずは,以前も行われた綿あめ羊イベントだが,前回とは違ったアイテムが用意されているとのことなので,ふるってご参加を。
ログインするだけでランダムなアイテムを1キャラ1個もらえるというキャンペーンも4月16日から開催される。このランダムプレゼントの目玉賞品は,猫着ぐるみセットである。以前あった着ぐるみと同じアイテムだが,今回は年齢制限をなくしてあり,新たに作られたdevCAT帽子が加わって,より猫らしさを増している。
NEKOJIMAについては,開発チームがとくに「とても頑張っている」とのことなので,かなり期待してよいコンテンツとなりそうだ。
サーバー対抗ゲーム大会
クイズ大会では,簡単なものからちょっと無理めな問題まで取り揃えてあったが,最初のうちはほとんど間違える人もおらず,かなり来場者のレベルも高いことを窺わせた。残り人数が大きく減ったのは「ダンバートンにいるNPCは11人である」という1問。大半の人が間違え,とくに結託していたか,それまでみんな同じ答えが多かったルエリサーバーでは一気に残り1名になってしまっていた。
2回戦めでは,「タルティーンヤギと白ヤギから毛を採集することができる」あたりで明暗を分け,「現在いるペットを50音順に並べると,ラットマンは93番目」といった難問(ヒントで全ペット数が95だと発表されたのでかなり簡単にはなったようだ)も続出していた。クイズ大会全体では,1回戦,2回戦ともに2位で通過したタルラークサーバーが首位という結果になった。
不正対策など鋭い突っ込みの質疑応答
デザインコンテストに絵の上手い下手は関係あるのかという問いには,基本的に絵の上手さは関係ないものの,丁寧に描いてあるもののほうが意図が伝わりやすいことはあるかもしれないので,上手くなくても,できるだけ丁寧なほうが望ましい(かもしれない)とのこと。
デザインコンテストの結果はいつ実装されるのかという問いには,今回発表されたアップデートが一段落した5月下旬くらいにローブから実装されていく予定との回答が得られた。
ゲームで問題になっているラグやBotについての運営の考えを聞く質問には,不正行為は随時監視し,調査と対処を進めているがなかなか追いつかないということで,それらしいものをみつけたら報告してもらえると効率がよくなると,プレイヤーに協力を求めていた。ラグについては,原因がいろいろとあるので,いつとはいえないとしつつも,随時サーバー機器などを高性能なものにリプレースしているとのこと。
韓国で実装されたクイズ爆弾などのBot対策は,日本ではいつ実装されるのかという問いには,ハラスメントなどの問題も出てくるので日本では実装しない方針とのこと。クイズ爆弾は,爆弾を仕掛けると,相手はクイズに答えねばならず,間違うと10分間操作が不能になるといったもの。それよりも,クライアント自体のセキュリティを上げる方向で考えているとのこと。マビノギでは過去に一度失敗しているのだが,最低限のものを防ぐには不正対策ツールを入れるのがよいとの方針のようだ。
イベントを妨害するプレイヤーに対してなにか対策は取れないのかという質問に対しては,今度できるNEKOJIMAの公園などは妨害しにくいようなシステムになっているとのこと。
灼眼のシャナみたいなタイアップは今後やっていくのかという質問には,いつとはいえないが,年内にもう一回くらいやりたいとの意向。
ストーリーは終わりませんよね? という質問には,開発のほうにも問い合わせ,とくに変わりなく続いていくとのこと。メインストリームでネヴァンが登場し,ストーリー的には一段落の完結を見るのではないかと見られている。今後のストーリーは大丈夫なのかという質問だろうが,まだまだ大丈夫だそうだ。
ゲーム大会続編
最終種目直前の状態では,モリアンとキホールが同点首位。得点の大きな最終種目の結果次第ではどのサーバーも優勝を狙えるといった接戦となっていた。
しかし,スキーゲームのタイムアタックでは,48秒台を2名出したキホールサーバーが圧倒。最終種目首位の200点が加算された。
全種目終了し,合計得点ではやはりキホールサーバーが圧倒。みごとアイテムと耐久20upを獲得した。
最後にプレゼントの抽選会なども行われ,大いに盛り上がってオフラインイベントは終了となった。閉会後も多くの人が各所で名刺交換や雑談を交わしており,ユーザー交流の場としても非常に成功裡に終わったイベントとなったようだ。
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