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任天堂,2022年3月期第2四半期(4月〜9月)決算短信を公開。「あつ森」が牽引した前年同期と比較し減収減益
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印刷2021/11/04 18:40

業界動向

任天堂,2022年3月期第2四半期(4月〜9月)決算短信を公開。「あつ森」が牽引した前年同期と比較し減収減益

画像集#002のサムネイル/任天堂,2022年3月期第2四半期(4月〜9月)決算短信を公開。「あつ森」が牽引した前年同期と比較し減収減益
 任天堂は本日(2021年11月4日),2022年3月期第2四半期の決算を発表した。決算短信は「こちら」,決算説明資料は「こちら」(※いずれも外部リンク。PDF)。
 第2四半期累計の連結業績(4月1日〜9月30日)は,売上高が6242億円(前年同期比18.9%減),営業利益が2199億円(同24.5%減),経常利益が2362億円(同20.6%減),四半期純利益が1718億円(同19.4%減)となっている。

※以下,画像はいずれも決算説明資料より

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 ビジネスごとの売上高を見ると,「ゲーム専用機」は前年同期の7419億円から5974億円へ減少(19.5%減)。「あつまれ どうぶつの森」がNintendo Switchビジネス全体を大きく牽引した前年同期と比較して減収減益となったが,上期としては売上,利益共に引き続き高い水準であり,業績は概ね想定通りに推移したとされている。
 「モバイル・IP関連収入等」も前年同期の267億円から255億円へ減少(4.6%減)。前年同期比でロイヤリティ収入が増加したものの,スマートデバイス向けの課金収入が減少したことで,全体としては減少した。

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 そのほか決算説明資料のビジネスハイライトから数字をまとめておくと,今期のSwitchファミリー全体の販売台数は828万台(Switchが645万台,Switch Liteが182万台)で,前年同期比34.0%減となっている。任天堂IR情報ページのゲーム専用機販売実績ページ(※外部リンク)によれば,9月末時点でのSwitch累計販売数量は9287万台で,ソフトは6億8100万本。

 今期のソフトウェアの販売本数は9389万本で,前年同期比6.3%減。今期発売となったソフトとしては,「ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD」が360万本,「New ポケモンスナップ」が219万本の販売数を記録し,ミリオンセラータイトルはソフトメーカーのタイトルを含め18タイトルとされている。
 なお任天堂IR情報ページの主要タイトル販売実績(※外部リンク。全世界での連結累計販売数量)を販売数順に見ると,9月末時点で「マリオカート8 デラックス」が3874万本,「あつまれ どうぶつの森」が3485万本,「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が2571万本となっている。

任天堂公式サイトの株主・投資家向け情報 決算発表・IRイベントページ

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