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「Lunar Strike」は,2119年に人類最後の砦となった月面の南極基地を舞台とするシングルプレイ専用のアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは若き記録保管人(アーカイブ担当)のボー(Bo)となり,滅びゆくコロニーの科学的・文化的・個人的な記録をデジタルアーカイブ化する任務に就く。しかし,基地内で発生した何者かによる破壊工作により,任務はやがて生存をかけたものへと変貌していく。
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本作の大きな特徴は,徹底した“ハードSF”へのこだわりだ。ゲーム内では現実の物理法則が反映されており,地球の6分の1の重力下での挙動に加え,月面着陸船やローバーの推進力,人体に悪影響を及ぼす月の砂の毒性までもが再現されている。
さらに,フォトグラメトリやLiDARスキャンなどの最新グラフィックス技術を用いることで,ゲーム中で描かれる月面やチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の地表が高い忠実度で描写されている。
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ゲームプレイではバトルアクションを排し,酸素や電力,時間を管理しながら探索とデータ収集を進めていく。どの知識を残し,何を捨てるかというプレイヤーの選択がアーカイブの内容とコロニーの結末を左右するマルチエンディングが採用されている。
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なお,「Lunar Strike」は,文化遺産のデジタル保存を行う非営利団体「The Arc/k Project」との連携によって開発が進められている。クリエイティブ・ディレクターのブライアン・ポープ(Brian Pope)氏は,アルテミスIIミッションの成功を受けて「人類の月探査における新たな黄金時代」に言及し,本作を通じて技術利用や文化保存,さらにはポスト・ヒューマンといった哲学的テーマを問いかけたいとしている。
Steamストアページの情報では,現時点で英語のみの言語対応となっている。気になる人はウィッシュリストに登録しておきつつ,まずは5月に配信予定の体験版でその手触りを確かめてみよう。

























