2025年3月5日,天空は,AYANEOの携帯型ゲームPCの新製品「
AYANEO 3」を6月中旬に国内発売すると発表した。本製品は,ゲームパッド部分が着脱可能なモジュール式となっており,好みやプレイするゲームのジャンルに合わせて交換できるのが見どころだ。
AYANEO 3
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すでに予約の受付を開始しており,製品ラインナップと税込価格は以下の通り。なお,3月17日までに予約すると,通常価格から割引となるキャンペーンも実施するという。
●Ryzen AI 9 HX370搭載モデル
- メインメモリ容量64GB,内蔵ストレージ容量4TB,有機ELディスプレイ搭載,本体カラー:レトロパワー,31万8000円(早期割引き価格:30万2100円)
- メインメモリ容量64GB,内蔵ストレージ容量2TB,液晶ディスプレイ搭載,本体カラー:レトロパワー,28万8000円(早期割引き価格:27万3600円)
- メインメモリ容量64GB,内蔵ストレージ容量2TB,有機ELディスプレイ搭載,本体カラー:スターリーブラック/スカイホワイト,27万8000円(早期割引き価格:26万4100円)
- メインメモリ容量32GB,内蔵ストレージ容量1TB,有機ELディスプレイ搭載,本体カラー:スターリーブラック,22万3000円(早期割引き価格:21万1850円)
●Ryzen 7 8840U搭載モデル
- メインメモリ容量32GB,内蔵ストレージ容量1TB,有機ELディスプレイ搭載,本体カラー:スターリーブラック,16万8000円(早期割引き価格:15万9600円)
●専用コントローラーモジュール
本体カラー:レトロパワー/スターリーブラック/スカイホワイト,
1万9800円(早期割引き価格:
9900円)
AYANEO 3は,2024年11月にAYANEOが発表した製品(
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AYANEO 2」や「
AYANEO 2S」の後継となる次世代のフラグシップモデルで,冒頭でも紹介したように,ディスプレイの左右にあるアナログスティックやボタン部分が着脱可能なモジュール式となっている。
ゲームパッド部分がモジュール式で,交換可能となっている
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標準で装着しているのは,左アナログスティックとD-Pad,右アナログスティックと[A/B/X/Y]ボタンを搭載したモジュールの2種類だ。このほかにも別売りでタッチパッドを備えたモジュールや,6ボタンを備えたモジュールなどを用意している。
モジュールの種類
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別売りの「専用コントローラーモジュール」セット
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AYANEO 3の下側面にあるボタンを長押しする,もしくはAYANEO独自の総合設定ソフトウェア「AYASpace 3.0」から操作すると,モジュールがポップアップして外れる仕組みだ。AYANEO 3本体とモジュールは,ポゴピンで接続する方式で,ゲームをプレイしている最中でも再起動なしで交換できるという。
AYANEO 3の下側面。USB4ポートの左側にあるのが,モジュールの取り外しボタンだ
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モジュールが少し浮き上がっているのが分かるだろう
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モジュールの向きを入れ替えることも可能なのもポイントだ。たとえば,左右のアナログスティックが非対称のXbox風レイアウトだけでなく,対称のPlayStation風レイアウトにも配置できる。ボタンへの機能割り当てもAYASpace 3.0から設定可能だ。
ボタンの位置も交換できる
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背面のグリップ部分に拡張ボタンを備える。また,左右トリガーの押し込む深さを調整する切り替えスイッチもある
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AYANEO 3は,多くのモデルでディスプレイパネルに,7インチサイズで解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート144Hz表示の有機ELパネルを採用。ただし,レトロパワーでは,最大120Hz表示の液晶パネルを採用したモデルも用意する。
有機ELパネルは輝度が高いことに加えて,色域の広さが特徴だ。一方の液晶パネルは,標準で横長のパネルを使うのがポイントで,古いゲームをプレイするときにも表示が崩れにくい。プレイする頻度の高いゲームジャンルに応じて選ぶといいだろう。
AYANEO 3のディスプレイパネル
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有機ELディスプレイ(上)と液晶ディスプレイ(下)の比較。正面から見ても,有機ELディスプレイの鮮やかな表示が目立つ
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斜めから見ると,その差がさらにはっきりと分かる
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搭載CPUは,AMD製ノートPC向けCPU「Ryzen AI 9 HX 370」,または「Ryzen 7 8840U」を採用する。このうち注目したいのは,Ryzen AI 9 HX 370で,Zen 5cアーキテクチャをベースとした12コア24スレッドのCPUコア,RDNA 3.5アーキテクチャベースの統合GPU「Radeon 890M」を備えており,従来製品と比べて高い性能を発揮するという。天空の検証では「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」において,画面解像度1280×720ドット,画質設定「最低」で1万7470, 画面解像度1920×1080ドット,画質設定「中」ではスコアが1万560というスコアを達成したそうだ。
他社製の携帯型ゲームPCを含めたモンスターハンターワイルズ ベンチマークの結果
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このほかに従来製品からの強化ポイントとして,新型の振動モーターの採用とスピーカーの配置変更,バッテリーを経由せずに直接充電器からPC本体に給電する「バイパス給電」への対応も挙げられよう。
インタフェース類は,USB4×2,OCuLink×1,microSDカードスロット,4極3.5mmミニピンヘッドセット端子などを備える。
AYANEO 3の上側面。中央にUSB4とOCuLinkがあり,その右側に音量調整ボタンと指紋認証センサー内蔵の電源ボタンを搭載する
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