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[TGS 2014]インディーズから乙女ゲーまで。東京ゲームショウ台湾館に見る台湾ゲーム界の新潮流
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印刷2014/09/22 00:00

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[TGS 2014]インディーズから乙女ゲーまで。東京ゲームショウ台湾館に見る台湾ゲーム界の新潮流

 東京ゲームショウには海外からの出展も多い。なかでも例年「台湾館」と銘打たれた,台湾企業が集まってブースを出展しているスペースには,「これはそのまま日本でもウケそうだな」という作品から,「いったいなぜこんなものを作ったのか」という怪作まで,バラエティに富んだ作品が並ぶ傾向にある。
 今年はそんな中から,台湾のゲームシーンにおけるこれからのトレンドを象徴するようなブースを2つ,レポートしたい。


台湾のインディーズ事情が垣間見えるモバイル向けSRPG「Falsus Chronicle」


[TGS 2014]インディーズから乙女ゲーまで。東京ゲームショウ台湾館に見る台湾ゲーム界の新潮流
 1つめのブースは,HorngYeuan Digitalというゲームスタジオだ。「Falsus Chronicle」(ファルサスクロニクル)と銘打たれた同社の作品は,スマートフォンやタブレット端末向けの,いわゆるシミュレーションRPG的なゲームだ。
 戦闘に特化したデザインで,1つのゲームとして完成している戦闘が,シナリオとシナリオの間に挟み込まれるイメージか。日本でもこういった作品は多いが,昨今では「チェインクロニクル」などがこのジャンルに入る。

[TGS 2014]インディーズから乙女ゲーまで。東京ゲームショウ台湾館に見る台湾ゲーム界の新潮流

 Falsus Chronicleの戦闘は,俗にいう「アクティブターンバトル」で展開される。戦闘はリアルタイムで進行し,キャラクターが何かアクションをするたびにディレイ(待ち時間)が発生して,ディレイが終わるまでそのキャラクターは何もできない。行動ができるようになったキャラクターは,誰に・何をするかを決定し,行動を起こす。これを繰り返して,一定時間内に敵を全滅させれば勝利となる。

[TGS 2014]インディーズから乙女ゲーまで。東京ゲームショウ台湾館に見る台湾ゲーム界の新潮流

 キャラクターの成長,武器や防具といった装備品,パーティの編成(敵と味方と攻撃の相性)といった要素も当然ある。
 興味深いのは,クリアタイムをベースに決定される「戦闘評価」で,これによってシナリオの分岐が変化することだ。分岐の枝は,「ダライアス」のステージ経路図のような樹形図状になっていたのだが,これを見た限り,コンテンツの総量はかなりのボリュームといえるだろう。

[TGS 2014]インディーズから乙女ゲーまで。東京ゲームショウ台湾館に見る台湾ゲーム界の新潮流

 Falsus Chronicleはまだ開発中の段階で,2014年冬のリリースを目指して最後の追い込みに入っているとのこと。東京ゲームショウでも,日本のさまざまな大手メーカーの開発者が注目したようで,いろいろと改善のアドバイスを受けたそうだ。
 実際,現状のシステムではリアルタイム進行で結構忙しいこともあって,プレイ中の視線は,ほとんどインタフェースパネルしか見ていられない。それでちゃんとゲームがプレイできるのは良いことなのだが,せっかく可愛らしいキャラクターが動き回っているのに,ゲーム中にそれを見ていられないというのは残念なところだ。この点は今後の改善課題と理解しているようで,リリースまでに頑張って修正していきたいとのことだった。

 ちなみに,開発者は日本語に堪能で,ゲーム内のテキストも自分で日本語にローカライズしたとのことだが,やはりネイティブの日本人が見ると,若干の違和感がある。このあたりも,ゲームのテキスト翻訳を支援する企業のサポートが得られると,より日本でも受け入れられやすいように思える。

[TGS 2014]インディーズから乙女ゲーまで。東京ゲームショウ台湾館に見る台湾ゲーム界の新潮流

 さて,HorngYeuan Digitalというゲームスタジオは,いわゆるインディーズ系デベロッパである。2014年1月に開かれた「Taipei Game Show 2014」でも,インディーズコーナーに出展していた(関連記事)。
 これには,日本とは少し違った事情もある。台湾のゲーム産業は全体としての規模が小さいため,どうしてもインディーズ規模の企業になりがちなのだ。
しかし,インディーズゲームは世界的にも安定した盛り上がりになりつつある。台湾においてもまた,インディーズゲームが市場の一角を成しつつある。そんな予感を感じさせてくれる作品といえよう。

[TGS 2014]インディーズから乙女ゲーまで。東京ゲームショウ台湾館に見る台湾ゲーム界の新潮流


台湾で乙女ゲームをブレイクさせるか?

アイドル番組とタイアップした「Road to Star」


 2つめはisGAMEから出展されたゲームを取り上げる。正式なゲームタイトルは未定だが,プロモーション動画には「Road to Star」と表示されていたので,ここではその名前で話を進めたいなお,「画面撮影NG」ということだったので,ポスターの写真しか掲載できないことご了承いただきたい。

[TGS 2014]インディーズから乙女ゲーまで。東京ゲームショウ台湾館に見る台湾ゲーム界の新潮流

 Road to Starは,いわゆる乙女ゲームである。プレイヤーは複数のアイドルから1人を選び,会話したり,プレゼントを贈ったりすることで,好感度を上げていくという,よくある類のシステムといっていい。

 だが,Road to Starの大きな特徴は,中国のアイドルオーディション番組とタイアップしたゲームであるという点にある。
 つまり,実在する男性アイドルの卵たちがおり,彼らがイラスト化されてゲームに登場するという構図なわけだ。実写ではないのが,逆に「分かってるね!」と思わざるをえない。
 ゲーム内でアイドルキャラクターを応援すると,その応援は実際のアイドルに対する応援としてカウントされる。AKB総選挙的なものを,ゲームを通じても投票できる,というのが一番分かりやすい説明だろうか。これだけでもゲームが盛り上がることは容易に想像できる。

 システム面にも工夫が凝らされている。たとえば会話のシステムも,LINEのようなメッセンジャーアプリで会話するようになっている。やってることは三択から会話選択肢を選ぶだけなのだが,いうまでもなく臨場感が違う。「これで面白くなかったら嘘だろ」というほどの作り込みっぷりに,強い印象を受けた。
 ちなみに,ゲーム内で一定の到達点に達するとアイドルからプレゼントがもらえるのだが,プレイヤーに「本物のプレゼントが届く」のだという。なんというか,これはヒットする。ヒットするに違いない。

 中国のアイドル番組とのタイアップということで,ローカライズしたとしても日本でブレイクする展開は考えにくい。しかし,台湾でも乙女ゲームがブレイクする,そのきっかけになる可能性は大いにあるのではないだろうか。


日本の流行が1〜2年遅れで伝播する台湾ゲーム界


 台湾のゲーム関係者と話をしていると,しばしば「台湾のゲームシーンは,日本ではやったものが,だいたい1〜2年後にブレイクする傾向がある」という言葉を聞く。
 現在それを強烈に示しているのが「神魔之塔」というゲームで,「パズル&ドラゴンズ」のフォロワーといえる作品だ。神魔之塔は2013年末頃から大ヒットを続けているそうで,台北市の中心部ではビルの壁面をまるごと使った巨大ポスターが貼られていたりする。

 この法則が正しいとすれば,インディーズゲームの成功や乙女ゲームの定着といったムーブメントが,今年から来年にかけての台湾で起こっても不思議ではない。その徴候はすでに見えている。改めてそれを感じさせてくれたのが,TGS 2014での台湾館だったように思う。

4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト


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