テストレポート
「プレイステーション クラシック」が本日発売。初代PlayStationと比較しつつ開封してみた
さっそく入手したので(ちなみに筆者がプライベートで購入したソニーストア抽選販売分だ),初代PlayStationとの比較も交えつつ,簡単に紹介していきたい。
用意した初代PlayStationは1996年に発売されたSCPH-5500なので,ボックスについてはあまり比較対象として適さないが,ご容赦いただきたい。なおSCPH-5500のボックスは緑バージョン/赤バージョンと,これまたバリエーションがあったりする。
本体が最初期のSCPH-1000をモチーフとする一方で,収録ソフトは“成熟期”と言える1997〜1998年のタイトルが多い。「PlayStationの代表作」を集めた結果ではあるが,型番ごとのPlayStationをモチーフに筐体を作り,その型番に応じた発売年のタイトルを集めたバリエーションなどがあっても面白いのではないだろうか。SCPH-5000版やSCPH-7000版などにも期待したい。
SCPH-1000風のボックスは化粧箱で,その中からインナーボックスが出てくる。同梱物は,本体×1,コントローラ×2,HDMIケーブル×1,USB Micro-Bケーブル×1。USB/ACアダプターは同梱されていないので,別途用意する必要がある。
横に並べてみた。公称によると「本体は縦横で約45%,体積で約80%コンパクトに」という小ささだ。なお,色が若干薄めになっているように見えるが,初代PlayStationの筐体が経年劣化で黄ばんでいることは加味してほしい。
重ねてみた。せっかくなので一番上に置いた小さいPlayStationは,タカラトミーアーツから以前に発売されたカプセルトイ(SCPH-7000モチーフ)だ。
いろいろな角度から見ていこう。まずは正面と,右斜め前。
続いて背部と,裏面。裏面は放熱穴の位置が異なるが,これもSCPH-1000とSCPH-5000の違いによるもの。SCPH-1000だとシリアルナンバーのシールも含めて,そっくりなデザインとなっている。
酷使されてディスクドライブの弱ったPlayStationに与えられる姿勢,縦置き。プレイステーション クラシックにディスクドライブは搭載されていないので,どれだけ遊び倒しても,この姿勢にすることはないだろう。
本稿のほか,4Gamerでは別途ハンズオンなどのレポート記事を掲載する予定だ。
ちなみに,筆者は海外版のプレイステーション クラシックスも購入している。海外版は「鉄拳3」や「女神異聞録ペルソナ」が英語版になっているほか,「グラディウス外伝」や「ARMORED CORE」が収録されておらず,その替わりに「Grand Theft Auto」や「TOM CLANCY'S RAINBOW SIX」が収録されている。こちらも届くのが楽しみだ。
「プレイステーション クラシック」公式サイト
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