2019年10月5日,
「FIFA 20」のエキシビション大会となる
「inゼリー eスポーツ WORLD CHALLENGE CUP 2019」が,東京・秋葉原のガジェット通信フロアで開催された。このイベントを主催したのは大手菓子製造業者の
森永製菓で,
「日本選手が世界のトップ選手と戦う機会を創出し,競技レベルの向上に寄与する」ことを目的としており,同社は以前から横浜F・マリノスeスポーツチームの支援も行っている。本稿では,試合開始前に行われ阿関係者によるトークの模様をお届けしたい。
登壇したのは,森永製菓の健康マーケティング部長の
佐藤 実氏と森永製菓ウイダートレーニングラボ パフォーマンススペシャリストの
牧野講平氏,そして横浜F・マリノスeスポーツチームに所属する,
あぐのむ選手だ。
トレーニングラボについて語る牧野氏
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牧野氏によれば,森永製菓の
トレーニングラボとは,アスリートのコンディション維持やトレーニング,栄養サポート,そして健康についてのノウハウや知識の蓄積を目的に設立された組織で,設立は30年以上前だが,10年ほど前からは契約したトップアスリートを対象とするようになったという。
牧野氏は,トレーニングラボがサポートした選手としてフィギュアスケートの
浅田真央選手やテニスの
錦織 圭選手,現在MLBで活躍する
前田健太選手などを挙げ,ジムでのトレーニングだけでなく,選手に帯同して課題をつかみ,トレーニングにフィードバックするといった全面的なサポートを行っていると述べた。
 健康マーケティング部の佐藤氏 |
 あぐのむ選手 |
あぐのむ選手をモデルに,短時間で肩をリラックスさせるデモンストレーションが披露された
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佐藤氏は,eスポーツは身体能力や年齢,男女差に影響されることが少なく,誰でもフラットに競えるスポーツとして,今後さらに注目されると考えており,世界を目指すという意味では,ほかのフィジカルなスポーツを変わらないと話す。
そのうえで,ほかのスポーツと異なり,体を動かさずに同じ姿勢でプレイするeスポーツのコンディショニングについても,トレーニングラボが貢献できるのではないかとして,専用プログラムを作成したという。
トレーニングラボと契約する予定のあぐのむ選手は,専用プログラムに期待することとして,メンタルや頭脳プレイの向上につながるアプローチや,長時間のゲームプレイにおける健康維持の必要性などを訴えた。
続いて佐藤氏は,同社のロングヒット商品である
「inゼリー」シリーズの提供による栄養面のサポートについて述べた。「10秒チャージ」というキャッチフレーズにもあるように,「inゼリー」はわずかな時間で効率的に栄養補給が可能であり,長時間のプレイの最中に食事を取るのが難しいeスポーツのプレイヤーとの親和性も高いと語った。2019年3月からは,eスポーツ選手の頭脳プレイに欠かせないブドウ糖を補給する新商品をセブン‐イレブン限定で展開しており,あぐのむ選手も試合前などに食べていると語った。
森永製菓は今後,あぐのむ選手のほか,
かずのこ選手,
ta1yo選手とも契約する予定で,詳細はまだ明かせないものの,さまざまな形でeスポーツ選手のサポートを行っていく予定だという。
栄養面だけでなく,トレーニングなどのトータルサポートを行うということから,森永製菓のeスポーツに対する関心の高さが感じられた。eスポーツ選手もターゲットに含めた商品の展開も進めており,契約選手が増えていけば,世界のさまざまな大会で同社の製品を口にする選手の姿が見られるかもしれない。