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「ミステリーの歩き方」シリーズは,過去に起きた出来事を見ることができる「過去視」と呼ばれる能力を持つ主人公が,帝都大学ミステリー研究会の仲間たちとともに,未解決事件の真相に挑むミステリーアドベンチャーだ。シリーズは全3作で構成され,1作目となる前作「ミステリーの歩き方」は2024年12月にSwitch用ソフトとしてリリースされている。
登壇したイマジニア 代表取締役社長 兼 CEOの澄岡和憲氏は,「ミステリーの歩き方2」が9月17日にリリースされることを告げるとともに,本作の舞台となる季節が夏であることから,暑い時期にお届けできるのでよかったと語った。
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本作の制作ディレクターを務めるトイボックスの金沢十三男氏は,まず本作の特徴を説明。それによると,通常のゲーム中では美しい「鎌蔵」(かまくら)の街を描いているが,主人公の過去視が発動するとドット絵になるという。前作をプレイした人から,もっと過去視の世界を堪能したかったという声が多数寄せられたそうで,本作ではかなり作り込んだという。
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具体的には,前作では別荘の中で話が展開したが,本作では20年前の「ヱノ島」(えのしま)を自由に歩き回れるとのこと。ドット絵で表現されたヱノ島の岩屋や神社,弁財天などが点在する地を巡って,ヒントを探すことになるそうだ。また物語も前作以上に練り込んであり,流れが二転三転するような大きなどんでん返しも用意したと語っていた。
声優の石川由依さんは,自身が演じる南条有栖を「親族がみんな警察関係のミステリーサラブレッド。本人も頭脳明晰でしっかり者のクールビューティー」と紹介。前作では当初クールな感じを意識して演じたが,金沢氏から「もっと怒ってほしい」というリクエストがあったことを明かした。
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主人公の赤沢独歩を演じる米内佑希さんは,どこにでもいそうな少年の独歩が,時に熱く,時に爽やかに,時にかっこよく物語を進めていくこと,そして前作にも登場した妹が本作でどのように描かれるのかを楽しんでほしいと語った。
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続いて,本作で初登場となるキャラクターの声優陣が登壇。市ノ瀬加那さんが演じる鹿島留美奈は,今回独歩や有栖たちが挑む未解決事件の被害者の娘だ。市ノ瀬さんは,留美奈は父親が亡くなっても自分の足で前に進む強さがあり,真面目で誠実な半面,少し天然な部分があるところが可愛らしいキャラクターと語った。また,大学院生なので独歩や有栖より年上なのだが,そう見えないところもギャップがあって良いと表現した。
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ミステリー研究会の謎の存在だった会員番号5番・幌筆羽衣を演じる東城日沙子さんは,羽衣が実は前作にも1シーンだけ登場していたことを明かした。ただその時点ではキャラクターデザインはなく,名前も異なっていたとのこと。東城さんによると,普段の羽衣は人見知りで内向的,喋り方がたどたどしく,相手と目を合わせないようなイメージだが,いざというときは別人格が引き出されるとのこと。
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本作にはフジテレビの人気キャラクター・ガチャピンとムックも登場し,そのボイスを本人たちが演じている。金沢氏によると,ガチャピンはボイスの演技が上手だった半面,アドリブが多かったという。ゲーム中ではそのアドリブを編集したものが使われているとのこと。またムックには寝言のシーンがあるのだが,そのセリフをムック自身が「こんなのどうでしょう」と書いてきたことを明かした。
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ガチャピンとムックは,ゲーム内で「緑と赤の人気者」のポスターを発見すると始まる隠しシナリオに登場する。米内さんと石川さんは,往年の人気キャラクターと共演できたことに喜びをあらわにしていた。
また隠しシナリオではムックが行方不明になるのだが,当初は食べ物につられていなくなったガチャピンを探す内容だったが,食べ物に目がないのはムックのほうであることから,役割を入れ替えたのだとか。
イベントの後半には,現役弁護士でお笑い芸人のこたけ正義感さんが登壇者に加わった。前作に登場したキャラクターたちの行動がコンプライアンス的に問題ないかを,弁護士としての見解を交えて解説するという体で登場したはずが,こたけ正義感さんは「ミステリー研究会は大学のサークルなのに,顧問がいるのは珍しい」「教授が学生に殺人事件の調査をさせるんですか?」と,設定に対する鋭い指摘を放つ。
それを受けた金沢氏は,帝都大学の皆戸彩芽准教授が,犯罪心理学ゼミへの昇格を目指してミステリー研究会を発足し活動していること,そのため会員は全員大学1年生であることを説明した。
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また独歩の過去視が証言として認められるか否かは,その能力を裁判官が信じるかどうかによるとのこと。法廷で,裁判官自身しか知らないはずの過去を実際に明かすといったことができれば,あるいは……といった感じだそうで,こたけ正義感さんは「弁護士としてすごく興味がある」と話していた。
そのほか,キャラクターの行動が住居侵入罪や契約不履行による損害賠償請求の対象になりうることなどにも言及。その中で登場キャラクターの名前が,たとえば赤沢独歩なら赤川次郎,南条有栖なら有栖川有栖といったように,日本を代表するミステリー作家をオマージュしていることも明かされた。
イベントの終盤では,登壇者が口々に,本作が前作からパワーアップしていることについてあらためて言及し,期待してリリース日を待っていてほしいと話していた。
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