「おねがい社長！」の世界累計収益が2億ドル（約300億円）を突破。日本のモバイルシミュレーションゲーム市場において3年連続で収益トップ

　データや分析環境を提供するSensor Towerは本日（2024年2月14日），スマートフォンアプリ「おねがい社長！」（iOS / Android）の分析レポートを公式ブログ（外部リンク）で公開した。


※掲載画像はSensor Tower公式ブログより

　本作は，香港のIYAGAMESが2020年7月から配信中の経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーはゲーム内で社長となり，店舗を購入したり人材を配置したりして，事業を拡大していく。グラフィックスはリアル調で，実在の女性タレントが人材としてゲーム内に登場するコラボイベントが頻繁に開催されている。

　Sensor Towerのデータによると，本作の世界収益はリリースから2024年1月までに2億ドル（約300億円）を突破したという。また本作は，日本のモバイルシミュレーションゲーム市場において，2021年から2023年までの3年連続でトップの収益を記録している。


　なお，Sensor Towerはシミュレーションゲームを「シミュレーター」「サンドボックス」など6つのジャンルに分類しているが，本作のジャンルである「タイクーン／クラフト」は日本での人気が非常に高い。

　2023年の日本のモバイルシミュレーションゲーム市場全体の収益は約3.2億ドル（約480億円）だが，そのうち「タイクーン／クラフト」は約67％を占めている。そして本作の収益は，同期間において「タイクーン／クラフト」ジャンル全体の収益の約25％に相当するとのこと。


　また同ジャンルの「タウンシップ」や「商人放浪記」と比べ，本作のプレイヤーは平均年齢が40歳と高く，女性比率が40％未満と低いそうだ。


　Sensor Towerは本作の堅調な収益の要因として，貴島明日香さんら有名タレントとのコラボや，2023年の夏頃から生成AIを活用した広告を展開し，それが話題になったことを挙げている。
　レポートの全文は，Sensor Towerの公式ブログで確認してほしい。

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