企画記事
プロシーンで活躍する格闘ゲーマーに聞く2020年の振り返りと2021年への抱負。ベテランから若手まで81人に聞く
AO
所属:魚群主戦タイトル:鉄拳7
2020年はある意味僕にとって本気の年であり,大きな変化があった1年となりました。今年はじめに開催された「EVO Japan 2020」でそこそこの戦績を残せましたが,まったく満足はできていませんでした。その後は新型コロナウイルスの流行で,eスポーツ業界にもかなりの影響があり,プロツアーや海外大会に参加できず,苦しい思いをしていました。
そんななかで大きな契機となったのは,「TOPANGA LEAGUE x TEKKEN7」でした。結果として大会を準優勝で終えたのですが,この結果を評価いただき,プロゲーミングチーム“魚群”に所属させていただくことになったんです。その直後に実施された「TOPANGA LEAGUE x TEKKEN7 Season2」では,個人戦として初優勝を飾ることができ,最高のスタートを切れたと思っています。
反省点は自分の健康状態の把握と改善になります。練習も大事ではありますが,休息やリラックスできる時間を十分にとることにも努めていきたいですね。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
Apex Legends:
友人たちの誘いからたまに遊ぶようになったのですが,戦術の考え方や意識する部分,視野の広げ方などが格闘ゲームとはまったく異なり,初めて教わることが多くいい刺激をもらえています。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
LowHigh選手:
ここ最近のLowHigh選手は,とにかくキャラクターの練度が非常に高く,妥協がありません。人一倍努力してることが試合からも伝わってきます。大会の活躍もすさまじく,2020年で一番波に乗れているんじゃないでしょうか。同い年ということもあり,彼に感化されてる部分はありますね。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2020年8月からプロゲーミングチーム“魚群”に所属しまして,練習環境の変化もあったことで大会で結果を残すことができ,大きな飛躍の年となりました。チームの先輩方から日々勉強させていただくことも多く,ゲーマー人生で今がもっとも楽しく新しい発見が日々が見つかることにワクワクしています。
今年は新型コロナウイルスの影響で,大会やイベントの数が少なくなってしまいましたが,そんななか,私たちプレイヤーががんばれているのは,応援していただいているファンの皆様やスポンサー様の協力があったからです。本当にありがとうございました。
これからも芯の通った真っ直ぐな生き方を目標に,皆様に自分の真剣な姿を観て楽しんでいただけるようがんばっていきますので,来年もぜひ応援よろしくお願いします!
あば男
所属:KRone主戦タイトル:グランブルーファンタジー ヴァーサス,THE KING OF FIGHTERS XIV
2020年は2月に発売されたグランブルーファンタジー ヴァーサスをメインにプレイしてきました。今年は新型コロナウイルスの影響もあり,オフラインイベントがほとんどありませんでしたが,グランブルーファンタジー ヴァーサスを通じて,オンライン大会への参加や自主的にオンラインイベントを開催することで盛り上げに貢献できたと思っています。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
グランブルーファンタジー ヴァーサス:
講習型のイベントや配信コンテンツを発信してみて,格闘ゲームの対戦とは違う形でコミュケーションを取る楽しさを感じることができました。大型大会への参加などの思い出もあり,今年とてもお世話になった作品になりました。しかしランクマッチは苦しかったです……。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
カワノさん:
大会での活躍,Hitboxの使用,若手視点の情報発信など,積極的に新しいことに向かう姿がまさに魅力的な若手の理想像だと思いました。
ささきさん:
主にYouTubeでの活動を拝見していたのですが,格闘ゲームの考え方,想い,文化などを現代的な形で面白可笑しくしつつも,真剣さが伝わってくる作りになっていたのが印象的でした。必要なコンテンツを考えて作っている姿勢がとても勉強になります。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2021年は,新しく発売されるGUILTY GEAR STRIVE,そしてTHE KING OF FIGHTERS XVを積極的にプレイしていきたいと思っています。グランブルーファンタジー ヴァーサスやサムスピも新しいシーズンに入り,そちらも引き続き取り組んでいきますので,自分の活動に注目して,一緒に楽しんでもらえるとうれしいです!
板橋ザンギエフ
所属:DetonatioN Gaming主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
今年のストリートファイターVは例年と違い,国内が主戦場だったのと,PS4版からPC版への移行が大きなポイントになりました。それらに対し,しっかりと向かい合い続けた結果,今年最後の大会となった「TOPANGA CHAMPIONSHIP Season2」を優勝で飾れました。1年を通して,いい取り組みができていたかもしれませんね。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
グランブルーファンタジー ヴァーサスでは,これまで対戦したことのなかったトッププレイヤーたちと戦えました。貴重な経験を得れたと同時にいい思い出になりました。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
ずば抜けたプレイパフォーマンスを見せてくれただけでなく,格ゲーマーたちのストリーム文化を相互に促進させたウメちゃんはさすがの一言。格ゲー界隈へ尋常じゃない村利。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
来年は来年なりの取り組みが必要になってくるような気がしています。いつでも臨機応変に対応するゲーマー力を意識していきます。
稲葉
所属:TEAM iXA主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
今年1年は新型コロナウイルスの影響で,オフラインでの大会,対戦がほとんどできなくなってしまったのと,ふだんの環境なども変化したこともあり,目立った活躍,活動ができませんでした。ただ,自宅での練習環境を整えることはできましたので,来年はより力を入れて練習し,大会参加していきたいと思っています。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
VALORANT:
今年リリースされて遊んでみたのですが,格ゲー以外のタイトルのシーンに触れることができました。また,TEAM iXAの新部門として設立されたのもあり,このタイトルを選びました。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
FAV gamingのりゅうせいさん:
自分と同じキャラを使って今年1年活躍されていたプレイヤーだったので注目していました。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2020年は世界的に大変な1年だったと思います。来年もオフラインでの大会やイベントがあるかは分かりませんが,オンオフ両方の大会で活躍できるようがんばっていきたいと思っています。
ヴァナヲ
所属:ウェルプレイド主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション,ストリートファイターIII 3rd STRIKE
今年は新型コロナウイルスの影響もあり,積極的な活動が難しくなったため,これまでとは異なった活動方針で動きました。もともと自社の経営と並行して兼業プロゲーマーとして活動しているため,昨年までなかなかできていなかった事業整理を行いました。
ゲーム関連ですと,これまでさまざまなジャンルのゲームを遊んでいたのですが,格闘ゲームメインになってから他ジャンルに触れる頻度が下がっていたので,これを機に人口の多いタイトルを一通り遊んでみました。具体的なタイトルとしてはFortniteとDead by Daylightは,かなり時間をかけてやったと思います。
メインタイトルのストリートファイターVは,大会の数が少なくなったことで,興味のあったキャラに触れる機会が増え,使用キャラがかなり増えましたね。また,Steam版が主流になり攻略の方針も大きく変化しました。全体的に見ると土台作りという面では充実した活動ができたと思います。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
Fortniteです。これまでTPSやFPSのゲームをちゃんとプレイしたことはなかったのですが,ジャンルとして人気があるのが頷ける面白さでした。
また,個人的な感想としては,今までにプレイしたゲームの中でもっともやりこんだストリートファイターIII 3rd STRIKEに通ずるものがあり,建築の要素があることで,同系統のゲームと比べて,非常に自由度が高いゲームだと感じました。
ひょっとしたら短期間で集中的に取り組んだゲームの中では,一番楽しんだゲームかもしれません。ちなみにランクはチャンピオンまで上げましたが,アリーナのムーブは回復アイテムをかき集めて安地外で回復していただけです。0キルです。同じやり方をすればだれでもできると思います。基本的に対人戦においてはシステムの穴を突くような邪道な攻略が好きなので(笑)。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
GameWith所属のNephriteさんです。Fortniteをプレイするにあたって,分からないことと気になることを検索しているうちにたどり着きました。これまで僕がやったゲームでは,初心者から始めた時期には攻略動画という文化があまりなかったんですよね。動画で分かりやすくいろいろな攻略を上げてくれていたのでとてもお世話になりました!
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
新型コロナウイルスの影響で来年のeスポーツシーンがどうなっていくかはまだまだ分かりませんが,なんだかんだで今年も充実した活動ができましたので,来年も状況に応じたいい活動をしていきたいと思います。最近はTwitchでの配信に力を入れているのでよろしければフォローお願いいたします!
ヴァナヲ選手のTwitchチャンネル:
https://www.twitch.tv/vanaoultimatezero
梅原大吾
スポンサー:HyperX, Red Bull,Mildom主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
昨年までは,CAPCOM Pro Tourの大会に参加するため,世界各地に毎週のように遠征していましたが,今年は世界的な新型コロナウイルスの流行により,シーズンを通してたった2回のオンライン大会のみになり,環境が大きく変化した年になりました。
海外遠征をしなくなったこともあり,時間が確保できたので,スポンサーのために露出を図ることを理由に精力的に配信を行いました。結果として,限られた環境下で自分とコミュニティにとって,いい結果が残せたと思っています。自分に高得点をあげられる1年になりました。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
UNDERTALEです。音楽,ストーリー,設定など,あらゆる面で楽しめる作品でした。個人で作られた同人的なゲームだったことも驚きでしたし,このゲームを知ることができてうれしかったです。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
該当者なし:
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
今年はオフラインのCAPCOM Pro Tourがなくなったこともあり,行き先不透明な中で配信を始めましたが,来年も状況に関係なく配信を行っていきます。また,無観客なり観客動員型のイベントをやっていくつもりです。
直近では5月に成功で終わったチャリティ配信の第二弾として1月3日に新春チャリティを行います。前回はコロナ禍でも貧困や行き場のない子どもたちのために,地域に密着して慈善活動を続ける団体を取り上げました。今回も長引くコロナ禍で深刻化する問題に取り組むさまざまな団体の現場の声を聞くとともに,それら問題と支援があることの周知につながればと考えています。
また,ストリートファイターVの練習は相変わらずコンスタントにマイペースにやっていきます。年明けに大きな大会もあります。いい結果を残せるようにがんばりますので応援してください。
うりょ
所属:AMATERASU主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
新型コロナウイルスの影響もあり,オンラインの大会がメインになりました。自分としてはいい結果が残せなかったので,来年はもっと練習してがんばりたいと思います。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
該当作品なし:
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
ナウマン選手:
同じキャラを使用しているのですが,自分とは違い大会で結果を出し,参考になる部分が多すぎるのでいろいろと勉強させてもらっています。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
今年は大会の上位に残ることがほとんどなく不甲斐ない1年になりました。来年は今まで以上に練習し,活躍しますので応援よろしくお願いします!
えいた
所属・アドバイザー:忍ism Gaming主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
率直に反省点や良し悪しを決めるのが難しい年でした。どこに力を入れるのが正解か分からない部分が多かったと思います。配信に力を入れる方向で活動しましたが,いろいろと新しい仲も作れたりと個人的には悪くなかったと思っています。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
生まれて初めてキャンプをして,これはなんとすばらしいエンタメだと思いました! 焚き火を見ているだけで時間が過ぎていく感覚はふだんインドア派でゲームしかしない自分にとって癒し効果がすごく,ハマりました。ただ,寝袋を忘れて氷点下のなか死にかけたので今後気を付けます。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
カワノ君です。若手の中での攻略の詰めかたと安定感,強くなる速度が異常で注目せざるを得ませんでした。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
今は大変な時期ですが,来年には良くなることを祈りつつ自分にできることを精一杯やっていきます。応援のほどよろしくお願いします。
えだ
所属:樫山工業主戦タイトル:グランブルーファンタジー ヴァーサス
2020年はARCREVO WORLD TOURを周る予定でしたが,コロナ禍により中止になったため,せっかくだから皆を楽しませることがしたいと考え,配信や動画作成に重点を置いて活動しました。具体的には催眠術で格闘ゲームが強くなるか検証する動画を作ったり,配信画面に心拍数や視線トラッキングを導入したり,そのほかにもAMTRS|SCORE選手(@score33333)と一緒に対抗戦企画を実施しました。
対抗戦はTwitterのトレンドに入るほどの盛り上がりを見せましたので,企画している自分たちもうれしかったです。また,今年はTakaoka Esports Cupという賞金付き大会も優勝もできたので,配信活動を行いつつ,大会結果も残せた1年になりました。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
グランブルーファンタジー ヴァーサス:
ランクマッチが面白かったからです。最高ランク“マスター”になるために強豪だらけのなか,7連勝を達成しなければならないのですが,当時そのランク帯がプロゲーマーか全国大会経験者ばかりで達成は茨の道でした。結局マスターになるまで2か月間毎日深夜までプレイすることになり,睡眠時間は毎日5時間以下でした。当時はいろいろな人に配信を盛り上げるため,わざと負けているのでは? とも言われていましたがそんなことはないです。今思い返しても本当に辛かったので,マスターになれた時はうれしかったです。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
Burning Core |立川選手(@TachikawaBR):
「Red Bull Dragonball FighterZ World FINAL」というフランス・パリで行われる大会に出場するため,立川選手は世界各地の予選に出場していたのですが,ポイントが惜しくも届かず出場権を獲得できませんでした。立川選手が同大会に出場する唯一の道として,当日予選が残されていましたが,200人以上が参加する大会でしたので,かなり厳しい戦いなると自分は思っていたんです。ただ,立川選手はその当日予選を優勝して,見事出場権を獲得しました。
この大会のために自分も世界各地の予選に行き,現地で立川選手の努力を見ていましたので,彼が当日予選を優勝してうれし泣きしている姿を見て,自分も泣いてしまいました。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
いつも応援ありがとうございます! 2021年は世界規模の大会で優勝を目指したいと思っています。コロナ禍が落ち着きましたら,企画物の大会を開こうと考えていますので,よろしければみなさん楽しみにしていてください!
MOV
所属:Team GRAPHT主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
ステイホーム極まってました! ふつうに考えて配信活動するしかなかったなという反省は来年に生かしたいところ!
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
映画「フォードvsフェラーリ」と,ラノベ「りゅうおうのおしごと!」と,最終回を迎えた「チェンソーマン」が本当に熱かったと思います。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
やっぱり信じられるのはウメハラだけなんだよなぁ……なんて一周回ってクソにわかファンみたいなことを言いながらウメハラさんの動画を毎日見ています! いまだにシンプルストリートファイターであんなにインスピレーションを与えてくれるプレイをしてくれるのは本当にすごいと思っています!
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
配信活動を含めて,みんなで楽しくゲームに関わるにはどうしたらいいかなぁということを考えているので,自分の力だけでは難しいかも知れませんが,アイデアを実際に形にしていけたらいいなと思っています! 2021年もどぞよろしくです!
M'
スポンサー:三和電子主戦タイトル:THE KING OF FIGHTERSシリーズ,グランブルーファンタジー ヴァーサス
2020年は新しいゲームを始めましたが,いろいろと考えさせられることがあり,いい経験になりました。来年はこの経験を生かしていきたいです。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
グランブルーファンタジー ヴァーサス:
さまざまなタイトルのトッププレイヤーが始めていたのもあり,興味をひかれてプレイするようになりました。「俺,この人と同じゲームで1度対戦してみたかったんだよね」的な感じです。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
グランブルーファンタジー ヴァーサスで活躍してるgamera選手です。以前から話には聞いていましたが,実際に動きを見て,プレイヤーとしてのすごさを感じることができました。彼はヒット確認や反応速度がすさまじく,ほかのプレイヤーには真似できないことをしてきます。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2021年はTHE KING OF FIGHTERSの新作が出る年でたくさんのプレイヤーに同作の魅力を伝えられるようがんばっていきます。そしてみんなで一緒にKOFを盛り上げていきましょう!
大谷
所属:忍ism Gaming主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
今年はとにかく変化の年でした。格闘ゲームの活動では,CAPCOM Pro Tour Online 2020のアジア予選で優勝に一歩届かない5位という悔しい結果になりましたが,数少ないチャンスのなかでJeSUプロライセンスを取得するという目標を達成できました。
配信活動では初期に始めた時よりリスナーが増加しましたし,何より苦手だった配信が楽しんでできるようになったことがうれしく感じています。格闘ゲーム,配信両方の活動の幅が広がったいい1年だったと思います。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
ときめきメモリアル:
配信が楽しめるようになったキッカケを作ってくれたゲームでした。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
立川,ジョン竹内:
シェアハウス内で一緒に生活するようになり,彼らのおかげで楽しく1年を過ごせました。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
来年も反省点を生かして,さらなる飛躍の年にしたいと思います。引き続き,応援のほどよろしくお願いいたします!
小川
主戦タイトル:GUILTY GEARシリーズ,グランブルーファンタジー ヴァーサスこのような世界情勢になることをだれもが予想できなかったと思います。自分を含め,ゲーマーにとっては,オフラインからオンラインの転換,活動への方針の切り替えなど,苦労が見えた1年だったと思っています。オフ対戦したいです。来年は少しでもオフの活動ができるよう祈っています。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
グランブルーファンタジー ヴァーサス:
もともと本家グランブルーファンタジーを触っていたため
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S,聖剣伝説3 TRIALS of MANA:
神ゲー
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
gamera,もっちー,SCORE,M',にが:
この5人の共通点は,攻略に気付ける能力,そしてそれを実践する力がほかのプレイヤーと一線を画しています。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2020年は表舞台での出番は少なかったですが,以前のようにゲームを通じてどうやって自分が成長できるかという部分に着目した1年になりました。体は資本,睡眠は取る,ご飯はしっかり食べていこうと思います。
おみと / 居合おみみ
所属:AMATERASU主戦タイトル:GUILTY GEAR Xrd REV 2,グランブルーファンタジー ヴァーサス
GUILTY GEAR Xrd REV 2のライブ配信:
・初中級向けの週1対戦会や月1のゲストを交えてアドバイスをする組手イベント
・これからギルティをプレイする人向けの動画やジョニー講座の動画配信 など
去年までは自分の練習を中心とした活動をしてきましたが,来年にGUILTY GEAR -STRIVE-の発売も控えているので,GUILTY GEARシリーズをプレイしたことがない人に触ってもらったり,興味を持ってもらえたりするような活動を多めにしてきました。格闘ゲームとGUILTY GEARは自分が育ったジャンルであり庭なので,来年も引き続き,練習もしつつ布教していきたいです。
グランブルーファンタジー ヴァーサス:
新しいゲームなので自分の練習や対戦風景のライブ配信のみを行ってきました。不器用なところもあり,あまり勝てなかったので来年はもっと勝ちたい。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
Ghost of Tsushima:
オープンワールドはまあまあマンネリ化してきたと思っていましたが,このゲームを触っていい意味で裏切られました。国産だったらなおよかった。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
該当者なし:
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
今年はプロゲーマーになったこともあり,環境の変化は多少なりともありましたが,僕の本質は変わっていません。今後も格ゲー星人のおみととプロゲーマーのおみとを応援よろしくお願いします!!!
かずのこ
所属:Burning Core主戦タイトル:SAMURAI SPIRITS,ドラゴンボールファイターズ,ストリートファイターV チャンピオンエディション
新型コロナウイルスの影響で海外大会やオフライン大会がなくなったので,配信がかなり増えました。ゲームに対するモチベーションの保ち方が難しく,格闘ゲームは周りのプレイヤーたちとのコミュニティによって,盛り上がっているんだなと感じられたのがよかったです。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト ON:
ゲーセンでプレイヤーが沢山いたのでやってみました。流行している理由がよくわかる,完成されているゲームなんだと感じました。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
該当者なし:
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
来年はGUILTY GEAR -STRIVE-をメインでやる予定です! 応援よろしくお願いします!
ガチくん
肩書:Redbullアスリート主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
今年はコロナ禍でほとんどの大会がなくなりどうしようかと思っていたのですが,そこでたまたま格闘ゲーム以外のコンテンツを配信したところ,かなりの反響がありまして,ストリートファイターVの練習と並行して個人配信を行ってきました。
7月ごろからは国内での大会も実施されるようになってきたので,そのあたりからは一旦RPGなどの配信を停止して,ストリートファイターVに力を入れるようにしました。今年はデバイスなどゲームをプレイする環境が変化したことで,ストリートファイターVへのモチベーションはかなり上がりましたね。それもあって,ストリートファイターリーグやCAPCOM Pro Tour Onlineでいい結果が出たのかなと思っています。
また,個人的な話になるのですが,娘が生まれまして,より一層プロ活動をがんばろうと思えました。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
ひょんなことからFF6をプレイしたんですが,これがかなり面白く,そこからFFシリーズとロマサガシリーズをプレイするようになりました。これまであまりRPGを遊んだことがなかったので新鮮さがよかったですね。ストリートファイターVの練習終わりに数時間プレイするのが,小学校のころに学校から帰ってきてゲームをするといった感覚に似ていて,懐かしさも感じました。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
個人的にはカワノに注目してました。ポテンシャルが高いということは分かっていたのですが,去年は中々結果が伴わず,彼自身煮えきらん感じだったと思います。今年新型コロナウイルスの影響で大会が減ったなか,それでも諦めず一生懸命練習を続けて,その成果がちゃんと出たのは近くで見ていて僕もすごくうれしかったです。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
今年は娘が産まれ,生活環境がガラリと変わりました。来年はパパとしての自分,プロゲーマーとしての自分をしっかり持ちながら活動していきたいと思います!
神園
所属:グローバルセンス PGW(プロゲーマーズワールド)事業部主戦タイトル:SOULCALIBUR VI
昨年に引き続きSOULCALIBUR VIを中心に練習しました。予定されていたワールドツアーが中止になってしまい,とても残念でしたが,練習時間が増えたことをきっかけにいろいろなキャラを触ってみました。これまでとは違う取り組み方ができ,ゲームに対する理解度がかなり上がったのはプラスだったと感じています。
ただ,大会に出ることがほとんどなかったため,公式大会で緊張してしまい,実力を発揮することができなかったことが反省点となりました。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
Jump King:
レバーの左右の操作とワンボタンしか使わないゲームにここまで苦しめられるとは思いもよらなかったです。表面10時間,裏面20時間,裏裏面30時間以上楽しむことができました。できることなら記憶を全部消してもう一回最初からやりたいくらいです。コンシューマ版が出ているので皆さんぜひプレイしてみてください!
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
ナウマン:
個人的に今年一番伸びたプレイヤーなんじゃないかと思います。EVO Japanでの優勝,その後の大会でも好成績を残し,プレイには自信も感じられます。来年の活躍も非常に楽しみです。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
来年はどうなるか分かりませんが,ワールドツアーがあることに期待して活動したいと思っています。オフライン大会にも参加できたらうれしいです。さらにいえばSOULCALIBUR VIのシーズン3があったらもっとうれしいです。バンナムさんよろしくお願いしマス。
加齢
所属:よしもとゲーミング主戦タイトル:鉄拳7
自身の愛用キャラクターである巌竜がようやく登場して迎えた1年でした。コロナ禍で大会がかなり限られていましたが,時間が経つにつれて徐々に実力がついて成績がよくなっている実感がありました。ただ,優勝直前で逃す場面が多く,短期勝負の難しさを実感できた1年になりました。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
EVO Japanの鉄拳7部門です。リロイのすさまじいキャラパワーの前に有名プレイヤーが予選落ち続出という衝撃的な大会になりました。ここまで大きく結果に影響を与えたことを踏まえて,開発にはより一層バランス調整に力を入れてほしいと切実に思いました。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
ストリートファイターVで活躍するカワノ選手:
ストリートファイターVの大会動画をよく見るんですが,ここまで明確に実力をつけていると分かるプレイヤーはほかのゲームを見てもいないんじゃないでしょうか。また大会で見るのが楽しみです。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
以前のメインキャラクターだった一美を使っている時より,巌竜を使い続けている今のほうが応援していただけていると感じています。皆さんの期待に応えれるように巌竜で優勝します! また今年結婚しましたが,それでもゲームを続けてもいいと言ってくれる妻に何かお返しができるよう賞金をしっかり稼ごうと思います。
カワノ
スポンサー:HitBox主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
今年は新型コロナウイルスの影響でオフでの対戦会がなかったため,地力が上がっているか分かりにくい1年でした。オフでの対戦会は強い人と対戦できるだけでなく,キャラ対策の共有などもしていたので,できなかったことが痛かったですね。“ひとりでもうまくなる能力”を求められる1年だったのかなと思います。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
今年はストリートファイターV以外ほとんど触ってなく分からないです。ストVは最近PC版での大会が多くなり,PC版が主流になりつつあるのですが,PC版のストVはPS4版と比べて3倍くらい面白いです。滅茶苦茶オススメです。PC版のほうがより実力差が出やすいゲームなんじゃないかなと思います。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
該当者なし:
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
来年こそ優勝したいです。
キチパ
所属:Team Laplace主戦タイトル:ストリートファイターV チャンピオンエディション
今年は新型コロナウイルスの影響もあり,格闘ゲームの大会もオンライン形式が多く,スポンサー関連の露出も限られてしまい,なかなかに厳しい1年だったと思っています。自分の戦績に関しても自信が持てていないプレイをしてしまい,芳しくない成績を残してしまっているのが反省点ですね。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
風来のシレン5です。昔からシレンやトルネコシリーズは好きだったのですが,理不尽な死に方をしてもうやらない! ってなっても,また次の日には起動してしまうのが堪らないですね!
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
板橋ザンギエフ選手です。使用キャラクターがザンギエフとアビゲイルと2体とも同じで,ふだんから参考にさせていただいていますが,今年に入って自分のプレイに迷走を感じてしまっていて,投げキャラで勝つにはどうすべきかをプレイから学ばせていただいています。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
今年はさまざまな環境が変わり,それに伴い,うまく適応しきれていない自分の成績が落ちてしまいました。来年からは取り組み方を改善して,成績に直結させていけるようにしていきたいと思っています。そして,オフライン大会が来年も少ない可能性が高いので,大会に頼らない露出の仕方を模索していきます!
kubo
所属:よしもとゲーミング主戦タイトル:グランブルーファンタジー ヴァーサス,BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE
今年1月に開催されたEVO JapanのBBTAG部門で優勝し,グランブルーファンタジー ヴァーサスでもオンライン開催の大型大会を2回優勝,RAGE GBVS 2020 Winterではファイナリストまで残れたので,今年はとても結果に恵まれたと思っています。
EVO Japanで賞金を獲得したのですが,当時の優勝インタビューで話した通り,その賞金で妻と母,そして自分とふだん対戦してくれた人たちにささやかなプレゼントができました。プロゲーマーとして獲得した賞金で今まで応援してくれた周りの人に恩返しできたことがなによりもよかった年だと思いました。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
マーダーミステリー:
殺人事件を題材とし,そのなかで出てくる配役に自分がなりきり,それぞれの目標を達成するという本来はオフラインで遊ぶゲームなのですが,今年はコロナ禍ということでオンラインで遊んでみました。ゲームの性質上,1度しかシナリオを体験できないですし,詳しくも語れないのがもどかしいですが,今後周囲の人たちには「一度やれ!」と押していこうと思っています。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
BBTAGプレイヤーのするめ:
もともと彼にはその持っている実力の割に大会で結果が残らない不運のプレイヤーという印象を持っていました。昨年のARCREVO Americaで彼と試合をし,とあるトラブルが起き,両者とも納得がいかないまま僕の勝利となったのですが,その後も彼はBBTAGをプレイし続け,ついに今年ARCREVO Japan ONLINE優勝という結果を手にしました。
名実ともにだれもが認める日本最強のBBTAGプレイヤーになったわけですが,絶え間ない努力で昇り詰めていく姿は格闘ゲームプレイヤーとして美しく,今は違うゲームをしている僕にはとても眩しく見えています。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
大会に出場していい成績を残すこともひとつの目標としてあるのですが,気軽に遊べる対戦場所やイベントを用意して,せめて自分の周りだけでもプレイヤー数を増やしたいと常々考えています。
コロナ禍のため,人が集まるイベントを実施するのはとても難しいですが,もし状況がよくなり,いろいろと許されるのであれば,皆さんが喜べるようなイベントをしたいと思うので,その時はご参加なりお手伝いなりお願いいたします。
K2
所属:ウェルプレイド,GEEKS主戦タイトル:SAMURAI SPIRITS,THE KING OF FIGHTERS XIV
プロプレイヤーとしての活動は,今年はじめのEVO Japan以降はひっそりとしていました。特徴であるコスプレも,オフイベントがないため披露できず……。
その間,ゲーマーとしての地力上げと,昨年10月に立ち上げた「株式会社GEEKS」の下支えに注力していました。コアゲーマーのための会社GEEKSも,本格的に人員が増え,今では40名ほどになりました。コロナ渦での苦労はもちろんあるのですが,だからこそ仲間と組織を作り上げ,地盤を固めていくことでゲーミングにもつなげていく所存です。低浮上でしたが,これからをお楽しみに!
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
漫画の話になりますが,学園ラブコメの「僕の心のヤバイやつ」(通称:僕ヤバ)が一番印象に残った年でした。
Twitterで流行りの「尊死」モノですね。とくに主人公の市川(オタク厨二男子)の見せる陰キャならではの尊さ・若さに可愛げを感じ始めてから,一気にドハマりし,学生時代に陰の者だったゲーマー(私)には,とくにウケがよい作品だと思います!
あとは鬼滅の刃を筆頭に,チェンソーマンなど漫画コンテンツ自体がとくに輝いていた年だなと思います。格ゲーで言えば,ゲーミングお嬢様や対ありでしたの連載も……いろいろとアツい。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
AMATERASU所属のSCOREさんですね! もともとは同じKOF勢ですが,対戦会や配信での初心者から上級者まで含めたグランブルーファンタジー ヴァーサスコミュニティの盛り上げと,戦績的にも大いに活躍されていました。盛り上げる活動を積極的に行い,作品やプレイヤーのファンを増やして,自分と周囲の上級者たちのモチベーションを上げていました。ファンと仲間を増やして,それを練習につなげて結果に残すという皆を導く“光”の立ち回りが印象的でした!
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2021年発売予定の「THE KING OF FIGHTERS XV」と共に歩んでいくのが確定しています! 1月7日には情報解禁もありますし,新作KOFを皆で楽しみましょうね!!
また,今年こそはeスポーツ元年と騒がれていた年でしたが,不可避な情勢により,ネガティブな話が避けられない1年になってしまいました。そんな情勢の中ですが,それでもゲーマーがゲームを好きでい続けるのは変わりませんし,僕らプロはゲームに生きていく覚悟があります。自分のゲームのために,自分にできることをして未来を作っていきましょう。僕であればそれがGEEKSです。ゲーマーみんなでこれからも前を向いていきましょう。
弦
所属:Team Liquid主戦タイトル:鉄拳7
昨年JeSUプロライセンスを取得したこともあって,2020年の活動は僕にとってチャレンジの年となりました。EVO Japanの5位からスタートし,YAMADA Cup優勝,日韓対抗戦12on12の日本勝利,TOPANGA LEAGUE x TEKKEN7優勝,TOPANGA LEAGUE x TEKKEN7 Season2の3位,日韓対抗戦5on5の日本勝利,TEKKEN Online Challenge優勝と自分なりに好成績を残せた1年でした。TEKKEN World Tourが中止になったなか,多くのオンライン大会やイベントを国内で開催してくれた運営の方々には感謝しかありません。
また,僕も結果を出すことで大きな自信につながり,さらに鉄拳と向き合う時間が増えて全力を注げた1年でもありました。11月上旬からシーズン4となり,大幅アップデートされ,これまで使用していたメイン以外のキャラクターをいろいろと試しながら日々練習しています。これからも応援してくださる皆さんの期待に応えられるように努力したいと思います。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
鉄拳以外に触れたゲームは,Dead by Daylight,スマブラ,桃鉄,スト4などがあります。そのなかで,僕がとくに気に入っているのがDead by Daylightで,意外と鉄拳勢でもプレイしてる方が多くて皆で楽しみながらやっています。キラーとサバイバーの絶妙な駆け引きが面白いすばらしいゲームです。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
鉄拳シーンですと,TeamYAMASAのノビさんとTHY/Team遊INGのチクリンさんです。それぞれの鉄拳に対する考えや姿勢には憧れるものがあります。また,2020年はゲーム配信を積極的に行い,コミュニティを盛り上げていた様子が印象深かったです。それぞれに色があって,トークも面白くて,僕も参考にさせていただいています。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
僕にはまだ足りない部分がたくさんあります。負ける人もたくさんいます。だからこそ,今後も多くの練習と努力を重ねないと世界では通用しないと考えています。世間が落ち着いたら,韓国やパキスタンへの遠征修行をし,経験値を上げたいと思っています。
僕自身が納得できる日は「世界一」になる時であって,その夢が叶うまでは常に目標を追い求め続けてがんばっていきます。2021年も皆様どうか応援よろしくお願いします。
GO1
所属:所属:CYCLOPS athlete gaming / スポンサー:Rohto Z! OXY主戦タイトル:ドラゴンボール ファイターズ
年初はドラゴンボール ファイターズのワールドツアーファイナルがありました。それに向けて日々練習し,念願の優勝を果たせたのでよかったです。4月以降は新型コロナウイルスの影響でオフライン大会などには参加できず,主に配信をメインに活動していました。そして12月に入ってからは英語の勉強をしています。海外遠征の際に,日常会話程度はできるよう努力していきます!
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
少し古い作品ですが,ホラーゲームのP.T.です。怖いものがもともと苦手ではありましたが,このゲームは本気でやばいです。ちびります。本当に。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
梅原さんです。ふだんからの練習の取り組み方,Capcom Pro Tourの予選大会優勝,初心者講座や大会開催などなど……。業界を存分に盛り上げる姿勢,本当にすばらしいです。もともととても尊敬はしていましたが,あらためて尊敬の念を抱きました。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
来年も大規模なオフライン大会が開催されるか分からない現状ですが,僕もできることを模索して,微力ではありますが格闘ゲームを盛り上げていけるようがんばっていきたいと思っております。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
小路KOG
所属:AMATERASUグランブルーファンタジー ヴァーサス,BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE ほか
2020年はチームスサノオこと「SG8」から離れ,新たに「AMATERASU」に加入した激動の年となりました。よかった点としては,2019年に引き続きeスポーツビジネスに触れられ続けたこと,RAGE GBVSのファイナリストに2回とも残ったこと,全体的に大会結果が悪くなかったことなどが挙げられますね。また,eスポーツビジネスに関しては,プロゲーマーとしても社会人としても腐らないスキルをたくさん学ばせていただけたので,スサノオにもAMATERASUにも感謝の気持ちでいっぱいです。
反省点は配信をはじめとした発信力がとにかく弱かったことです。自分個人はもちろん,会社やチームの認知度を上げる努力をもっとできたのではと思っています。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
格闘ゲームであればグランブルーファンタジー ヴァーサスです。コロナ禍で非常に厳しい年となりましたが,このゲームにおける目標がたくさんあったおかげで2020年も格闘ゲームのプロとして胸を張ってやっていけた気がします。
格闘ゲーム以外であれば聖剣伝説3 TRIALS of MANAとサガ スカーレット グレイス 緋色の野望の2本。前者はリメイクとして求めらているものがしっかり出されていて満足。後者はサガの最新作として完璧なスルメゲー。一生周回できます。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
もっちー選手:
RAGE GBVS 2020を2連覇するという快挙を成し遂げ,今年もっとも賞金を稼いだ国内格闘ゲーマー(しかもアマチュア)ではないでしょうか。グランブルーファンタジー ヴァーサスはそこまで安定して勝てるゲームという印象が自分にはなかったため,二大会ともウィナーズのまま勝ち切ったもっちー選手はすさまじい安定感と勝負強さを兼ね備えた完全無欠のプレイヤーだと感じました。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2021年は配信に力を入れて,ドンドン情報を発信していこうと考えています。いろいろなゲームをプレイする予定なので,見かけたらチャンネル登録していただけるとありがたいです。
剛田
所属:TEAM iXA主戦タイトル:BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE
2020年はワールドツアーや海外遠征などもなく,「大会という華々しい場を取り上げられたプロゲーマーは,一体何をしなければならないのか?」を考え続けた一年でした。プロゲーマーって何だ? をあらためて考えて言語化しようとすると,どうもあやふやで,今年は自身の立ち位置を今一度見つめ直すいい機会となりました。
ほかに取り組んだことはメーカーさんと連絡を取り合って大会企画・運営を行い,ゲーム外で重要な経験値を得たり,外出できずに対戦の機会が減ったことで,ゲームに対してどういう取り組みをするかを考え続けました。結果として今年はゲームに対してのアプローチや考え方が増え,プレイヤーとしてひとつ成長したように思います。
[質問2]2020年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
Ghost of Tsushima,FINAL FANTASY VII REMAKE,サイバーパンク2077:
この3タイトルはゲームの没入感・ボリュームがすごくて,いちゲーマーとして感動した作品です。休日の朝に始めたらいつの間にか深夜になってた! でもまだ3割も進んでない! みたいな(笑)。
BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE:
発売から2年半くらい経ちますが,まだまだ未開拓のキャラクターの組み合わせがあり,今まで見つからなかった新しい戦法や戦略に驚きながら,頭を唸らせながら楽しんでいます。
[質問3]2020年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
BLAZBLUE CROSS TAG BATTLEでがんばっているするめ選手です。どの大会でも上位に彼の名前があって,1年間勝ち続けてるのは単純にすごいですね。
[質問4]2021年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
恐らく2021年になっても今とほとんど状況が変わってはいないと思いますので,2020年で見つけつつある答えを信じて,来年もがむしゃらに走っていこうと思います。応援とまで欲張ったらバチ当たりそうなので求めませんが,Twitterなどで見かけたら「お,あいつまた何かしてるな」と興味を持ってもらえたらうれしいです。
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