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「電車でGO! PLUG&PLAY」プレイレポート。14年の時を経て「電車でGO! FINAL」が“マスコン型ゲーム機”として復活
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印刷2017/12/16 00:00

プレイレポート

「電車でGO! PLUG&PLAY」プレイレポート。14年の時を経て「電車でGO! FINAL」が“マスコン型ゲーム機”として復活

 タイトーが2018年2月の発売を予定している「電車でGO! PLUG&PLAY」。今回,その試作機を借りることができたので,プレイレポートをお届けしたい。

 「電車でGO! PLUG&PLAY」は,2004年に発売されたPlayStation 2用ソフト「電車でGO! FINAL」をベースにした,Plug and Play型のゲーム機だ。詳しい製品仕様に関しては,発表時のニュース記事を参照してほしい。

 筐体のサイズはかつてのコンシューマ機用「電車でGO!」コントローラと同じで,250mm(W)×148mm(D)×125.5mm(H)。筐体の背面にはUSB Micro-B端子とHDMI Type A端子があり,それぞれ電源供給と映像&音声の出力に用いる。なお,商品にはUSBケーブルやHDMIケーブルは同梱されないので,これらは別途用意する必要がある。

筐体中央部の凹みは懐中時計の設置スペース。「電車でGO!」オフィシャル懐中時計の最新版は,TAITO TOYS MARKETなどで購入できる
「電車でGO! PLUG&PLAY」プレイレポート。14年の時を経て「電車でGO! FINAL」が“マスコン型ゲーム機”として復活
背部はUSB端子とHDMI端子。これを電源およびディスプレイにつなげば,それだけでゲームプレイの準備はOKだ
「電車でGO! PLUG&PLAY」プレイレポート。14年の時を経て「電車でGO! FINAL」が“マスコン型ゲーム機”として復活

 筐体の比較対象としてPlayStation用の「電車でGO!コントローラ」を用意してみたが,車内信号灯と振動機能が備わっているところやレバーの形状から考えると,ベースとなっているのはPlayStaion 2用の「電車でGO!コントローラ TYPE 2」だろう。ただし警笛ペダルはオミットされているので,警笛を鳴らす場合はCボタンを用いる。

「電車でGO! PLUG&PLAY」(左)と「電車でGO!コントローラ」(右)
「電車でGO! PLUG&PLAY」プレイレポート。14年の時を経て「電車でGO! FINAL」が“マスコン型ゲーム機”として復活
2018年に発売されるPlug and Play機と,1997年に発売されたPlayStation用コントローラ。並べてみるとなかなか感慨深い
「電車でGO! PLUG&PLAY」プレイレポート。14年の時を経て「電車でGO! FINAL」が“マスコン型ゲーム機”として復活

 収録されているゲーム内容は「電車でGO! FINAL」と同様,「運転乗務」「車掌乗務」の2種類で,運転乗務にはノーマルモードとエンジョイモード(スコア倍加などのアイテムの追加や減点評価の緩和が施されたもの)が存在し,そのほかCGモデルや実車の写真などを閲覧できる「ミュージアム」が搭載されている。ただ1人プレイ専用となったため,運転手/車掌となっての2人プレイには対応しない。

 登場車両は多岐にわたるが,元々の「電車でGO! FINAL」が13年(本機の発売予定時期からは14年)も前のレトロゲームと言えるタイトルなので,登場する車両も相応に古く,103系や201系,205系など首都圏では見る機会がなくなったものもある。かつて山手線を走っていた103系は,現在ではローカル線や支線などで働いていたりするので,地方のプレイヤーほど「これ近所を走ってるやつだ!」といった感動を覚えられるかもしれない。

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もちろん,首都圏で現役の車両も登場する
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 収録路線は,JR山手線,JR中央線,JR大阪環状線,JR京都線&JR神戸線の4種類。車窓の風景もやはり13年前のものだ。

 画面は解像度が720p,アスペクト比が16:9となった。画面が横長になったことでUIの占める面積が相対的に減少しているため,スッキリした印象だ。なお,ハードウェア的なスペックの影響なのか、全体的にパリッとしたビジュアルになっている。ここは好みが分かれるところだろう。

「電車でGO! PLUG&PLAY」(右)と「電車でGO! FINAL」(左)の比較。視界が広くなり風景を見やすくなった
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 筆者は普段,銃をバリバリ撃つゲームや乗り物を猛スピードで走らせるゲームをやったり,川崎重工業製の乗り物は鉄の車輪を複数持つ物より2つのゴムタイヤを持つ物の方に親しんでいたりするので,本作のようなゲームは正直言ってあまり馴染みがない。そのため最初は「駅に早く着いてもいけないのかよ!」と戸惑うところもあったが,神経を尖らせて指定された目標にアプローチするというルールに一種のトリップ感を覚えて,気付けばプレイに熱中していた。

 ゲームプレイは,ざっくり言うと「扉が閉まって車内信号が点灯したら発進→速度制限などの表示に従って進行→停車駅で停止位置に合わせて停車」の繰り返しだ。やることは多くなく,操作に用いるのも基本的には2本のレバーの操作だけなので,成功も失敗もレバー操作の緻密さに集約される。奥深さは相当なものだが,ちゃんと運行するというだけなら,コツをつかめばどうにかなるので取っ付きやすく,実機シム系のゲームに不慣れな人でも楽しめるだろう。
 運転の継続はライフ制(乗客の満足度を現す)となっていて,急ブレーキや速度超過をするとライフが減少していき,ゼロになると強制的に運転終了となる。「電車でGO! FINAL」より前のシリーズでのタイム制や,アーケード用の最新作「電車でGO!!」での評価制とは異なるスタイルだ。ちなみに途中で運転終了となってもコンティニューできるが,もちろんスコアは低くなる。

 4GamerではPC版「電車でGO! FINAL」のレビュー記事を12年前に掲載していたので,詳細なゲーム内容を知りたい人はこちらも参照してほしい。

「電車でGO! PLUG&PLAY」プレイレポート。14年の時を経て「電車でGO! FINAL」が“マスコン型ゲーム機”として復活

 「電車でGO! PLUG&PLAY」の価格は1万4800円(税別)となっていて,Plug and Play機としては高級品の部類に入るものだ。しかし,中古市場ではオリジナルの「電車でGO! FINAL」や「電車でGO!コントローラ TYPE 2」はけっこうな高値で取引され,FINALの内容を分割収録したPSP用ソフト「電車でGO!ポケット」シリーズもプレミア価格となっているので,それらを踏まえて本機を見れば「お買い得」と言える。

 「オリジナルをやり込んだプレイヤーが本機をあらためて買うべきか?」を問えば,それは微妙なところかもしれない。それでも,アーケードで稼働中の「電車でGO!!」から興味を持った人や,「学生時代に好きだったゲームを子供にも触ってみてほしい」というような人,懐かしいゲームを遊びたいという人には,それなりに勧められるものではないだろうか。

 本機はAmazon.co.jpおよびebten限定で予約を受付中だ。


「電車でGO! PLUG&PLAY」公式サイト

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