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移動はGoogle ストリートビューを使用。北海道を旅するADV「路地を曲がれば〜北辺輪景〜」,9月30日に無料配信決定
本作は,北海道を舞台にしたビジュアルノベル「路地を曲がれば」シリーズの2作目だ。前作「路地を曲がれば〜海峡の故郷〜」と同様に,ゲーム内でGoogle マップとGoogle ストリートビューを使用している。
作中における移動は,主にストリートビューで行い,星マークのある場所でイベントボタンを押すと,「イベントモード」に移行してキャラクターとの会話を楽しめるという。
ストビューモード |
イベントモード |
なお今回は,28歳で無職の主人公・喬久(たかひさ)が,中学2年生で不登校の悠斗(ゆうと)とともに,留萌から稚内までのルート(オロロンライン)を自転車で走ることとなる。重すぎず軽すぎずの人情ものとして,男二人の旅を描いているとのこと。
詳細は,以下のリリース文をチェックしてほしい。
「路地を曲がれば」公式サイト
「路地を曲がれば〜北辺輪景〜」
タイトル
『路地を曲がれば〜〜』です。
前作の『路地を曲がれば〜海峡の故郷(かいきょうのまち)〜』の続編で、『路地を曲がれば』ゲームの二作目となります。
『北辺輪景』は私の造語です。意味は単純に、北の果てを自転車で移動しながら見る景色、くらいの簡単なものです。
コンセプト
「トラベルコミュニケーションゲーム」というスーパーニッチジャンルです。
20年以上前に「北へ。」という全2作のシリーズのコンセプトを引き継いでいます。ただ、ゲームシステム的には「風雨来記」というゲームに近いです。
現実に存在する場所を舞台とし、googlemapとgooglestreetviewを利用しているというのが最大の特徴です。
ゲームの雰囲気が伝わるOPmovieとPVをyoutubeで公開しております。
ゲームの提供方法
前作はsteamやandroidアプリで500円で販売しましたが、今作は「路地を曲がれば」公式サイトから無料でプレイできるブラウザゲームにする予定です。ネットに接続して指定のURLに飛ぶだけで簡単にプレイ可能です。
前作を有料にしたのは主にgooglemapをゲームに利用するとユーザーの利用回数に応じて従量課金になっているためであり、多額の請求がこないようにあえてプレイヤーをしぼる狙いもあったためです。前回のプレイ状況を見ていて、これなら無料で提供しても良さそうだと判断しました。
ゲームシステム
主に「ストビューモード」と「イベントモード」で進行します。
a)ストビューモード
- 左側のgooglemap画面
地図を表示します。黄色い人がいる場所が今の右のストリートビューの場所です
- 左の地図の星マーク
ここに到達すると画面にイベントボタンが現れ、押すとイベントモードに入ります。
- 左上の「移動」ボタン
全部を右のストリートビューで移動するのは大変なので、押すと地図上好きな場所に移動できます。
- 左上の「現在地」ボタン
左の地図を右のストリートビューの地点に戻します。
- 右側のstreetview画面
通常のストリートビューと同じように操作できます。
- 右上の「セーブ・ロード」ボタン
ここからセーブ・ロードをできます。
- 右上の「バックログ」ボタン
バックログを表示します。
b)イベントモード
- 画像全体
ストリートビューの360°ビューパノラマシステムを利用しています。ドラッグすることで360°向きを変えることができます。
- 上の「NEXT」ボタン
会話ログを次に進めます。
- 右上の「バックログ」ボタン
こちらを2回押すとキャラクターとメッセージウインドウを消すことができます。景色をじっくり楽しみたい方向きです。
背景のみモードで向きを変えた図
設定・背景
28歳の主人公である喬久(たかひさ)と中学2年生の悠斗(ゆうと)の男二人の自転車旅です。この説明だけでむさ苦しいですが、重すぎず軽すぎずの人情ものになるよう意識しました。
不登校の親戚の男の子の変化のきっかけとして頼まれて一緒に旅をすることになり、旅を通してお互いが成長していくって感じが大筋です。
舞台は自転車で北海道の留萌から稚内までを走る旅になります。ライダーに人気のオロロンラインというコースです。
登場人物
主人公 喬久(たかひさ)
28歳の無職です。半年ほど前に仕事を辞めて実家に帰ってブラブラしています。無職であることに引け目はあるものの、貯金もあるし実家暮らしで支出は少ないしでダラダラと転職活動を先延ばしにしています。
かつては有名大学から有名企業に就職した典型的エリートコースだったのが一気に人生のレールを踏み外したタイプです。無職状態なので暇なら親戚への協力くらいはしなさいと言われ、渋々ながら悠斗と定期的に会って勉強を教えたりしています。
学生時代には趣味で頻繁に自転車で日本全国を旅していました。(プレイヤーの視点として立ち回るのでエピローグまでは外見は不明です)
悠斗(ゆうと)
中学2年生です。半年以上学校に行っていない不登校少年です。
一人っ子なのもあって家庭はわりと裕福です。当然ですが、両親は不登校なことをすごく心配しています。
元来は優等生タイプで、サッカーが得意で成績も優秀でした。なので、主人公はなぜ悠斗が学校に行かなくなったのかを不思議に思っています。
序盤はやや表情が固いですが旅を進めるほどに明るくなっていき、中盤からは年上の主人公をイジる場面がたびたび登場します。繊細だけど元来はすごく明るい子という、ちょっと矛盾がちだけど、実際にけっこういるタイプだと思っています。
他にも登場人物は5名程度いますが、あくまでサブキャラで台詞のみの登場です。
「路地を曲がれば」公式サイト
- 関連タイトル:
路地を曲がれば〜北辺輪景〜
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